すさまじいブレイクの予感

今年３月に６０歳定年をを迎えた人口と、あたらしく労働人口となった世代の人口との格差は、数字の上では１００万人近くにもなります。

実際に、この４月には、日本の経済社会全体に大きな衝撃を与えるほどの数十万人の大規模な労働人口減少がありました。いま、この影響は、広範にひろがるひそかな値上げという形でも表面化してきました。

すでに７年ほど続いてきた労働人口の減少のなかで、年功序列や終身雇用の基盤が失われ、企業組織の編成さえ変わっています。年功序列・終身効用は、企業規模の拡大が前提になったしくみであり、規模の成長基盤がなくなったときには、成立しません。

これから１０年ほどのあいだ、定年退職の人口と労働力に成長する人口の差は、毎年数十万人に達します。

必然的に、企業にとって、労働力の確保が、最大級の課題となっていきます。結婚を機に退職する女性社員は、現状では７０％にもなりますが、女性社員の職場復帰や、６０歳以上の労働力の積極活用もすすむでしょう。外国人の採用も大規模になると思われます。

企業の仕組みにさえ影響を与えている労働人口の減少のはかりしれない大きな影響が浸透していくなかで、人にかかわるビジネスは、予想をこえた展開をみせるものとおもわれます。

教育研修は、人にかかわるビジネスにおいて、核心的な位置をしめています。

それだけではありません。規制緩和にともない、資格や免許の更新制が導入され始めています。新しい資格もどんどんうまれています。この更新のための教育研修のニーズは、おそろしいほどの規模です。当然、座学では手に負えません。eラーニングがすさまじく普及するでしょう。

まだまだ、転機となる大きな要因がたくさんありますが、eラーニングが、巨大な波におしあげられるように大きく上昇し、大ブレイクする予感、実感がします。

日経新聞本紙の企業面トップに記事

本日の日経新聞本紙の企業面（１３面）のトップに、ネットラーニングが「上海でeラーニング」という記事が掲載されました。

写真・図面もはいった６段の大きな記事です。

ネットラーニングが、９月中に上海に現地法人を設立して、日系企業で働く中国人むけのeラーニングの提供を開始するという内容です。上海でコースウエアを制作し、運用サポートも上海で中国人スタッフがおこないます。

これまでのところ、多くの問い合わせをいただいています。

ネットにも、記事の要約が出ています。

来年のイーラーニング・ワールド

eLearning World 2008,来年のイーラーニング・ワールドの日程と開催場所がきまったようです。近く発表されると思います。

ネットラーニングは、来年も、最大の規模で出展する予定です。

おもな出展会社と、共に出展し、展示会をもりあげるようお互いに確認をしています。

今年は、出展会社の半分が新しい企業であったことに象徴されたように、プレイヤーの交代が目立ちました。来年は、いっそう元気な新しい企業が活躍するでしょう。また、市場全体の活性化をうけて、来年は、出展企業も来場者もぐっと増えると予想しています。

eラーニング研究会、３周年

２０社ほどが参加してはじまったeラーニング・ビジネス研究会が、先週末の研究会で、いつのまにか３年になりました。

参加企業からの近況報告や、二次会に人気があります。同業同士の情報交換や意見交換は、毎回、時間がたつのをわすれるほどです。

これほどeラーニングが多様化してくると、他社のあっとおどろく新鮮な発想に刺激をうけることがたびたびです。

参加企業のめざましい活躍にも刺激をうけています。

この研究会は、オープンな研究会です。参加ご希望のかたは、ご連絡ください。

朝、１便で八丈島に

７時４０分羽田発の飛行機で、八丈島へ帰っています。

八丈島に着いたときは、むっとする暑さにおどろきました。夏、ふつうは八丈島のほうが５度はすずしいので、都心より暑いと感じることはめったにありません。

しかし、自宅で朝食を食べ終わったころには、涼しい風が吹き始めて、結局は、すずしい１日になりました。

夕方、海の見える露天風呂で、ゆっくり温泉につかり、島のフランス料理店「シュクゥ」でおいしい夕食を食べたところです。都心の一流のフランス料理店にひけをとらない料理です。