オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

コインマシンやギャンブルゲームやカジノの歴史的エピソードとか、時々カジノ旅行記とか、たまにスポーツやマンガとか。

新・ラスベガス半生中継 2017 年GW 7日目 

2017年06月18日 17時43分49秒 | 海外カジノ
今日は、ラスベガス仲間のみなさんとの食事会がある夕方まで、女房と二人であちこちふらふらして過ごす。

ブランチに、何年も前に一度来ており、良い印象が残っているハンバーガーチェーン「カールス・ジュニア」に行く。昨年日本にも上陸し、うちの近くの自由が丘にも出店したが、聞くところに拠ればハンバーガー1個が1000円くらいもするという(ずっとあとで知ったことだが、高いのは上級クラスのメニューで、通常クラスは500円くらいからあるらしい)ので、いずれ比較してみるつもりもあった。女房はFamous Star With Cheeseのコンボ(7.09ドル)、ワタシはSuper Star With Cheeseのコンボ(8.99ドル)を注文する。


(1)赤い包みが女房、黒がワタシ。この他にSサイズのドリンク(リフィルフリー)が別にある。ポテトが案外少ないのが意外。
(2)スーパースターチーズの包装紙を解くと、中はまた半分が包装紙に包まっている。
(3)横から見たところ。
(4)各層を見せる図。パティは1枚1/4ポンドくらいだろうか。


やはりアメリカのハンバーガーは、ジャンクフードでも馬鹿にできないものが多い。日本のカールスジュニアにもスーパースターというメニューがあるそうなので、ぜひ一度比較してみたいものだ。

次に我々はノース・プレミアムアウトレットに向かい、ワタシはリーバイスのワークシャツを2着買う。本当は4着くらい買いたかったが、目当てのXLサイズが2着しかなかったので、次回来た時にまた買い足そう。女房は、TUMIで財布を一つ買っていた。色が気に入らぬと言いつつも、機能と持った感触は捨てがたいということだった。

買い物の後は、ダウンタウンのメインストリートステーションに車を停めてゲーム。女房は、ビデオポーカーでせっかくクワッズが出たのに、うっかりアテンダントを呼ばずに次のゲームを始めてしまい、最高5千ドルが当たるスクラッチカードをもらいそこねた。一方ワタシは、ここでもめっぽうツイていない。

その後、向かいのカリフォルニアにある「Ethel M」の店で土産用のチョコレートを買ったり、フレモントでピッケムポーカーなどをして過ごす。女房が、ビデオスロット「バッファロー」シリーズのボーナスゲームで少し大きな当たりを当てていた。良かった。

そろそろ食事会の時間が迫ってきたので、会場の「シルバーセブンズ」に向かう。しかし、ワタシが道を間違えたため、到着が遅れてしまった。食事会には、昨日一緒にラフリンに一緒に行った皆さんに加え、現地に在住しているSLさんとSTさんもいらしていた。プレイヤーズカードがあるとプライムリブが安くなるから作って来いと言われ、急いで作りに行った。



プレイヤーズカードを提示すると10ドルくらいになるというプライムリブ。表示は12オンスだったように思うが、大きめに切ってあるようだ。お買い得でお勧めできる。

本来であれば、ここに、やはりラスベガス仲間の一人であるRFさんも同席されているはずだった。RFさんは毎年この季節、ラスベガスで数日過ごした後、ワインを楽しみにカリフォルニアに行くのが通例だったのだが、今回の巡礼の直前に突然の病気で急逝してしまった。ワタシはワインをひとつ注文し、通夜でスマホに撮影しておいたRFさんの遺影に供えて、故人を偲んだ。

新・ラスベガス半生中継 2017 年GW 6日目 ラフリンとリオ・スイート

2017年06月11日 18時57分12秒 | 海外カジノ
今日は、ラスベガス仲間であるITさんの発案で、ラフリンに行こうという事になっており、朝、我々が宿泊するサンセットステーションに迎えに来てくださった。他に、やはりラスベガス仲間であるINさんとHRさんもこの話に乗ってきたので、2台の車でラフリンに向かった。

ラフリンではゴールデンナゲットに車を停めて、映画「フォレスト・ガンプ」からスピンオフしたレストラン「BUBBA・GUMP」で昼食をとる。エビ料理が売り物だとのことであるので、ワタシはエビの入ったパスタを注文してみた。


(1)HRさんが注文したよくわからない飲み物。ビールのコロナの小瓶がグラスにさかさまに突き刺さっており、飲めば飲むほどビールの濃度が上がるという仕掛けになっているらしい。
(2)ワタシは、「チェリー・ベリーなんとか」という得体のしれない飲み物を注文してみたが、結局チェリー味のスムージーだった。タンブラーの底にLEDが仕込まれており、衝撃を感知するとピカピカ光った。
(3)みんなでシェアした、フィッシュアンドチップスならぬシュリンプアンドチップス。
(4)ワタシが注文したエビのリングイネ。エビはごろごろ入っているが、麺はやはりふにゃふにゃ。リノでのスパゲッティと違い、リピートしようとまでは思えなかった。


食後、コロラド川の水上タクシーに乗るなどした後、ゴールデンナゲットで全員そろってクラップスに興じたが、バイインした200ドルが5、6シュートで全部なくなるというひどい状況だったので、ゲームはあっさり諦め、プリムのファッション・アウトレット経由でラスベガスに戻ることにした。

ファッション・アウトレットは1998年に開業しており、オープンした当初こそ新たな観光地として大きく注目され、ストリップからの送迎バスも定期的に出ていたが、ラスベガスにノース・プレミアムアウトレットができたころ(2003年ころ)辺りからなんとなく存在感が薄れ、数年前には送迎バスも廃止され、今回のように何かのついででもないとわざわざ足を運ぶほどのところでもなくなってしまっている。モール内はきれいに維持されてはいるものの、シャッターが閉まっている店舗も少なくなく、しかも備え付けの場内地図に従って行ってみたらなくなっていた店もいくつかあった。

結局ここでは何も買わず、サンセットステーションに戻り、ITさんらと別れた後、我々夫婦は次に宿泊するリオ・スイートへ向かった。

リオ・スイートのチェックインも結構な行列ができていた。やっと順番が回ってきたと思ったら、ここでもリノでのハラーズと同様、ブッキングドットコムで取った予約がキャンセルされていると言われる。こちらでもなんとかその場で部屋を取ってくれた(レートが同じだったかどうかはよくわからないが、大差はなさそうだった)。ブッキングドットコムと、ハラーズやリオスイートを運営するシーザーズ・エンターテインメントとの間に、何か問題でもあるのだろうか。帰国したらブッキングドットコムに問い合わせてみようと思った。

女房はこのホテルに泊まるのは初めてだが、ワタシは今回が3回目か4回目になる。初めて泊まったのはオープンしてまだそれほど経っていない90年代中ごろで、部屋ががらんと広いという事くらいしか印象に残っていなかった。今回久しぶりに部屋に入ったが、以前よりもチープに感じた。

 
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(上)通常の部屋の2倍近い広さがあると思われるが、段差で区切られているわけでもなく、これでもスイートが名乗れるのかと昔から疑問に思う。
(下)バスルーム。ここも広いが、洗面台は一つしかない。二つくらいあってもよさそうなのに。


チェックイン後、向かいの「PALMS」や隣の「GOLD COAST」のカジノで、女房と二人で結構遅い時間まで遊んだが、今日もツイているとは言い難かった。

新・ラスベガス半生中継 2017 年GW 5日目(ラスベガスに移動する日)

2017年06月04日 16時38分53秒 | 海外カジノ
深夜2時半。夜が明ければレンタカーを返却してラスベガスへ向かうので、本来ならば今時分はハラーズで寝ているはずのワタシは、実際はアトランティスのカフェ「PURPLE PARROT」でチョップハウスバーガー(7.99ドル=たぶん深夜割引料金)を食べていた。


PURPLE PARROTのチョップハウスバーガー。「肉料理専門店のバーガー」の意味らしい。メニューには10.99ドルとあったが、伝票には7.99ドルと記されていたので、グレイブヤードスペシャルということだと思われる。パティは1/2ポンドあるかどうかだが、物価が高いリノでは超お買い得な気さえする。フライの代わりにコールスローを注文している。

ラスベガスへの経由地であるロサンゼルスに向かう飛行機の出発時刻は夜の7時半である。しかしレンタカーの返却は朝の6時ということになっている。そこでワタシは、空港でレンタカーを返したあとは、無料の送迎バスでアトランティスに向かい、アトランティスではベルデスクに荷物を預けてカジノで過ごし、夕方ころにまた送迎バスで空港に戻るという腹積もりでいた。そして、どうせハラーズを朝6時前にチェックアウトするのであれば、いっそのこと深夜12時過ぎに引き払ってアトランティスで過ごしてしまえ、と考えたのだった。

日中に眠気を催すかもしれないとの懸念もないこともなかったが、車を運転するようになってからは昔と違って毎日それなりに寝るようにしているのでそれほど深刻な寝不足状態ではないし、その後はもう自分で車を運転することもないのだから多少の無理も構うまいと思ってのことだったが、実際眠くなって困るようなことにはならなかった。

