遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

僕のコーヒーが誰かに届くとき

2024-08-20 | 写真
たまたま、見たドキュメンタリーが素敵で、こんな事って
あるのかと、放心。


熊本の珈琲店

珈琲に、出会い
珈琲に魅せられ
バリスタになる
修行に出た、愛息。
30歳になったら、
熊本に帰って
自分の珈琲店を作るのが
夢だった。

2019年7月19日
29歳の時
生珈琲豆を
納品に来たトラックが、
運転ミスで、突然バックし、
壁に挟まれ、亡くなった。

両親は、悲しみのどん底に。








息子の夢を聴いていた母は
夫と共に、息子の夢を
辿ることに。
父は仕事をやめて
バリスタの修行に。
息子の生前は、珈琲を
飲んだことさえ無かったのに。

店の横には
子どもが遊べる公園も作った。


この喫茶店には、
遠くから訪ねてくる人が居る。
大切な人を亡くし
心の整理が出来ない人が
胸の内を語る。

いつの間にか
平静を取り戻して
新たに歩き始める。






亡くなった息子さんが
ちゃんと生きている。
息子を知る人たちが
展示会を開いた。

大事な人を亡くした人が
娘や息子の夢を
語り合う催し


娘を交通事故で亡くした
両親は、晩白柚(ばんぺいゆ)
農家だったが、
仕事が手につかなくなった。
しかし、珈琲店の夫婦が、
息子の友人のジャムを作る
人を紹介したら、晩白柚の
美味しいジャムができた。

今は、立ち直り
生き生きと農業を
続けている。



なんて、素敵な出来事。

ホスピスへ
出張し
珈琲を入れる
これも、亡くなった息子の
夢だった。
患者さんの
目の前で
美味しいコーヒーを淹れる。

息子の夢を
両親が実現している
素敵な出来事。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする