eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ネットビジネスの大きなチャンス

2008-11-11 10:01:35 | Internet and mobile
クラウド・コンピューティングは、いまいちど、ネットビジネスの大きなチャンスの波を呼び起こしている。

今後めざましく急成長して、ネットビジネスの主役級におどりでる企業もでてくるだろう。

その可能性を秘めた起業が、米国には多数みえる。われわれにも、無数のビジネスモデルが思い浮かぶ。

しかし、日本では、独創的な起業がほとんど見当たらないのが残念だ。

もし、いまゼロから起業するという環境が与えられるならば、すぐにでも西海岸へ飛びたいところだ。半年か1年、住む。

まったくの新事業を立ち上げる立場にないのは残念だが、eラーニングにも、おなじようなビジネスチャンスが訪れているのは間違いないだろう。eラーニングの飛躍のためにも、可能なら米国西海岸に住みたいところだ。米国のeラーニングから学びたいわけではない。米国のネットビジネスの新しい波に飛び込みたいからだ。


一般休業者向けサービスを開始

2008-11-10 13:49:57 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
以下、メルマガからの引用です。

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介護・私傷病などの休業期間をブラッシュアップの期間へ
   wiwiw(ウィウィ)、一般休業者向けサービスを開始
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ネットラーニンググループの株式会社wiwiw(ウィウィ)では、従来の育児休業者
の職場復帰支援サービスの提供に加え、介護・私傷病などの一般休業者向け
のサービスを11月4日から開始いたしました。

 ▼wiwiw 一般休業者向け職場復帰支援サービス
 https://www.wiwiw.com/g/

約300社の企業・自治体の既存ユーザー様をはじめ、多方面より、一般休業者
向けにも同様のサービスを提供したいとのリクエストをいただき、wiwiwの利便性
をそのままに、対象者の枠を大きく広げました。

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一般休業者向けサービス
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 ●24時間電話相談
 ●オンライン講座(56講座、受け放題)
 ●インフォメーション(日記、スケジュール、講座プラン機能)
 ●コミュニケーション(企業専用掲示板、上司との交換メールなど)
 ●携帯電話サービス(ケータイ家庭の医学、掲示板投稿機能など)

  *メンタルヘルスはサポート範囲ではございません。




晴耕雨読

2008-11-09 21:10:47 | 島の生活
前にも書きましたが、「晴耕雨読」とは、晴れた日には本を読む時間などないという意味であることを知りました。

晴れた日には、畑の作業や草取りで、しなければならないことがほとんど無限にあります。逆に、雨の時には本を読むくらいしかやることがありません。

この土日、八丈島はほとんど雨でした。ガルブレイスの『大暴落 1929』を久しぶりに読み返しました。昼から温泉にはいるぜいたくも。

ぜいたくといえば、結婚したてのころ、唯一つのぜいたくは、週に1回買う1個のレモンと『週刊漫画サンデー』でした。レモンティを飲みながら、連載マンガを読むのが至福のときでした。

たぶん、土日をのぞいて現在の毎週の唯一つのぜいたくは、火曜日に帰り道で白のグラスワインを一杯飲むこと。片手に本をもちながら。

このくらい1日中雨だと、飛行機の欠航が心配になります。幸い、きょうは全便無事に飛びました。むしろ、都心にはいってから、JRがいくつかのトラブルで、たびたび遅れました。




活用事例:セミナーのご案内

2008-11-06 16:32:40 | eLearning
[1] 『情報セキュリティ対策教育事例紹介セミナー』セミナー
    ~新日本製鐵様における情報セキュリティ対策とeラーニングの活用~
   
本セミナーでは、新日本製鐵社の事例をもとに、継続的な情報セキュリティ対策
教育へのe-ラーニング活用術についてご紹介します。

■開講日時: 2008年11月28日(金) 13:30~16:30(受付開始 13:15)

■場所: 新宿ファーストウェスト3階会議室(AB)
       【地図】 http://www.first-west.jp/map.html

■定員: 100名   *定員になり次第締め切らせていただきます

■ゲスト講演: 新日本製鐵株式会社
           業務プロセス改革推進部ITグループ
           マネジャー  吉留 徹 氏

■内容: 新日鉄のeラーニング導入の経緯と運営上の留意点
         ・ 導入経緯
         ・ eラーニングのPDCA
         ・ eラーニングコースデモ   ほか

■お申込方法: 下記リンクよりお申込ください。
           http://www.netlearning.co.jp/hojin/seminar/ad_45.asp

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[2] 『効果的なコンプライアンス教育事例紹介』セミナー
   ~日本マクドナルド社とプリンスホテル社におけるコンプライアンス社員研修~

本セミナーでは、日本マクドナルド社とプリンスホテル社の事例をもとに、継続的な
コンプライアンス教育へのe-ラーニング活用術についてご紹介します。

■開講日時: 2008年12月2日(火) 13:30~16:30(受付開始 13:15)

■場所: 新宿ファーストウェスト3階会議室(AB)
       【地図】 http://www.first-west.jp/map.html

■定員: 100名 *定員になり次第締め切らせていただきます

■ゲスト講演: 株式会社プリンスホテル  
           コンプライアンス部
           課長補佐  尾瀬 真澄 氏

          日本マクドナルド株式会社
           コンプライアンス本部 法務部
           マネジャー  野口 英一 氏

■内容:  ・ 導入の経緯、理由
       ・ 2007年バージョン、2008年バージョン
       ・ 問題点
       ・ eラーニングコースデモ
       ・ 今後のeラーニング活用 ほか

■お申込方法: 下記リンクよりお申込ください。
           http://www.netlearning.co.jp/hojin/seminar/ad_46.asp



