オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

コインマシンやギャンブルゲームやカジノの歴史的エピソードとか、時々カジノ旅行記とか、たまにスポーツやマンガとか。

新・ラスベガス半生中継 2016年9月(4) 初フレモント&コンテナパーク

2016年10月23日 22時55分41秒 | 海外カジノ
明日から始まるコンベンションの事前登録のため、午前中にヴィニーシャンへ。十年来、コンベンションの際にはずっと前日の事前登録をしていたのですが、昨年、たまたま事前登録を怠ったら、当日登録の行列がものすごいことになっていてえらい目にあったので、今年はちゃんとしておこうと思ったのでした。

事前登録の会場にはK泉も来ており、ワタシはこれから昼食を摂ってからダウンタウンに行くつもりだと言うと、自分も同行させてほしい言うので車に乗せ、まずは中華街の「Pho Kim Long」に行きました。

お昼にはまだ少し早い時間だったためか、すぐにテーブルに着くことができました。この店では、まずはフォーを食べなくてはいけないのですが、実はかねてよりチャーハンや焼きビーフンにも興味がありました。しかし、いずれもかなりのビッグポーションなので、一人で二品は食べきれないと思い、いつもはフォーだけでガマンしておりましたが、今回は若くて良く食うK泉が一緒なので、エビチャーハンも注文してみました。


牛肉のフォー。牛肉の薄切りはほぼ生だが、スープの熱で加熱される。


エビチャーハン。写真ではわかりにくいが、日本の中華料理屋で出てくるチャーハンの3倍くらいありそう。

Pho Kim Longを出て、ダウンタウンに着くと、まだ少し早い時間ではありましたが、フレモントにチェックインすることにしました。

ワタシは、もうずいぶん以前から、老舗ホテルを好んで利用するようになっており、ストリップとダウンタウンに現存する、60年代以前の遺伝子を残す老舗ホテルは、ほとんど利用し尽くしておりました。しかし、1956年に開業し、今年でちょうど60周年を迎えるフレモントだけは、なぜかこれまでなかなか泊まる機会がなく、ワタシにとっては最後の老舗ホテルとなっていました。

そこに、今回の旅程で、コンプで埋めることができなかった5泊目にフレモントを入れようと思い立ったのですが、たった1泊ではやはり物足りなかろうという事で、4泊目である今日、ゴールドコーストとダブルブッキングとなることを承知で、2泊の予約を入れたのした。


① 入り口から部屋の中を見たところ。
② ①とは逆に、部屋の奥から入り口方向を見たところ。
③ バスルーム。
④ 窓の外の風景。


さすがに古いホテルだけあって、部屋もバスルームも狭いです。おそらく、25平米程度か、それ未満かもしれません。しかし、建った当時は、これでもけっこうな豪華ホテルだったのでしょう。内装自体はリノベーションが進んでいて、それほどの古臭さは感じません。ラスベガス旅行で費用をなるべく圧縮したいのであれば、フレモント通りの中心地にあるだけでなく、いまどきのラスベガスでは珍しい、リゾートフィーの設定が無い良心的なホテルとして、お勧めできると思います。ただ、駐車場が、バレーオンリーなので、車の出し入れで待たされることがあるのが少し玉に瑕です。

部屋に荷物を置いた後、しばらくフレモントのカジノで遊ぶことにしました。フレモントは、現在のラスベガスではほとんど見ることができなくなった「Pick'em」というビデオポーカーが数台稼働しているのも、ポイントが高いところです。「Pick'em」は、元々バーリー社が世に送り出したゲームですが、フレモントでは、IGT社がこれを丸パクリした「Pick a Pair」というタイトルで提供されています。この日はなかなかツイており、当面の目標であるクワッズを3発も当てることができました。


ピッケムでのクワッズ3発。これで450ドルになる。

ゲームでいくらかお金が増えたところで、そういえば少し前に、フレモントストリート・エクスペリエンスから2ブロックほど東にできた新しい観光スポットである「コンテナパーク」を見物に行こうと思い立ちました。

コンテナパークは、荷物の輸送に使うコンテナをブロックのように積み上げて店舗とした、公園と言うかショッピングモールと言うかフードコートと言うか、まあ、とにかく観光施設です。パークの中央は、子供向けのアスレチックジムのような遊び場があり、家族連れで楽しめるようになっていました。ところどころには、暑さを和らげるミストも備えられ、短時間であれば、無目的にフラフラするだけでも結構楽しいところです。ただ、飲食の値段設定は、概して高めであったように思います。


コンテナパークの中。廃物利用の店ではあるが、やたらとしゃらくさい。④は、ここのシンボルらしい巨大カマキリ像。夜になると火を噴くらしい。

ここのシンボルらしい、カマキリの巨大モニュメントは、夜になると火を噴くとのことでしたが、ワタシはその場面を見ることはできませんでした。

コンテナパークからフレモントに戻る途中、できた当時は大きな期待をかけられていたのに、客の不入りでかなり早い段階で廃墟感が半端なくなってしまった「ネオノポリス」を覗いてみました。通り側に面している「ハートアタック・グリル」は、そこそこに人がいるようでしたが、敷地の中に入ると、2階以上は閉鎖されており、人の姿はほとんどありませんでしたが、奥にゲームアーケードがあったので、覗いてみました。



ネオのポリス内のゲームアーケード。ピンボール機が多いのは良いが、新しい台ばかりであまり食指が動かない。

夜は、フレモントのバフェイが「プライムリブナイト」を謳っていたので、ここでプライムリブを中心にいただいてまいりました。料金は15.49ドルと、ダウンタウンにしては少し高めですが、どうせ200ドル分以上貯まっているコンプダラーで払うので、気にしません。プライムリブは、バフェイとは言え、十分に柔らかくておいしかったです。


①プライムリブ。バフェではあるが、じゅうぶんおいしい。
②12時方向より時計回りに、プライムリブ、握りずし(蒸しエビ)、白身魚のなんか、エビのなんか。
③今日はハンバーガーを食べていなかったので、「自分でサンドイッチを作ろう」コーナーから、パストラミを挟んだサンドイッチを自作。欲張って取ったパストラミはやたらしょっぱくて、これは失敗だった。
④寿司類のその他。6時方向の巻物は、茎わかめを細く割いたような触感で、案外おいしい。


寝る前にもうひと遊びと手を出したBPデラックスで、軽くJのクワッズが出たので、この日は満足して寝ました。


BPデラックスは、どんなクワッズでも100ドルになるのが嬉しい。

新・ラスベガス半生中継 2016年9月(3)

2016年10月10日 11時39分59秒 | 海外カジノ
今日のスタートは、F田、K泉と共にウェンディーズでの朝ごはんから始まります。今年のゴールデンウィークに、ニューオーリーンズのウェンディーズで食べたダブルチーズバーガーがあまりにも良かったので、確認の意味を込めて今回も注文してみました。

ダブルチーズバーガー。ドリンクとフライのコンボで税込8.42ドル。


(1)包みを開けた姿。
(2)クラウンを除いたところ。
(3)レタスとトマトを除いたところ。
(4)(3)の側面。厚みのあるパティが2枚。


やはり、ニューオーリーンズで得た印象は、勘違いではありませんでした。このレベルのハンバーガーがセルフサービスのジャンク系店舗で提供されるアメリカがうらやましいです。

この後、3人でプレミアムアウトレット・ノースに行き、待ち合わせ時間を決めて、それぞれ思い思いのモノを買いに散りました。
ワタシはリーバイスショップでジーパン2本とジージャン1着を買いました。全部でおよそ170ドルで、これだけでも安いと思うのですが、更に店内で15ドル割り引くクーポンを配っていたので、これを使いました。ただ、ジーパンは目当ての517が無く、やむなく505で妥協しています。また、できればデニムシャツもと思ったのですが、胸ポケットが小さくパスポートが入らない最近の型のモノしかなかったので、こちらはパスしています。ジーパン2本とジージャン1着の紙袋は思いのほか重かったです。



