今週末はいろいろ予定で埋まっており、本日もつい先ほど帰宅いたしました、そんなわけで今回は小ネタで凌がせていただきます。
実は昨年11月、女房とともに徳島県の親戚の家に行きました。せっかく四国に行くのであれば、ご当地のレゲエスポットはないかと探してみたところ、徳島県の「徳島ゲーセンリバース」と、香川県の「エレメント」の2軒がヒットしました。
まず「徳島ゲーセンリバース」は、かねてよりSNSで存じ上げておりました。我々が逗留する徳島駅近辺からはやや遠く、車で小一時間かかります。しかしながら、決して恵まれているとは言えない環境でレトロゲーセンをやって行こうというオーナーの心意気に感じ入り、この機会に訪問することにしました。
開店時間直前の「徳島ゲーセンリバース」。ゲーセンらしからぬ地味な建物であるが、周辺環境への配慮などの理由でこのようにせざるを得ないとのこと。
ハウスルールを記した注意書きが入り口にあり、ゲームアーケードであることがわかる。
店内その1。この日、我々は一番乗りで、まだほかに客はいなかった。壁にはイベントカレンダーやランキングが。
店内その2。ゲームの攻略本や、彩京のカタログ集のようなファイルが読める。
店内その3。壁際左端はUPLの「忍者くん 阿修羅の章」。昔はかなりやれたものだったのに、今回はまるでダメダメだった。
店内その4。これはいったい何なのか? 「2200円」と書かれた値札が傍らにあり、欲しい人がいれば売るようにも見える。
設置されているゲーム機はミディ筐体のビデオゲームのみです。設置機種はしばしば変更されることもあるらしいので、公式のSNS(X)を普段からウォッチすることをお勧めします。車が無いと行きにくい場所ですが、どうも健康に不安があると察せられる店主のがんばりには声援を送らずにはいられません。
徳島ゲーセンリバース:徳島県阿南市那賀川町上福井南川渕134-42
もう一軒、香川県の「エレメント」もご紹介しておきます。本来は「年齢、性別、国籍に関係なく楽しんでもらえるお店」をコンセプトとする雑貨店ですが、吹き抜けとなっている2Fに、たくさんのレトロゲームが設置してあります。
エレメントの入り口付近。最初、どこから入れば良いのかわからず女房と周辺をうろうろした。
店内は原則として写真撮影禁止ですが、お願いすると記者証のようなものを貸してくれて、これを首から下げていれば撮影しても構わないとのことでした。もちろん、他に人がいる場合は配慮が必要です。
1Fから吹き抜けの2F部分を見上げたところ。子供向けのエレメカ機がたくさんある。
こちらはテーブル筐体コーナー。初代の「ハイパーオリンピック」が2台並んで稼働していた。他には「アルカノイド・リベンジ・オブ・DOH」、「マリオブラザーズ」、アップライトの「ポールポジション」や「ハングオン」など。
子供向けエレメカ機の一部。
タイトーが1989年にリリースした「バトルシャーク」。左はコナミの「リーサル・エンフォーサーズII」。
「バトルシャーク」なんてタイトル、すっかり忘れていて、30年ぶりくらいに思い出させてくれました。
「エレメント」が入る「北浜alley」は、使われなくなった海辺の倉庫街を再生し、2001年に誕生し観光スポットとなっていますので、香川に行かれた折にはここで懐かしいゲームで遊び、帰りに雑貨店でお土産を買って帰るのが吉と思われます。
エレメント:香川県高松市北浜町3-2