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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

目撃しているのは、金融恐慌

2008-10-11 01:02:46 | 読書/新聞/映画など
「大恐慌の瀬戸際か」

きょうの中央公論11月号の巻頭論文だ。

学生のころ、29年恐慌のプロセスを調べたことがある。当時の日本の代表的な月刊誌が、「大恐慌は来るか」という特集をのせていたのは、のちにふりかえってみれば、大恐慌のまっただ中だった。

いまを、歴史的にふりかえれば、すでに金融恐慌の真っただ中にある。

29年恐慌の当時のニューヨークの金融関係のトップたちが、週末から週明けにかけていかにかけずりまわり、いかに緊張して朝をむかえたのか、なまなましいドキュメントを読むことができる。

いまもおなじようなことが進行している。

この金融恐慌は、29年恐慌をこえる人類史上最大の恐慌になる可能性が十分にある。


かんたんにネットアンケート

2008-10-10 13:21:53 | SaaS+型LMS
以下、きょうのネットラーニング・メールマガシンからの引用です。

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 学習管理機能がさらにバージョンアップ
   かんたんにアンケートを作成・実施できます
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学習管理画面を、より便利に使いやすくするために、バージョンアップをおこなっておりますが、このたび新しいオプション、「アンケート機能」が加わりました。

この機能では、さまざまなアンケートを、スピーディに作成し、配信することができます。回答状況はいつでも確認でき、集計して、グラフで表示したり、データとしてダウンロードしたりすることができます。
操作はかんたん。アイディアしだいで、いろいろな用途にご利用いただけます。

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 『アンケート機能』 の活用例
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 ・前回の研修内容はいかがでしたか?
 ・所持している資格について
 ・先月のeラーニングを受講していかがでしたか?
 ・新商品のネーミング投票
 ・歓迎会の日程調整と予算について

など、フォーマルからインフォーマルな話題まで、お気軽にご利用いただけます。

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    アンケート作成手順
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作成方法は実に簡単。以下の4ステップだけです。

 1)アンケート設定・・・タイトルや期間を設定します
      ↓
 2)質問作成・・・単一選択、複数選択、リスト選択、自由記述の4タイプで作成
      ↓
 3)確認・・・作成したアンケートをプレビューで確認
      ↓
 4)アンケート実施!・・・管理画面からアンケートを送信します

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    オプション利用料
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ネットラーニングのプラットフォーム契約をいただいている場合には基本利用料が月額1万円(税別、年間契約)となります!!

アンケートはいくつ作成いただいても、数に制限はございません。
詳細はお問合せください。

    お問合せ>>> nlnews@netlearning.co.jp



ラーニング・コミュニティ

2008-10-09 12:50:12 | 企業研修
ネットラーニングが提供するSNS統合型LMSでは、ラーニングとコミュニティが一体となっています。

企業のなかで、ラーニング・コミュニティに全社員が参加するならば、学習する組織として、大きな力を発揮します。

暗黙知をふくめて、多くの知識の共有も可能になるでしょう。eラーニングだけでなく、集合研修も包摂されていきます。

企業研修は、ここを起点に様変わりしていきます。


教育はコミュニケーション

2008-10-07 09:15:13 | 学習と教育
教育は、コミュニケーション。

先生と集団のコミュニケーションであったり、先生と学習者の個別コミュニケーションであったり。さらには、学習者どうしのコミュニケーションも。もっとひろい外部とのコミュニケーションもあるかもしれない。

eラーニングでは、学習者と指導・サポートする担当者との双方向コミュニケーションとともに、学習者どうしのコミュニケーションも重要です。もっとオープンなコミュニケーションにも大きな可能性があります。

したがって、LMS(ラーニング・マネージメント・システム)は、必然的に、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のようなネットワーク・ラーニングの仕組みを内包し、発展していく。

ラーニング・コミュニティには、膨大な可能性がある。


中国でeラーニング提供

2008-10-03 08:42:24 | eLearning in China
いよいよ、中国国内で本格的にeラーニングのサービスを開始いたします。

すでに、ネットラーニングの学習者ログインの入口が、日本語、中国語、英語対応になっているのはお気づきかもしれませんが、中国語の学習者がログインすると、中国語のLMSの世界にはいります。