再び3人が集合後、F田が、「ダウンタウングランドというカジノに『eスポーツ』の会場があるのを見てみたい」と言うので、ダウンタウンに向かいました。しかし、この日のダウンタウンは、何か特別なイベントがあるらしく、どこの駐車場も入口に「$20」の看板を掲げていました。ただでさえ日中は駐車場料金を取る場合が多いダウンタウンでしたが、それにしても20ドルは法外です。一縷の望みを抱いてメインストリートステーションに行くと、ここもやはり「$20」の看板が出ていましたが、ワタシはここのカジノの上級会員資格を持っていたため、駐車場料金はコンプされました。

ダウンタウングランドは、以前はレディラックという老舗カジノで、2006年に、1年程度かけてリモデルするとアナウンスして閉鎖されましたが、資金的な理由でリモデルは行われず、その翌年に現在のオーナーに売却された後、紆余曲折を経て、2013年に現在の名前でリオープンしたカジノホテルです。

「eスポーツ」とは、コンピューターゲーム(ビデオゲーム)を賞金レースとして行うというもので、最近、「Skill Based Gaming(スキルゲームによるギャンブル)」の一形態としてその可能性が注目されています。聞くところによると、ダウンタウングランドでは、参加者から参加費を取り、それを賞金に充てているらしいとのことでした。しかし、我々が行ったときには会場は閉鎖されており、隣にあったセキュリティブースの人に聞いたところ、週末の夜など限定的な時にしかオープンしていないとのことで、残念ながら稼働しているところを見ることはできませんでした。


ダウンタウングランドのeスポーツ会場の前にて。手前にいる人物がF田。

ダウンタウングランドからメインストリートステーションに戻ると、F田が、「せっかくここにいるなら『トリプル7』でビールを飲まない手はない」と言いだしたので、そのトリプル7に入りました。手作りビールが売り物のレストランですが、ワタシは車があるので飲めませんので、少し早い夕ごはんのつもりで「クラシック・チーズバーガー」を注文しました。ウェイトレスが「ポテトはどうする?」と聞いてくるので、何があるかと聞き返すと、「フライズ、ベイクドポテト、ガーリックフライ」と言うので、ガーリックフライをいただきました。ニンニクのみじん切りがまぶされたフライはたいへんおいしく、ビールを飲んでいる二人にも好評でした。


クラシック・チーズバーガー(1/2ポンド、8.99ドル)。フライにオプションのガーリック(1ドル)。

この後、一旦散会したのち、ワタシはゴールドコーストにチェックインしました。


オーリーンズと同じボイド系列のホテル。ここもバスルームが部屋の奥にある。

そして、どういう経緯だったのか思い出せないのですが、この日の夜、ワタシとF田、K泉は再びゴールドコーストで合流した後、近くのピザハットで夜食にピザをいただいています。閉店間際だったようで、我々が店に入った時には二組ほどの客しかおらず、最後には我々だけになりました。食べ終わって店を出るとき、店員のあんちゃんに、「タバコを持ってたらもらえないか?」と、タバコをせびられました。


ラージピザ15ドル。日本のピザの半額以下はうらやましい。

ゴールドコーストに戻り、ビデオポーカーを打つのですが、全然揃いません。シングルプレイなのに、20ドル札が1分ともたずに消え、こんなはずではないとまた20ドル札を投入してはたいして遊べずに終わるという事を繰り返しておりました。並びの台で一緒に遊んでいたあんちゃんもご同様のようで、互いにツイてないねえと嘆き合いながらずいぶんがんばっていましたが、たまにクワッズが出ることはあるくらいでした。

この時遊んでいた機種は、「ダブルボーナス・エイセス&フェイセス」と、「トリプルボーナス+」でしたが、せっかくクワッズが出てもうまくかみ合ってくれません。

これはエイシス&フェイシスで出てくれれば400コインになっていた。


これはトリプルボーナス+で出てくれれば1199コインになっていた。

一度だけ、こんなクワッズが出てくれました。

トリプルボーナス+での4デューシーズ。

しかし、これらの大当たりも焼け石の水となるくらいに、この日のゲームはずいぶん負けてしまっています。

新・ラスベガス半生中継 2016年9月(2) 二日目・クラーク郡博物館

2016年10月09日 17時22分41秒 | 海外カジノ
二日目の朝10時50分。昨夜ホテルにチェックインした時に貰ったクーポンブックに、フードコートにある「ファドラッカーズ」というハンバーガー店の朝食メニューが10%オフになるクーポンがありました。朝食メニューは午前11までの提供とのことでギリギリでしたが、F田と二人で行ってみました。この店は、少し高いのが玉に瑕ですが、パティの量を選べたり、トッピングを自分でチョイスできたり、あるいはまたバッファローや鹿のバーガーも提供する、ちょっと特徴的なバーガー屋で、ワタシにとっては比較的評価の高い店です。ワタシは、朝食メニューの中では唯一のバーガーである「ハングオーバー」を注文しました。

