eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

日経新聞の電子版

2010-01-26 16:03:50 | 読書/新聞/映画など
日本経済新聞は今春、「日本経済新聞 電子版」を創刊する。

日経本紙の記事はもちろん、紙にない情報、機能も満載したまったく新しい媒体と発表されています。

最新ニュースや解説が24時間、パソコンでも携帯電話でも読めることになります。

検索、保存なども簡単にでき、知りたい情報にいつでもどこでもアクセスできるので、かなり便利ですね。

ネットは、情報や知識の世界をますます大きく包み込んでいっています。その核心にeラーニングがあります。


万葉集の講演

2010-01-24 21:21:00 | 島の生活
昨日、今日と2日にわたって、八丈島で、中西進先生の万葉集のご講演を聴いた。第58回目の島民大学です。七島信用組合の会場に70名以上が参加する盛況でした。

きょうのお昼の先生との昼食懇談会にも参加させていただきました。

万葉集4516首のなかから、先生が40首をえらばれ、またそのなかの4首の特選がありました。愛の歌、自然の歌、旅の歌・・・・。

締めくくりの先生のお話は、万葉集を知ることは、いのちにふれること、万葉集のこころは、いのち輝くものの尊重であり、万葉集の特徴は、いのちの輝きにむかうことだとお話されました。

そして、「生命」と書いて「いのち」とかなをふってはいけないのだと。いのちは、生命とちがう。死んでもいのちは続き、生命があってもいのちがないこともあると。

大和ことばの万葉集には、愛をひとつとっても、西洋文化とまったくちがう概念と深みがある。自然と人間の生き方は、「のように」ではなく、まさにおなじものになっている。

宮本常一は、闘病生活のなかで、万葉集の半分は覚えてしまったと言っています。また、旅する巨人といわれた民俗学者のかれも、民衆の生活にふかくわけいる、いのちの輝きをもとめる旅をしたと語っています。






白兎が走る

2010-01-23 15:45:19 | 島の生活
八丈島のわが家庭から、黒潮の太平洋が見渡せます。

きょうは、一面に白波がたっている。地平線もでこぼこで、紺碧のうみに白兎が走っています。

海の本を読んでいると、漁師さんたちの「白兎が走る」という言葉によくであいます。冬の鳥取の白兎海岸にたつと、その言葉が実感になります。フカに生皮をはがれた因幡の白兎です。

気象庁によれば、きょうの八丈島近海の波の高さは3メートルです。

たくさん本を抱え込んで、読書三昧中。最近、読書量がふえつつあります。いま、ニーチェ、リルケ、フロイト、ルー・ザロメ、ゲーテなどに集中しています。それに、老子を読み始めたところです。宮本常一も継続して多数読書中。東南アジア史は、5冊ほど読んで、当面はあと3冊ほどでいったん終息します。今後、中国の古典の読書が増えそうです。それと万葉集関係。数学や宇宙物理学などは、依然としてメインテーマのひとつです。古代史も。


バーンズアンドノーブル nook

2010-01-22 15:09:23 | eLearning
機能を強化し発展している読書端末は、eラーニングの将来にも大きな影響を及ぼします。以下、アマゾンのキンドルに対抗して、米国の最大の書店チェーンが昨年12月に発売したnookについて概略をみたい。

情報は、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.1.22 ━

ビジネスを創造する次世代メディア情報マガジン
***** Impress R&D ウィークリー (毎週金曜日発行)*****
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にもとづいています。

■バーンズアンドノーブル nook
・操作性
画面はふたつあり、電子ペーパーを表示するメインスクリーンとその下に横長に配置された液晶画面(タッチスクリーン)を搭載しており、液晶画面は操作部として使われる。

・コンテンツの購入
通信機能を用いて、端末上で直接、書籍リストを表示して購入できる。自社の電子書籍サイトから100万タイトルの書籍が利用可能。ほかに、グーグルBook Searchから無料の100万点以上のEPUB書籍、World Public Libraryから50万点以上のPDF書籍、COOLERBOOKSから30万点以上のEPUB書籍が購入できるほか、feedbooksやfictionwiseなどからも書籍を入手できる。

・通信機能
3GとWiFiを搭載している。

nookは、まだ入手していません。アマゾン Kindle 国際版は、いろいろ使ってみています。


eラーニングの多様化

2010-01-22 13:19:39 | eLearning
昨年以来、eラーニングの多様化については、くりかえし書いてきました。また、読書端末などの動向にもふれてきました。

