eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

1日1冊

2006-03-21 21:09:59 | 読書/新聞/映画など
えっ、そんなに?

いや、読んでいるわけではありません。

今年に入ってから、たぶん、1日1冊以上は本を買っている。1日1冊は読めていない・・・どころか、かなり、読めていない。

「それでわかった!読んでいない本も買っているのか。」誰かが言っていました。

そうか、買った本はすべて読む人もいるのか?おどろきでした。

もちろん、買ってからだいぶたって読む本もたくさんあります。買う本は、すべて、読むつもりで買っています。しかし、読むつもりの本がどんどん増えていく。

学生のころは、同時に50冊くらいの本を読んでいました。いまは、同時に10冊くらいです。

「えっ、同時にちがう本を読むのですか?」別の人が言っていました。

えっ、1冊ずつしか読まないのか?これも、おどろきでした。

ノートをとりながら、数ヶ月かけて読む本もあれば、その日に読み終わる小説もある。風呂の中や電車で読む本などは、場所によって違う本を読んでいる。線を引く本も、引かない本もある。経済学書やビジネス書、歴史書、哲学書、小説など、たぶん、どの分野もそのときに読んでいる本がある。

アウトソーシング

2006-03-21 20:32:20 | eラーニングビジネス
イーストの下川社長の Web2.0 の講演の中にも、「所有」の時代から「利用」の時代へという指摘がありました。

マイクロソフトも、新しいネットの時代に”Word”や”Excel”などのソフトの販売形態をどのようにしていくのか、とまどっているようにもみうけられます。ユーザーから見れば、なにも、わざわざ買って自分のパソコンの中に所有しなくても、つなぎっぱなしのネット上で、それが使えるならそのほうが便利です。

ネットラーニングが提供するeラーニングも、「所有」ではなく「利用」の形です。ユーザー企業はコースを買いとるのではなく、受講することに費用をはらっています。

自社のイントラネットに搭載する場合は、あくまで、ソフトとしてのeラーニングコンテンツを買い取り、所有し、自社で運用します。買っているのは、コンテンツです。

ネットラーニングの場合は、企業は、受講料を支払っています。その中には、学習プロセスの運営サポートも入っています。企業が買っているのは、教育サービスです。企業の側からいえば、アウトソーシングをしているとも言えます。

時代の流れは、コンテンツを買い取り所有するより、教育サービスにお金をはらう方向へと向かっているように見受けられます。