ファドラッカーズ。24H営業。


ハングオーバーのコンボ(7.99ドル)。ベーコンと目玉焼きのトッピングは、ワタシにとっては過剰。

今日の予定は、午後以降にレンタカーを借りに行くことと、サウスポイントというカジノのシーフードバフェイに行く以外は特にやらなければならない用事はありません。いずれもストリップの繁華街から南の方にあるので、この機会に、やはり南の方にあるヘンダーソンの「クラークカウンティ・ミュージアム」に、F田の車で行きました。

クラークカウンティ・ミュージアムは、ボウルダーハイウェイをかなり南に行ったところにあり、オーリーンズからだと車で三十分弱ほどかかります。公営らしく、入場料はシニアがたったの1ドル、そうでなくても2ドルです。展示場は屋内と屋外があり、屋内では、ネバダでみつかった化石、ネバダの動植物、先住民の文物などのほか、カジノホテルやカジノ機器の展示もありました。


ネバダの自然の展示。発見された化石や現存する生物が展示されている。
(1)ネバダ砂漠で発掘された化石類。
(2)ネバダがかつて海の底であったことを示す化石類。
(3)ネバダ砂漠のジオラマとそこに生きる生物たち。カメ、トカゲ、ガラガラヘビとその抜け殻など(いずれも剥製)がいた。
(4)狼の剥製。思っていたよりはるかに大きく、これに襲われたらクマに襲われるのと変わらない恐怖だと思う。



カジノやゲーム設備の展示。伝統的なゲームや、老舗カジノホテルの歴史などが展示されている。
(1)ゲーム設備の展示スペースは案外小さい。この左右にも、古いスロットマシン類がいくつか展示されてはいる。
(2)1965年ころに作られたと言う自動ブラックジャック機。説明には、「ウィンドウスクリーンに表示される実物のカードが使用された」とあるが、詳細は全くわからない。4席あり、デノミが1ドルの席と25セントの席が、一つ置きに並んでいる。今までいくつものスロットマシンの本に目を通してきたが、見たことのない機種。
(3)1970年に作られた、初めての自動クラップス機。これも今まで見たことがない。
(4)ファロテーブル。



屋外には、「ゴーストタウン」、「鉄道」、「戦後の街並み」などの展示がある。
(1)ゴーストタウンから、当時の商店。
(2)鉱山で使用されていたらしいもの。この種の車両や機器がたくさんあるが、用途はよくわからない。
(3)戦後のネバダの街並みの一角。左右の家々には入ることができる。
(4)家の中の展示の例。この当時としては豪邸の一つだったと思われる。


我々がこの博物館に到着した時は、駐車場にもあまり車が無く、閑散としている様子だったのですが、昼下がりくらいからバラバラと人がやってきており、我々が去る頃には駐車場もずいぶん車で埋まっていました。あまり大きな博物館とも見えなかったのですが、丹念に見て回ろうとすると、案外時間がかかりました。

博物館を出て、我々はサウスポイントに移動しました。バフェは少し行列ができていたので、少しおさまるのを待とうと、1時間後に待ち合わせをして一旦散会し、ワタシは念の為プレイヤーズカードを作成しておこうと(バフェの料金は、プレイヤーズカードを持たないと割高になるケースが多いので)、スロットクラブのブースに行きました。すると、「あなたは以前、プレイヤーズカードを作っていますね」と言われて、再発行という形になりました。おそらく7、8年ほども前のことでしたが、アカウントは生きていたようです。ただし、ポイントはリセットされてしまっておりました。