降りしきる雨の校庭で

2008-11-06 16:10:33 | 島の生活
降りしきる雨の校庭の真ん中に、女の子が1人立っていました。

なにか、とてもうれしそう。

見た時には、もう、その場所にいました。ずっと、そこにいました。

そこは、島の学校。小さな島のまわりは、ずっと海です。さらに、地球があり、宇宙がある。

雨が降りしきっていました。


2009年春期版 基本情報技術者試験 合格総合コース

2008-11-06 13:15:53 | eLearning

「2009年春期版 基本情報技術者試験 合格総合コース」、
「2009年春期版 基本情報技術者試験 徹底演習コース」
を開講しました。
紹介のページをご覧ください。

2008年秋期 初級シスアド試験解答速報を掲載しました。詳細をごらんください。

2008年秋期 基本情報技術者試験解答速報を掲載しました。詳細をご覧ください。

情報処理技術者試験 試験制度改正について。40年ぶりとなる改定です。





『クラウド化する世界』

2008-11-05 13:17:59 | Internet and mobile
インターネットビジネスの構造が、さらにかわろうとしている。「クラウド・コンピューティング」が注目されています。

ニコラス・G・カー『クラウド化する世界』 翔泳社、2008年10月9日刊、2000円+税

原題に、「クラウド」は入っていない。翻訳書のタイトルにひかれて買った面があるが、内容は期待外れではありません。

最初に発電所の話がでてくる。産業社会にはいって、各地に工場ができたときに、最大のなやみのひとつは、動力でした。蒸気機関から、さらに電力へ。各工場が自前の発電所をもつのはあたりまえでした。画期的な発明をしたのはエジソン。いくつかの工場にまとめて電力を供給する発電と配電をおこない、発電機から電灯などにいたるシステムの各部分の発明もしました。

そのエジソンをこえるビジネスモデルを生み出したのは、エジソンの片腕の男インサルです。

交流電流が発明され、新しいビジネスモデルの可能性をみたインサルは、中央発電所の建設に踏み切ります。エジソンがこだわる直流では、シカゴに数十の発電所が必要です。しかし、発電所は、中央発電所ひとつでいい。

各工場に私設発電所があった段階では、資源の無駄遣いでした。

この著者は、各企業が自前のソフトプエアを持つ状況から、インターネットでソフトを利用する方向への時代の流れを、この発電の歴史で語っています。

eラーニングについてみれば、各社が自前のLMSをもっていた状況は、資源の無駄遣いといえるのでしょう。まちがいなく、イントラネット型のLMSは終息していくといえます。

著者は、米国でどんどん拡大する新しいインターネットビジネスを紹介するとともに、インターネットが、コントロールする側の重大な武器になっていることに懸念も示しています。インターネットが個人の活躍の場を広げるという側面だけで楽観できないことを指摘しています。

ネットビジネスのアメリカでのはげしい展開をみていると、アメリカにしばらく住まなければいけないのではないかと感じるほどです。


『トゥイーの日記』

2008-11-04 20:51:00 | 読書/新聞/映画など
もう、ベトナム戦争を知らない若者が多いベトナムで、50万の大ベストセラーになった本です。

2005年4月、突然アメリカから送られてきたのは、35年前に南ベトナムで米軍と戦って戦死した娘の日記だった。

ダン・トゥイー・チャム。

日記は、テト攻勢から2か月後の1968年4月8日にはじまっています。当時、彼女は25歳。志願をして、家族が住む北ベトナムのハノイをはなれて、ベトナム中部の山岳地帯で野戦病院の医師として戦争に参加していました。まさに激戦地です。

恋にこころがゆれる若い女性の日々の日記です。知り合いや同僚が、つぎつぎに殺され、緊迫した日々の様子もつたわってきます。

1970年6月20日、日記は突然最後となります。

「1968年4月22日
フーン!なんで死んじゃったの? 知らせを聞いて、悪い夢を見ているようにあ然とする。こんな悲しみはいつまで続くんだろうか。今日も、明日も誰かが死ぬ。」「いったいいつまで?ねえ、みんな? いつになったら残忍なアメリカ軍を私たちの国から追い払うことができるのだろう」

「1968年11月26日
敵の一斉攻撃の銃声の中で誕生日を迎えた。」

「1968年11月27日
寂しさ、切なさに押しつぶされそう!」

「1969年1月18日
彼から送られてきた何通かの手紙を読んで、彼をいとおしく思いつつも、おかしくてひとりで笑ってしまった。彼の愛情は本当に不思議だ。とてつもなく素朴で、激しい。こんなにも単純で実直な手紙はいままで読んだことがない。」

「1970年2月21日
またしても危機一髪。偵察機やヘリが旋回し、1時間あまりも爆撃がつづいた。私たちのいるところからわずか10メートルのところで火の玉が炸裂し、耳をつんざく爆音がつづく。・・・・触れるほどの近さに死を感じた。」

「1970年5月7日
南ベトナムはもう25年間も戦火の中だ。ベトナム!私たちの国は今でも、屈することなく果敢に戦いつづけている。
 足跡が真紅の血に染まる戦いの道!この世界で私たちの国ほど多くのつらい思いをしてきた国は他にあるのだろうか?」

「1970年5月19日
母からの手紙を受け取る。母さん、母さんの書く文字の一つひとつ、言葉の一言ひとことは、渇き切った心臓に血が巡ってくるように、私を慰めてくれた。ああ!家族のもとに帰りたい。ほんの一瞬でもいいから。戦地へ向かう車に乗り込んだときから、こんな気持ちになることはわかっていた。それでも私は理想のために出発した。」

「1970年6月20日
・・・・
今、目の前に広がる果てしない空と海
ホーおじさん、私たちの不安をわかってくれますか・・・
・・・・・」
(最後の日の日記)