コースが中国語であるのはもちろん、LMSのすべての機能やチュータ・質問対応なども中国語でサポートされます。

また、上海のチームが、企業のeラーニングによる研修実施を全面的にサポートいたします。サポートは、中国語および日本語でおこないます。

11月1日に、中国語で学ぶ3つのコースウエアが開講します。また、現地で、それぞれの企業様専用のカスタムコースの制作・運用も受注いたします。


クラウド・コンピューティングとeラーニング

2008-10-02 15:04:56 | SaaS+型LMS
SaaSなどとともに、クラウド・コンピューティングという新しい概念も注目され始めています。

最近は、SaaS、PaaS(プラットフォーム)やIaaS(インンフラストラクチャ)など、「XaaS」のさまざまな形のサービスが提供されています。「自前のインフラ」から、ネット上のインフラ活用の流れです。

クラウド・コンピューティングは、ネットワーク経由で、社外のサーバーで提供されるサービスを利用するものであり、SaaSなどを含むものといえるでしょう。グーグルの「Google App Engine」などもそのさきがけです。

「クラウド・コンピューティングの反対は、企業内にシステムの基盤とアプリケーションをすべて所有し企業の責任で動かすという昔ながらの形態だ。」といわれますが、eラーニングでいえば、イントラネット型のLMSがそれにあたります。

このクラウド・コンピューティングの発想は、2006年8月にグーグルのエリック・シュミットCEOが講演で提起したのがはじめといわれています。

クラウド・コンピューティングは、ほぼ同時に登場してきた仮想化と結びついています。

仮想化やクラウド・コンピューティングは、eラーニングの将来像としてわれわれが描いているものを実現するカギとなるものです。eラーニングの可能性が、さらに飛躍的に拡大します。


進行中の金融危機を理解するための本

2008-10-01 13:10:10 | 読書/新聞/映画など
1、ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』 市場主義のバイブルです。
2、ラニー・エイベンシュタイン『最強の経済学者 ミルトン・フリードマン』
 フリードマンを理解する好い本です。
3、エドワード・ルトワク『ターボ資本主義』 資本主義になにがおきているのか よくわかります。
4、ロバート・ライシュ『暴走する資本主義』 おきていることの意味と背景がわ かります。ソ連を崩壊させたものとおなじものが資本主義をゆるがせている。
5、ジョージ・ソロス『ソロスは警告する』 サブプライム問題と金融危機の背景 と意味。
6、ズビグニュー・ブレジンスキー『ブッシュが壊したアメリカ』 アメリカはこ の15年でいかに覇権をうしなったか。

いずれも、読みごたえがあります。


今後、どうなるのか。

いずれにしても、今後数十年の資本主義のありかたに大きな影響をあたえる転機です。市場主義経済は、破綻したとうけとめられるでしょう。アメリカは、世界のスーパパワーの位置をうしなうでしょう。ドルも世界の基軸通貨の位置を失うでしょう。世界経済の仕組みと秩序が大きく再編されるでしょう。回復局面にはいったあと、中国が急速に力を強めるでしょう。



修了率95%

2008-10-01 10:04:27 | eLearning
自学自習であるeラーニングの学習設計では、修了率をどのように上げるかが、もっとも重要な課題の一つとしてあります。

9月のデータはまだ出ていませんが、ネットラーニングでは、8月の修了率が95%に達しています。これは、カスタムで受注する業務研修を除いたものであり、一般向けのeラーニングとしては、きわめて高い数字です。

ネットラーニングでは、修了率100%をめざして、SNSの積極的な活用などをめざしています。

修了率をあげるためには、つまづきをなくすコース設計、学習効果を実感できるコース設計、学習動機を高めるコース設計などとともに、学習支援・学習サポートなどの学習プロセスの設計も重要になります。ネットラーニングが重視するラーニングデザインです。