まだ待ち合わせまで時間があるので、バーカウンターのビデオポーカーをチェックしていたら、BDlxが9/6(99.64%)だったので試してみたところ、案外あっさりクワッズが出てくれたので、これからのシーフードバフェイの費用が捻出できてしまいました。

BDlx(ボーナスポーカーデラックス)は、ツーペアが1倍だが、クワッズなら何でも100ドルになるので、特に5~Kのクワッズが出ると嬉しい。9/6がフルペイ。サウスポイントのビデオポーカーのインベントリーは悪くない。ボイド系列に戻ってきてくれればまた行くのだが。

バフェイ前でF田と合流し入場しましたが、その際、ワインまたはビールが1杯付くと言って、交換券をくれました。ワタシはワインは好みませんが、せっかくなのでロゼを注文し、カニを皿一杯に取ってきました。


サウスポイントのバフェイのカニ。二つに割ってあるのは良いのだが…

サウスポイントのカニは、縦に二つに割ってありました。しかし、「これはおそらく二つに割ってから茹でているのではないか、味が殆ど抜けてしまっている」とF田が評す通り、カニの味がしません。食べやすいのは良いけれど、これではせっかくのカニが台無しです。残念でした。今後、カニを目当てにここに来ることはないでしょう。

シーフードバフェもそこそこにサウスポイントを出た後は、F田にレンタカーセンターに送ってもらい、車を借り、オーリーンズに戻ろうとしました。しかし、オーリーンズに到着してから、助手席の窓が閉まらないことに気づき、またレンタカーセンターに戻って車を換えてもらおうとしました。ここでトラブルが発生しました。

ワタシはただ車を換えてもらえればよかったのですが、係員が返却と勘違いしてチェックアウト処理をしてしまったため、ワタシの契約はそこで終了となってしまい、このままでは次の車が出せないという事態になってしまいました。そこでカウンターに戻り、チェックアウト処理を取り消す手続きに小一時間かかって、やっと新しい車をあてがわれました。最終的には大事には至りませんでしたが、たいへん面倒な思いをさせられてしまいました。

ところで、今夜は遅くに、もう一人の元同僚であるK泉が部屋に転がり込んでくることになっていたので、到着まで適当にカジノで過ごしていました。F田は、ビデオポーカーのデューシーズワイルド・ダブルボーナスを打ち始めていたので、ワタシはめったにやらない機種ですが、付き合いで試してみたところ、うっかりこんな手ができてしまいました。


5 3s(250コイン)。全取り換えでできた、かなりのうっかり技。

更にほどなくして、また5オブアカインドができてしまいました。


5 Ks(100コイン)。

更に更に、今度はこんな5オブアカインドができてしまいました。


5 As(800コイン)。しかしこれは、Aのナチュラルクワッズでもある。

デューシーズワイルドでAのナチュラルクワッズ(しかもキッカーがローカード)を出してしまうことほど悔しいことはないはずなのですが、そのキッカーがデュースで、しかもボーナス系だったため、ワタシがよく遊ぶ「ダブルボーナス」と言う機種と変わらない配当となるなので、落ち着いていられました。しかし、もしこのキッカーがデュース以外であれば、不幸自慢の一つとして、しばらくの間嘆き続けていたことでしょう。

元同僚のK泉(まだ20代)がラスベガス到着。彼にとっては4度目のラスベガスですが、全部自分で手配してくるのはこれが初めてとのことで、果たして誰の手も借りずにちゃんと来れるだろうかと思っていましたが、無事にできました。彼はまだご飯を食べてないと言うので、一緒に24H営業のファドラッカーズに行き、ワタシはエルク(鹿)バーガー(1/2ポンド、10.99ドル)を初めて試してみました。


エルクバーガーのテイクアウト仕様。

うまくないわけではありませんが、脂肪が少なく、ワタシとしては普通の牛のバーガーの方が好みです。今後は、わざわざ高いお金を出してリピートしようと思うものではありませんでした。

新・ラスベガス半生中継 2016年9月(1)到着初日

2016年10月09日 12時14分24秒 | 海外カジノ
さる9月下旬から10月上旬にかけて、ラスベガスに行ってまいりました。主な目的は、9月27日から行われるカジノ産業界のコンベンションを見てくることです。ワタシはこのコンベンションをもう15年くらい追いかけ続けており、業界のトレンドの変化を観察し続けています。

