ここしばらく初期の国産メダルゲームの話が続いております。まだもう一つ二つ、このシリーズで記録しておきたいことはありますが、今回はちょっと一息入れるつもりで、「初期の国産メダルゲーム機(3) 競馬ゲームその1・ハーネスレース(セガ, 1974)」のコメント欄でkt2さんからリクエストをいただいた「グランプリ・フォー」について記録しておこうと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/98/9affd5115121616250c2402836866486.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b5/0e8d87245c355e87d273c9e4fc4a3062.jpg)
グランプリ・フォーのフライヤー。A3二つ折りの表紙側(上)と中側(下)。
「グランプリ・フォー」(GRAND PRIX FOUR)は、 セガが1977年頃に発表したアーケードゲーム機で、「スロットカー」をコインオペレーションにしたものです。スロットカーとは、コースに設けられた電路から電気の供給を受け、コース上の溝(スロット)に沿って模型の車を走らせるおもちゃです。プレイヤーはコントローラーを操作して電路の電圧を変えることで、模型自動車がスロットを外れてしまわないようにスピードを調整して遊びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/41/137aa8c768694fcee1eabd45af2515c6.jpg)
グランプリ・フォーのフライヤーより、スロットカーのプレイフィールド部分。
ウィキペディアによれば、スロットカーはイギリスで鉄道模型から派生して作られたもので、日本へはアメリカを通じて1963年に入って来たとのことです。日本では1960年代の半ばころにはブームとなり、「スロットレーシング場」なるものがいくつもできたそうで、当時のエピソードはワタシが好きな漫画の一つである「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でも一度取り上げられたことがありました。
セガは、このスロットカーをコインマシンにしました。これだけならなんとなくやってできないことは無いような気はします。しかし、セガはこれを、単なる再ゲーム機能付きのメカゲームにするだけでなく、メダルゲームとして運用することもできるようにしてしまいました。それが「グランプリ・フォー」でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/74/e4783fd5d1d19738752d3bdb76ecc064.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/08/0233139d2c3dab23af3bb7d89db4e162.jpg)
フライヤーより、メダルゲームで運営する時のコントロールパネル(上)と、AMゲームとして運営する時のコントロールパネル(下)の部分。
しかし、フライヤーのコントロールパネルの図を見ると、メダルゲーム用とAMゲーム用とでは仕様が異なるようで、ロケーションに設置する際には始めにどちらの用途として設置するかを決めておくことを前提としているように見受けられます。スイッチ一つで簡単に稼働モードを変更できるならともかく、購入時点で選択を迫られるのは、オペレーターにとっては負担だったのではないかと心配になります。
(つづく)
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グランプリ・フォーのフライヤー。A3二つ折りの表紙側(上)と中側(下)。
「グランプリ・フォー」(GRAND PRIX FOUR)は、 セガが1977年頃に発表したアーケードゲーム機で、「スロットカー」をコインオペレーションにしたものです。スロットカーとは、コースに設けられた電路から電気の供給を受け、コース上の溝(スロット)に沿って模型の車を走らせるおもちゃです。プレイヤーはコントローラーを操作して電路の電圧を変えることで、模型自動車がスロットを外れてしまわないようにスピードを調整して遊びます。
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グランプリ・フォーのフライヤーより、スロットカーのプレイフィールド部分。
ウィキペディアによれば、スロットカーはイギリスで鉄道模型から派生して作られたもので、日本へはアメリカを通じて1963年に入って来たとのことです。日本では1960年代の半ばころにはブームとなり、「スロットレーシング場」なるものがいくつもできたそうで、当時のエピソードはワタシが好きな漫画の一つである「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でも一度取り上げられたことがありました。
セガは、このスロットカーをコインマシンにしました。これだけならなんとなくやってできないことは無いような気はします。しかし、セガはこれを、単なる再ゲーム機能付きのメカゲームにするだけでなく、メダルゲームとして運用することもできるようにしてしまいました。それが「グランプリ・フォー」でした。
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フライヤーより、メダルゲームで運営する時のコントロールパネル(上)と、AMゲームとして運営する時のコントロールパネル(下)の部分。
しかし、フライヤーのコントロールパネルの図を見ると、メダルゲーム用とAMゲーム用とでは仕様が異なるようで、ロケーションに設置する際には始めにどちらの用途として設置するかを決めておくことを前提としているように見受けられます。スイッチ一つで簡単に稼働モードを変更できるならともかく、購入時点で選択を迫られるのは、オペレーターにとっては負担だったのではないかと心配になります。
(つづく)
担当者さま
はじめてお便りをさせていただいております。
当社は1xbet.com(ワンバイベット)というスポーツベッティングサイトを運営しているオンライン会社です。運営されている情報溢れるサイトと提携関係を結ばせていただき、共に利益をもたらし高めていければと考えています。
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お返事を心よりお待ちしております。
高 たかし
1xbet.com日本語サイト担当
ko@1xbetpartners.com