2011年の映画を、昨夜テレビで観ました。
子どものけんかのことで 両親が集まり
解決策を語り合ううちに とんでもない事態になります。
実力俳優が四人だけで展開していくのですが
さすがの出来映えです。
ケイト・ウインスレット
ジョディ・フォスター
クリストフ・ヴァレリー
ジョン・C・ライリー
好きな女優さんの演技に引き込まれました。
男たちの姿も 興味深いものでした。
夫婦は子どもをかすがいとして、その関係を深めていくわけですが、
何か面倒な事が起きると、 むき出しの本性が出てきて、
空虚が広がったり、不信感が生まれたりするのですねえ。
いつも平和ではいられないから、
どこの夫婦でも多かれ少なかれ出会う違和感を
少しずつ描き出した映画です。
相手の態度にいらだつのだけれど
穏便に、感情を抑えていく
でも これは違うだろうという態度を 相手の中にみる。
子どもの暴力事件から
お互いの人間性まで切り込んでいく。
見ている私たちは、いつの間にかその話し合いに参加している・・・
いやあ すっきりした。