今回の旅程は、9月24日(土)未明に羽田を発ち、現地に到着するのは前日23日(金)の夜になります。帰りは、10月1日(土)の昼に現地を発ち、翌2日(日)の23時半頃となります。

なお、ワタシ同様、このコンベンションを毎年追いかけ続けている元同僚のF田というあんちゃんが、ほぼ同じ旅程で現地入りしているので、現地滞在中は何かと行動を共にすることも多くありました。

ワタシが宿泊するホテルは、ローカルとダウンタウンばかりです。ストリップエリアは、もうここ10年くらい、特に何か理由でもない限り近づきもしていません。最も大きな理由は、分の良いゲームが無くなってしまったことと、そのくせ物価が高騰してしまったことの二つです。今回ワタシが宿泊するホテルは以下の4軒です。

1~2泊目 オーリーンズ
3~4泊目 ゴールドコースト
4~6泊目 フレモント(*)
7~9泊目 メインストリートステーション

今回のホテルの殆どはコンプで取れていましたが、*の付いたフレモントだけは、お金を払って泊まります。このホテルは、現在のラスベガスに建つ老舗カジノホテルの中で、ワタシが唯一まだ泊まったことのないホテルだったので、この機会に泊まっておこうと思ったのでした。

初日のホテル、オーリーンズに到着したのは夜の11時半ころ。この後、深夜1時過ぎころにF田がやってきて、一晩だけルームシェアすることになっています。週末の夜はどこもホテル代が高いので、ワタシのラスベガス仲間の間では、費用圧縮のためにこのような協力をすることが互いの了解事項になっています。


オーリーンズの部屋の中を入り口から臨む。写真右奥のでっぱりはバスルーム。ボイド系列のカジノホテルはこのようなつくりの部屋が多い。

まずはまだ初日なので、ゲームにはあまりのめり込まないように、軽く遊びながらF田を待ち、F田と合流後は、カフェでハンバーガーをいただいた後、寝ました。


コートヤードカフェの「コートヤードバーガー」。オプションのチーズ込みで9.25ドル。パティはおそらく1/3ポンドだが、夜食ならこんなもので良いのかもしれない。金曜の夜なのでさらに安いスペシャルメニューが提供されていなかったのが残念。

しかし、特にラスベガス到着初日に良くあることなのですが、今回も、寝入ってからほんの2、3時間ほどで目覚めてしまいました。なんとか眠ろうと努力してみたのですが一向に眠くならないので、やむなくカジノに下りてゲームをしてしまいました。

うっかり4A。

この他にもいくらかの大当たりも出ないこともありませんでしたが、トータルでは僅かにお金が減ったかな、と言うくらいの結果でした。

これより帰国します。

2016年10月02日 04時38分38秒 | その他・一般
ラスベガス巡礼の旅も最終日となり、これよりk途に就きます。今はマッキャラン空港で搭乗待ちです。

今回の巡礼中に、拙ブログもアップしようと思っていたのですが、こちらにいると何かとやることが多く、結局手が回りませんでした。更新がないのにリピートしてくださっている皆さんには申し訳ありません。

今まで述べておりませんが、実はワタシはハンバーガーイーターです。今回もたぶん10回くらいバーガー類をいただきました。とりあえず生きている証として、それらの一部をご紹介しておきたいと思います。

カジノホテル「The Orleans」のカフェの「クラシックバーガー。1/3ポンド、確か8ドルくらい。


同じくThe Orleansのフードコートにある「fuddruckers burger」で朝食メニューの「ハングオーバー」。パティ1/3ポンド。目玉焼きとベーコンがトッピングされているが、ワタシとしてはこれらは屋上屋を架す蛇足だと思う。

やはりFuddruckersの、鹿(Elk)のバーガー。パティ1/2ポンド。悪くはないが、脂肪が少なく、ワタシとしてはビーフの方が好み。

今回は小ネタもいろいろ仕入れてきたので、次回の更新は、今週中にできればと思います。