実際、このeラーニングの多様化は、ネットラーニングの売り上げの構成にも大きく反映しています。

とくに、昨年後半以降は、LMS関連の売り上げの増加が目立っています。多様化にともなう新しいニーズがどんどん拡大しているようです。

LMSは、ご購入いただくのではなく、ネット上でご利用いただくケースがほとんどです。


女性社員25%が産休

2010-01-21 15:35:32 | NetLearning Group
この1年間以内に産休から復帰した社員、現在産休中の社員、もうすぐ産休にはいる予定の社員は、あわせてネットラーニング・グループ総数の10%になります。

現在、女性社員の比率は40%程度ですから、4人に1人が、最近産休をとっているか、とる直前ということになります。今後も産休取得者は続きそうです。

残念ながら、男性社員の産休取得はまだありません。

ネットラーニング・グループは、ワークライフバランスに力をいれています。残業もゼロをめざし、時間単位有休や誕生日休暇、リフレッシュ休暇・研修休暇なども充実しています。とくに、月3回ある5時に帰る日は、定時の6時より1時間前に仕事を終えるというユニークなものです。

わたしたちは、ベンチャー精神をもった果敢な働き手に働きやすい環境を提供したいと考えています。働きやすい環境だけを求める人は、求めていません。




きょうは、大寒

2010-01-20 21:53:05 | 読書/新聞/映画など
大寒の
父の瞳に
似たりけり

高校の教科書に加藤楸邨(かとう しゅうそん)の俳句がのっていました。
1905年(明治38年)5月26日 - 1993年(平成5年)7月3日)、俳人、国文学者。
俳誌『寒雷』を創刊し主宰となる。『寒雷』からは金子兜太、森澄雄、古沢太穂、田川飛旅子、石寒太、今井聖など多様な俳人が育った。
その多さと多様さとから、これを「楸邨山脈」というそうです。

最初の俳句は、この加藤楸邨が、わたしが生まれたときに父に贈ってくれたものです。

大寒で思い出しました。


朝の水泳皆勤

2010-01-20 09:06:55 | Life in Tokyo
週日の毎朝1キロ水泳、今年も初日をのぞいて皆勤です。

きっかけは、9年ほど前、サンフランシスコの丘の上のホテルで朝の街を見下ろしながらふと思いついたことでした。

いまは、プールから会社まで徒歩2分ほど。

水のシャワーを浴びて出社するのは、冬の日にはとくに快適です。身体がひきしまって、ぽかぽかしています。






中学校の同窓会

2010-01-19 21:03:31 | Life in Tokyo
中学校の学年の同窓会に出た。

当時、45人くらいのクラスが1学年に3つあった。小学校から中学校まで同じ学校で、9年間いっしょに学んで遊んだ。

その130人あまりのうち20人近くがあつまった。京都の学校なのに、東京でこれだけ集まる。

このくらいの年になると、夜より昼間のほうが集まりやすい。みんな不思議に面影を残している。あまりかわっていない。

先日、大学の寮で同じ部屋だった仲間の同窓会をやろうという連絡もあった。40年以上あっていない友人とも再開する。駒場の近くに泊まり込んで、徹夜で語り明かそうという。

昨日ルー・ザロメの回想録を読んでいたら、「青春に成長する」という言葉があった。


蘇我氏と岸田氏

2010-01-19 20:59:23 | 読書/新聞/映画など
古事記にでてくる最初の10大氏族に、岸田朝臣がふくまれている。

氏族の祖といわれる武内宿祢からわかれた7氏族のひとつにも岸田氏がふくまれている。

蘇我宗家は、馬子から4代にわたって権勢をほこった蘇我林氏。蘇我3氏族の蘇我石川氏も大化の改新の後、結局謀反の疑いをかけられて滅ぼされた。のこる蘇我岸田氏は、その後の歴史で目立った動きはない。

蘇我3氏族のひとつ蘇我岸田氏の根拠地は、日本最古の道といわれる山の辺の小道の天理市岸田町として地名を残している。大和のもっとも神聖な磐余にちかい。箸塚古墳の付近だ。

そして中国地方の各地にも地名の痕跡をのこしている。

それにしても、蘇我というのは、奇妙な名前だ。我、蘇る。大和言葉の名前ではない。

たまたま岸田氏を古代史にみつけて、興味をもっている。