eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

原爆記念日ですね

2006-08-06 21:27:49 | 読書/新聞/映画など
8月6日。

人類史上はじめて、人類の滅亡の可能性が現実的になった日です。14万人をこえる人が1発の爆弾でなくなりました。

朝、ナズマドで少し泳いで、八重根でまた少し泳ぎました。八丈小島がくっきりと快晴の空に。波がおだやかで、潮の流れも弱い。

午後は、神湊の「浜あそび」へ行きました。たいへんな人出です。大型クルーザーにのせてもらって、20分ほど黒潮の海へ。

お気に入りの喫茶店で30分ほどシルクロードの本をながめて、17時半八丈島空港発の飛行機に搭乗しました。満席です。

来年のイーラーニングワールド

2006-08-04 12:59:08 | Netlearning,Inc.
過去、イーラーニングワールドの最終日には、いつも、翌年どうするかネットラーニングの方針を決めてきました。

ネットラーニングは、毎年、イーラーニングワールドに出展するか、日経新聞に全面広告をだすかを選択してきました。その翌年の選択を、展示会の最終日の会場できめてきました。
その結果、2回日経新聞の全面広告をだし、3回イーラーニングワールドに出展しています。

では、来年どうするか。今回、はじめて、決めていません。選択のオプションがいくつもに拡大しています。

今年の展示会は、予想通り、市場の拡大を反映し始めています。出展社の側は、それほどまだ成長を反映した変化がないのですが、来場者には、大きな変化がうまれはじめています。

ネットラーニングは、今回の出展とイーラーニングワールドを成功と総括しました。

グリーンランドの衛星写真

2006-08-03 18:05:38 | 読書/新聞/映画など
グリーンランドの衛星写真をグーグル・マップで見ることができます。

真っ白だったグリーンランドの海岸付近は、氷がなくなり緑が広がっています。ところどころ、海にせり出し落ち込む氷床もみられる。すぐ上空から見る感覚で実際に眺めると、地球温暖化が眼に見える形で存在しており考えさせられます。

どんどん画像を拡大していくと、中心部の氷床のあちこちに、池や湖が無数にできている。どんどん氷が解けているのですね。11万年間、最大3,000メートルも雪が積もって、いちども解けたことがない氷床がです。

グーグルの衛星写真は、地域によっては、自動車が1台ずつかなりの大きさで認識できます。

観光地を眺めるのも楽しい。

大手の9割以上が導入

2006-08-03 12:58:42 | eLearning
eラーニング白書によれば、5、000人以上社員がいる大手企業でeラーニングを導入している企業は、86.1%に達している。

前年の白書では、75.0%。

同率の伸びがつづくなら、来年の白書では、98.8%となる。白書のデータが、1年前のものであるとすれば、現在、すでに95%をこえる普及率になっていると推定することもできる。いずれにしても、大手ではほとんどすべてに普及している。少し採用してみただけというところをふくめて。

eラーニングは、グローバル企業から浸透し、大企業・中堅企業へと波及している普及プロセスにも特徴がある。

日本でも、eラーニングが一気にブレイクするポイントを通過しつつあるとみてよいだろう。一般的に、なにかが普及するプロセスでは、ある普及率をこえると、爆発的な普及の過程にはいる。
eラーニング市場は急速に拡大しているが、拡大のテンポは、ますますつよまる。

米国のeラーニングがはげしいブレイクに直面したのは、1999年の4月ごろからでした。すさまじい急拡大を身近に目撃しました。

「文化通信」に記事

2006-08-03 11:16:12 | Netlearning,Inc.
「文化通信」2006年7月31日号に、小学館が書店向けに提供するeラーニングの記事が掲載されています。

新人書店員が学習するeラーニングを、日本書店商業組合の加盟書店に無料で提供するものです。

小学館相賀社長が、会員減少に苦しむ日書連への支援策として構想したもので、講座内容は日書連柴田信氏(岩波ブックセンター)・柴崎繁氏(王様書房)や青田恵一氏がアドバイザー、監修、執筆をつとめています。

コースウエアの制作と運用は、ネットラーニングが担当しています。小学館は、ネットラーニングの有力な株主です。

サービス開始は、10月からの予定です。

本日の日経産業新聞に記事

2006-08-03 11:02:18 | Netlearning,Inc.
本日の日経産業新聞19面のほとんど全面をつかって、「勉強の夏 eラーニングで個人技磨け」という記事が掲載されています。「ネット講座、個人市場拡大」という囲み記事も。

メーカーの40代後半の部長が表計算ソフト「エクセル」を学ぶ事例と、30代前半の営業マンが語学を学ぶ事例が取り上げられています。

eラーニングがこのような形で記事になるようになってきました。

ネットラーニング社長の発言も、何か所か引用されています。

「異常気象の正体」

2006-08-01 13:16:42 | 読書/新聞/映画など
先週、東大の山本先生の話をうかがって、さっそく「異常気象の正体」という本を買ってきました。

「異常気象の正体」ジョン・D・コックス著、河出書房新社、2006年6月30日刊、1800円+税

グリーンランドの氷床は、11万年分以上の降雪が、3キロ以上の厚さになっている。1932年、ゾルゲが発表した研究によって、「氷床そのものが大気の歴史をおどろくほど忠実に記録したもの」であることがあきらかになった。

ようやく1990年代になって、おどろくべき事実が解明された。

「地球がこれまでわれわれに隠していたもの、それはこういうことだ。変化が起これば、これは大規模かつ急速なものになりうる、と。」「気候変動は危険なものとなり、大惨事を引き起こしうる」のだ。

さらに「それが基本的に予測不能であるというきがかりな事実も発見された。」

酸素安定同位体をもちいて、30万年間の水温の記録を解明できたり、地球の気候の歴史がわかるようになるにつれて、おどろくべき事実が明確になってきたのだ。

それは、かつて地球上では短期間に気候の大激変が何度もあったということだ。しかも、それは予測不可能だということも。「急激な気候変動は想像上の産物ではない。」

そして、いま科学者たちは、「変化の兆し」に気がついている。「こうしたことが何かの前兆なのかと多くの人びとはいらだっている。」

大気汚染により、「自然は復讐するかもしれない」と気象学者カール・G/ロビーは警告した。

「気候科学者はいま、気候システムをかえるものはなんであれ、急激な気候変動を引き起こす危険があることにきがついている」

大気汚染による二酸化炭素濃度の上昇は、単に気温を上昇させるだけでなく、かつて地球がくりかえしてきた激烈な気候変動を引き起こすのではないかというのだ。

しかも、その激変の「兆し」があるから、科学者は最大級の警告を発している。