リノ最後の夜のビデオポーカーは、比較的よくクワッズが出てくれた。お金は増えないけれども、これまでがあまりにひどかったので、むしろツイているようにさえ思えてしまう。ビデオポーカーの情報サイトで、遊んでもよさそうな台を探して、一晩中打ち続けていた。

やがて夜が明け、車を返しに空港へ。吐く息は白く、気温は低いはずなのだが不思議と寒いとは感じない。送迎バスを待つが、よそのカジノの送迎バスばかりやってきて、アトランティスはなかなか来ない。やっと来たと思ったら、遠くの方にしばらく停車した後、出て行ってしまった。30分後、またアトランティスのバスが来たので目立つところに立っていたら近くにやってきたので、声をかけたところ乗せてもらえた。ドライバーに「あんた、さっきもいたよね? 呼び止めてくれなきゃあ」などと言われた。

アトランティスで荷物を預け、今まであまり手を出してなかったビデオスロットをちょこちょことつまみ食いしながらカジノ内をうろついていると、昨日までしばしば同じバンクでビデオポーカーを打ち続けていた、あの同級生に似ている女性とばったり出会った。彼女はアトランティスのディーラーだった。今は就業中で、どこかへ急いでいる様子だったのであいさつしただけで終わる。

午後3時ころ、コンプキヨスクでステイタスを見たら、コンプダラーが27ドルほども貯まっていた。と言うことは、たぶんこの二日間で少なく見積もっても1万ドルくらいは回したということか。残してもしょうがないものなので、これでごはんを食べてから空港に向かおうと決め、「Cafe Alfresco」というカジュアルダイニングに入る。カフェと言うのでアメリカンスタイルかと思ったら、イタリアンの店で、ピザとパスタのメニューが多い。

ここでワタシは、「パスタ・アトランティック(17.99ドル)」というスパゲティとビールを注文する。アメリカのスパゲティはたいてい茹ですぎで伸びきっておりおいしくないのだが、どうせタダみたいなものだし、ビールと併せてちょうどコンプダラーを使い切るくらいの値段だったので選んでみた。ビールはビールでいくつも種類があり、決めかねたので、ウェイトレスに「お勧めはどれか」と聞いたところ、「サンプラーを持って来てあげましょう」と言い、小さな盃に6種類くらいのビールを注いで持って来てくれた。「これがナントカで、これがナントカ」と説明を聞きながら利き酒をして一つを選んだ。

「パスタ・アトランティック」は、たっぷりのシーフードが入ったクリームソースのスパゲティで、麺は案の定ふにゃふにゃだったが、ソースは意外にも非常においしかった。機会があればまた注文してしまうかもしれない。帰り際、ウェイトレスのサービスに応えるつもりで、チップを10ドル置いて出てきた。



(上)スパゲティにはフォカッチャが付いてきた。これもおいしい。
(下)麺自体は、例えば標準ゆで時間が7分とされている麺を9分くらいゆでればこのくらいになるか、という程度で、アルデンテには程遠い。しかし、エビとホタテがたっぷり(日本流のたっぷりではなく、アメリカ流のたっぷり)入ったクリームソースは大変おいしい。


リノの空港へは、搭乗口前で徹夜の体を少し休ませるつもりで、少し早めの5時前くらいに到着。1階正面の、以前マクドナルドがあったところがセキュリティチェックに変わっていた。キヨスクでチェックインした後、セキュリティをくぐって搭乗口まで行ったが、搭乗券がロサンゼルスまでの1枚しかないことに気づく。ランドサイドに戻って係員に「確認させて欲しいんだけんども、ミーの搭乗券がおかしいある」と話しかけると、「あなた、さっき取り忘れてたわよ」と言って、破棄された搭乗券を見せられた。チェックインキヨスクで2枚発行された搭乗券を1枚しか取っていなかったらしい。その場で再発行してもらって事なきを得る。

ロサンゼルスでは、今日からアメリカにやってくる女房と合流することになっている。ケータイに電話すると、ユナイテッドのラウンジにいると言う。国内便の客でも入れるのかと心配したが、行ってみたらあっさり入れた。それにしても、ソフトバンクのアメリカ放題はなかなか便利だ。LINEなどの無料のネット電話と違って、wifiなど意識しなくても使えるのが大変良い。

ラスベガス到着は定刻通りだったが、レンタカーを借りる手間もあり、ホテル到着は2時前だった。女房はおなかは空いていないと言うので、二人で軽くゲームをする。女房はビデオスロットのバッファローシリーズで少しだけお金が増えた。明日もあるので、3時半ころにはメラトニンを飲んで寝る。