前ウルグアイ大統領、ホセ・ムヒカ氏、来日 特別番組を観ました。
世界一貧しい大統領として話題になりましたが、よくよく聞いてみると
貧しいのではなく、『世界一豊かな』大統領だとわかりました。
清貧で、給与の90パーセントを国に寄付してしまい財産といえば
古いドイツ車1台。
国民に、愛され、尊敬され慕われたすごい人なのです。
以下は、ホセ・ムヒカ氏の言葉の引用です。
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★貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ
★発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。
愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、
そして必要最低限のものを持つこと。
これらをもたらすべきなのです。
★私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
幸せになるためにこの地球にやってきたのです。
人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
出典リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)
★人は物を買う時は、お金で買っていないのです。
そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのですよ
★もっと良い世の中の目指すということは中古車を集め、
乗客率を倍にするということではありません
★人間はもっと良い暮らしを持つためにものが必要なのですが、それを達成するために
消費と仕事をどんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費主義社会に
イエスと言ってはいけない
出典ムヒカ大統領のインタビュー:消費主義社会について | Hana.bi
★若い人には恋する時間が必要。子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。
働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。
職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、いつの間にか老人になってしまうよ。
★お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです
彼らは政治の世界では危険です。お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、
富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです