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オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

コインマシンやギャンブルゲームやカジノの歴史的エピソードとか、時々カジノ旅行記とか、たまにスポーツやマンガとか。

ブログ移転のお知らせ

2025年06月16日 09時16分33秒 | その他・一般

Gooブログのサービス終了に伴い、

拙ブログはAmebaブログサービスに移転しました。

 

タイトルは変わらず、「オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶」です。

Gooブログから新Amebaブログへのリダイレクトもできるのですが、移転先の記事内にある過去記事への内部リンクに対応するため、リダイレクトはいたしません。

新たなAmebaブログを、今後ともどうぞご指導いただけますようお願い申し上げます。

nazox2016


新ラスベガス半生中継2025(9):DAY 9/9

2025年05月18日 17時47分14秒 | 海外カジノ

いよいよ最終日。明日未明にはホテルを出て帰路に就かなければならない。例によって今晩は夜通しカジノで過ごし、帰りの飛行機は寝て過ごすつもりであるが、なにしろゲームが滅法ツイていないので、今夜もこの調子だと、予定したバジェットを大きく超えてしまう恐れもある。そんな泣き言をSNSで日本にいる女房に言ったら、「こうなったら徹底的に負けて来い」と力強い言葉を貰ったので、少し気が楽になった。

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朝ごはんは例によってスーパーで買ってきたもので済ませる。この様子なら殆どの食材は食い切ることができそうだが、トルティーヤだけは少し残ってしまうかもしれない。でも、検疫を要するものではないので、持ち帰れば良い。

本日の朝ごはん。それにしても冷蔵庫があることのありがたさよ。

実は、前回記事で言及したヘンダーソンのカジノ巡りは、本当は今日の日中に行っていたことに気づいた。写真の撮影日時に関してワタシに勘違いがあり、昨日の出来事のように記録してしまった。少し違和感はあったのだが、気づいた時には遅かった。

では昨日の日中は何をしていたかと思い出すと、食事に誘われたスロットマシンメーカーの社屋で、新製品の試し打ちを延々とさせてもらっていたのだった。いくつかのタイトルはまだ未発売とのことで、開発中と言うこともあり、写真撮影は遠慮していたが、なかなか創意工夫を感じるものもあり、今後が期待された。

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なにしろカジノに入り浸っているとお金はいくらでもなくなっていくので、少なくとも日中はあまり出費を伴わない観光に充てなければならない。本当の勝負は夜以降だ。ヘンダーソンのカジノでも、見物はするがゲームはしないで過ごす。

夕方、ヘンダーソンからSam's Townに戻り、スロットクラブのブースでプレイヤーズカードをルビーからサファイアに更新してもらう。「おめでとう、これから×日間(具体的な日数は失念)はTireポイントが10倍溜まりますよ」と言われながら、青いサファイアのカードを発行してくれた。別に赤いルビーのカードのままでも大きな問題は無いのだが、例えば売店で受けられるステータス別の割引制度など、一目でランクがわかると面倒が無くて良いこともある。そんなわけで、売店で会社の仲間へのバラマキ用のお土産を、サファイア割引で購入した。

一旦部屋に戻り、忘れ物が無いようにすべての荷物を慎重にパッキングして、駐車場の車に積み込み、いよいよ最後の勝負にカジノに向かう。

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カジノで遊んでいられるのもあと8時間余り。そう言えば今回はテーブルのクラップスを全然していない。昨年10月に、$600がわずか10回のゲームで消えて行った記憶が強く残っており(関連記事:新ラスベガス半生中継2024年(3) DAY 3:例によって(主に)ゲーセン巡り+Sphere)ビビッていたからだが、女房から貰った言葉もあり、ラスベガスに来てクラップスを一度もやらない法もあるまいと意を決し、$200バイインでゲームを始めた。

Sam’s Townのクラップステーブル。ワタシはこの後車の運転があるのでノンアルコールビール。

はじめのうちは勝ったり負けたりを繰り返すものの、リバイすることもなく遊べてはいた。やがてポイントを決めてくれるシューターが相次ぎ、またサイドベットも時々当たってくれて、チップは少しずつだが増えて行った。ところで、ゲームをしているうちに、Sam’s Townのクラップスのレイアウトが通常とは違うことに気づいた。

Sam’s Townのクラップスの、従来とは異なるレイアウト(赤円内)。

この部分は、通常は大きく「6」と「8」と書かれているエリアで、「BIG 6」または「BIG 8」と呼ばれる賭けになっている。ここに賭けると、7が出る前に6(BIG 6の場合)、または8(BIG 8の場合)が出ると、イーブンマネーの配当が得られる。しかし、全く同じ勝利条件のプレイスベットだと、配当は7 to 6になるので、BIG 6やBIG 8にベットするプレイヤーはまずいない。いるとすれば、その人はクラップスを良く知らない人と思われる。そんなわけで、「こんなベッティングエリアが必要なのか」とは昔から言われていた。

この新しいレイアウトは、そんな疑問に対するアンサーの一つであることはわかる。言ってみればフィールドベットの変形で、ペイアウト率もほぼ同じだが、的中率は若干低く、その代わりに最大の配当が高くなっている。

ワタシはビビってベット額を絞っていたのでチップが増えるペースは緩やかではあったが、それでも一時期は$1000に迫るところまでになっていた。$1000に達したらやめようと思っていたが、その前にコールドストリークに入ったので、$800になった時点でゲームを終えた。これまでずっとツキがなかったので、これだけでも大勝利に思えた。プレイ時間は3時間半に及んでいた。

クラップスで獲得したチップ。バイインは$200だったので、大勝利と言える。

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残り4時間は、ビデオポーカーのプログレッシブ付きトリプルプレイで過ごすことにする。昨日までのように$20札が1分で消えていくということもなく、2時間ほどのプレイで6回のクワッズが出てくれて、たいして増えはしないものの遊べはする。残り時間が1時間半ほどとなったところで、4ロイヤルがディールされた。

ディールされた4ロイヤル。フラッシュが出来てはいるが、ロイヤル様を目指して壊すのがセオリー。3つの手のうちどこでもいいからロイヤル様に発展してくれれば財政は大きく好転する。

思い切ってドローボタンを押したところ、

中段にロイヤル様降臨。

最も賞金が低い中段であったが、それでも$1190ある。賞金が$1200に達するとハンドペイとなり、手続きが発生して時間を取られてしまうことを考えると、むしろこれで良かったとも言える。

椅子に深くもたれて達成感に浸っていると、2台向こうで遊んでいた男が「ロイヤル出たのかい」と話しかけてきた。「一番賞金が低いセンターだけどね」と答えると、「フルベットは資金がもたないから俺は1ハンド3ベットでやってるんだ」と言った。それではロイヤル様が出ても1500クレジット($375)にしかならない。「あなたさんは何のゲームで遊んでるあるか? ダブルダブルボーナス?」と聞くと、「そうだ」と言う。「ボーナスポーカーならツーペアで2倍になるから、フルベットしても遊べるあるよ。クワッズではあまり稼げないけど」と言うと、自分の機械を確かめ始めて、「ああ、そうか」というようなことを言っていた。分散の大きいゲームで一攫千金を狙うのも考え方の一つだが、狙いをロイヤル様に絞っているワタシは分散の小さいゲームを選びたい。

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まだ予定よりも1時間くらい早いが、最後にいい思いができたのでこれをきっかけにゲームをやめることにする。ホテルをチェックアウトしてレンタカーセンターに車を返し、空港に到着したが、まだ早すぎて搭乗手続きが始まっていなかった。

飛行機では特に問題はなかったが、乗り継ぎのSFOは雨が降っていた。ワタシはユナイテッドでの乗り継ぎなので、外に出ることなく国際線の搭乗口に行ける(ほかの会社はどうなのか知らない)。国際線ターミナルではラウンジで朝ごはんをいただき、飛行機内では計画通りずっと眠って過ごすことができた。

ラウンジでいただいた朝ごはん。ユナイテッドのラウンジも、以前よりは少しマシなものが出るようになった。

ずっとツカない日が続き最後の最後に大逆転と言うシナリオは痺れるが、できればもっと気楽に遊びたいものだ。次はいつ巡礼の旅に出られるだろう。

(このシリーズ終わり)

 

【重要なお知らせ】

2016年2月にスタートした拙ブログは、Gooブログサービスの終了に伴い、今回を以てひとまず休止いたします

この後拙ブログは他のブログサービスへ引っ越しを予定しており、再開までおよそ1か月の期間を見込んでおります。

再開の際にはX(Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければワタシのXのアカウント「@nazox2016」をフォローしていただければお見逃しも避けられるかと存じます。

なおXにおいては、ブログ再開までは、9年4か月に及ぶこれまでの過去記事の中から、特に記憶に留めておきたいものをより抜いて発信してまいりますので、この機会に改めてご高覧いただければ幸いです。

以上、ご面倒をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


新ラスベガス半生中継2025(8):DAY 8/9

2025年05月11日 23時22分03秒 | 海外カジノ

本日は、某スロットマシンメーカーの日本人スタッフの方々と昼食をご一緒する機会を得た。聞けば、そこのボスがワタシのゲーム業界や古いスロットマシンの話に興味を持ってくださり、ぜひ一度会って話をしてみたかったとのことだった。指定の時刻に社屋を訪ねると、なんとそこにもかつてのワタシの同僚がいて、「nazoxさん、久しぶり!」と呼びかけられて驚いた。人間、縁がつながると意外なところで意外な輪っかが出来るものだ。

食事は何がいいかと聞かれたので、今回は全く(外食としては)食べていないアメリカンを所望し、車で5分ほどのヘンダーソンにある「Buffalo Wild Wings」というレストランに行った。フルサービスのレストランでハンバーガーなんて何年ぶりの事だろう。

「Buffalo Wild Wings」でいただいたハンバーガー。ドリンク込みで20ドルちょっとだったと思うが、先方のおごりのためよくわからない。ごちそうさまでした。

食事をしながら、ローカルのゲーミング市場の状況を聞いたり、セガの昔のスロットマシンの話を聞かれたりなど楽しい時間を過ごした。その中で「ヘンダーソンには古い機械をたくさん置いてあるカジノがあるが、行ったことはあるか。未だにコインを投入して遊ぶ機械がたくさんあるので、Naozxならきっと興味を持つであろう」と言って、「SKYLINE CASINO」を教えてくれた。

Google Mapで調べると、「SKYLINE CASINO」は、現在宿泊しているSam's Townからボウルダーハイウェイ沿いに車で10分ほど南下したところにある。ヘンダーソンには他にも小さなカジノが3つほど密集しているところがあり、いつかは行ってみたいと思っていたので、この機会に訪れる事にした。

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スロットマシンメーカーのスタッフと別れ、まずは教えてもらったSKYLINE CASINOに行ってみたが、大通り沿いには入り口らしいものが見当たらない。当惑しながら裏の駐車場に回ると、奥の方にようやく入り口を見つけたので、近くに車を停めて入ってみた。すると、入ってすぐのところに、Jenningsの、おそらく戦後まもなくの機械が置かれていた。しかし、コイン投入口は塞がれており、単なるディスプレイだった。

Jenningsの、おそらく戦後まもなくの1946年頃に作られたと思われる機械。残念ながらディスプレイのみだが、触れることはできる。このようなアンティークスロットをディスプレイとして置くカジノはたまにあるが、触れることができるのは珍しい。

しかし、そのすぐ傍らには、驚くべきことにMillsの「Hi-Top」が5¢硬貨でプレイヤブルな状態で設置されていた。

Millsの「HI-Top」。このようにスロットマシンを人型の台に据え付けたタイプは1940年代の終わり頃から見られ、コレクターズアイテムの一つになっている。これがプレイヤブルであるとはほとんど奇跡的と言える。

現在のスロットマシン(ビデオポーカー含む)には、筐体にプレイヤーの遊んだ履歴を記録する会員カードを差し込むスロットが標準装備されている。これによりプレイヤーの遊んだ履歴は記録され、カジノはこれを囲い込み戦略に利用する。このような「プレイヤー・トラッキング・システム」が一般化したのは1990年前後頃からで、それ以前に作られた機械にはカードスロットは付いていなかった。そこでカジノは、古い機械には後付けのカードリーダーを取り付けて対応したのだが、SKYLINEに設置されているビデオポーカーの多くが、この後付けのカードリーダーが付いている旧型機だった。

筐体上部に後付けのカードリーダーが追加されたビデオポーカーの旧型機。このボタンが長方形の筐体は、ワタシも90年代に遊んだ覚えがある。

旧式の筐体が並んだビデオポーカーのバンク。背面の鏡には、やはり旧式の筐体のバンクが見える。これはこれである意味壮観である。

これら旧型機はいずれもコインイン、コインアウトの筐体で、筐体の上には懐かしいコインカップも見える。オールドファンとしてはあまりにも懐かしい。

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SKYLINE CASINOを出て、ヘンダーソンの3つの小規模カジノ、RainbowEmerald IslandThe Passを覗きに行く。これらの中では「The Pass」が最も規模が大きいが、あとの二つのカジノは客が押し合いへし合いするくらいの大盛況で、ストリップエリアの大カジノとはまた違った熱気が感じられた。しかし、ビデオポーカーを見ても格別ペイアウト率が高いというわけでもなさそうで、この熱気がどうして発生するのかはわからない。

Rainbow、Emerald Island、The Pass。小さいカジノだが盛況で、つい楽しい気分になってしまって危ない。

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Sam’s Townに戻り、ゲームを始めたが、本日のゲームもひどかった。長い時間をかけて出たクワッズはたったの4回で、昨日と同じくこんなはずではないと続けた結果、お金が大きく減った。ワタシはいつも「この一旅行でお金がいくら減ったら負け」と言うラインを決めているが、今日の段階でもうそのラインに肉迫する勢いになってしまっている。自暴自棄になって、カジノ内のダンキンドーナツで2個で約6ドルのドーナツを買って帰り、部屋でべそをかきながら食べた。

ゲームの画像が全くないのも淋しいので、わが身の不運を自慢する画像。色までは合っているのだが。

部屋に戻る前にKIOSKでポイントを確認したところ、前日比+144ポイントの770ポイントとなっており、サファイアを達成していた。しかし、お金で買ったポイントだと思うと嬉しさも中くらいなり。

遂にサファイア達成。次のレベルのエメラルドまではあと14,230ポイントだが、750ポイントでもこんなに苦しんでいるのだから無理に決まっている。

(次回、最終回につづく)


新ラスベガス半生中継2025(7):DAY 7/9

2025年05月04日 22時01分22秒 | 海外カジノ

本日は、本ブログ書きかけのまま羽生市の「Heavenly」(関連記事:名前通り天国のようなHeavenly(埼玉県羽生市)に感謝を)に行ってしまい、週一更新維持のためには時間も迫っているので、超手抜き版です。申し訳ありません。

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今日はホテルをSam'sTownに移すのだが、諸事情により車を替えなければならなくなった。荷物を引きずってダウンタウンのカジノホテル、4 Queensの車寄せまで行き、タクシーを拾ってレンタカーセンターに向かった。タクシーを使うなんて15年か、もしかしたらそれ以上ぶりの事だ。

自分で車を運転するようになる前の10年間、移動のほとんどはタクシーだった。「日本で働きたいのだが伝手はないか」と切実に相談してきたパキスタン出身のドライバー、ラスベガス周辺を地元とする先住民パイユート族だと称する実に元気な婆さまドライバー、ワタシを見ただけで「コンニチハ」と日本語であいさつしてきたイスラエル出身のドライバーは「日本人、韓国人、中国人は見ればわかる」と物静かで紳士的に言った。この他、ラスベガスから西へ1時間ほどのパーランプにある売春宿への営業を掛けてきた地元出身のドライバーやどうしてもストリップ小屋に連れて行きたがるドライバー等、タクシードライバーとの会話はかなり多く記憶に残っている。

ドライバーとの会話は、「どこから来たんだい?」から始まり、互いの出身地の話に発展することが多い。今回のドライバーはエチオピアから来たという。エチオピアと言えば1960年ローマ、1964年東京と五輪を二連覇したアベベ・ビキラが有名なので、「エチオピアはグレートなマラソンランナーが多いあるね。アベベ・ビキラは日本でたいへん有名あるよ」と言うと、まんざらでもなさそうだった。レンタカーセンターに到着すると、運賃はチップ込みで$50を超えた。ずいぶん高くなったものだ。

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レンタカーセンターで車交換の手続きをする。「あの辺の車から好きなの選べ」と言われて最初に選んだのはEV車だった。いや、EV車と知って選んだわけではない。いざ動かそうと思ったが動かし方がわからず、あれこれ調べたらEV車であることがわかったのだった。ワタシはEV車は全く分からないのでカウンターに戻り、普通のガソリン車に変更してもらった。

サムズタウンに行く前に、スーパーに寄って食材を買い足す。今まではハムとソーセージばかりだったので、今回は少し違うことをしようと考えて、トルティーヤと、調理済みのプルドビーフとプルドポークを買った。実は今回、水を加えることで熱を発して食材を温めることができる「モーリアン・ヒートパック」と言うものを持参しており、そろそろ試してみようと思ったこともあった。他に、またもやチョコレートミルクとスライスチーズ、それにフルーツにイチゴを買い足した。

今回買い足した、調理済みのプルドビーフとポーク、スライスチーズ、トルティーヤ、それにモーリアン・ヒートパック(右端)。この他にイチゴとチョコレートミルクを買っている。上のアルミ箔は、これから使用する。

調理済みの肉を開け、スライスチーズを敷いたトルティーヤに適量を乗せたところ。

食材を包んだトルティーヤをラップに包む。

食材を温める「モーリアン・ヒートパック」のバッグにセットする。最低面には水にぬれると発熱する発熱剤が仕込んである。

バッグに水を一定量注ぐと発熱が始まり、水が沸騰してくる。この状態で10分間待つ間に、上部の蒸気穴からは蒸気が噴き出す。

火傷に注意しながら食材を取り出し、アルミ箔を開いたところ。

一応出来上がり。

肝心の温まり具合は、それなりに温かくはなるが、やはりムラがある。一つには食材の大きさや形も悪いのだとは思うが、「大サイズ」のバッグでこの程度では不満が残る。また、災害など緊急時にはそれなりに重宝するだろうが、平常時では、10分待たされてこれなら積極的に使わなくてもいいかなと思った。

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Sam's Townもワタシが最も多用するカジノホテルの一つだが、一昨年に見た時はゲームの配置が変わっていて、嬉しくない変化があった。(関連記事:新ラスベガス半生中継2023年G2Eショウ(6) DAY 4・ローカルカジノ巡り)。しかし今回は、長年旧式の筐体だったプログレッシブ付きのトリプルプレイのバンクの筐体が新式に交換されていた。ディールスピードの設定を最も遅くしても少し早すぎる点は残念だが、サウンドもしっかり聞こえて快適ではある。しかし、ゲームの結果は芳しくなく、長い時間かかって出たクワッズは僅かに6回に過ぎず、そのうちスペシャルなクワッズは1回のみと滅法ツイていなかった

今回は特筆するような手は殆ど無し。せいぜいが、一回だけ出たデルトクワッズ(但しボーナスの付かないヒラクワッズ)と、ダブルサイデッド・ストレート(いわゆるストレートのリャンメン待ち)で3つのハンド全てにストレートが成立したという、珍しい割には全然儲からない手が出たくらい。

こんなはずではないと次々とお金を投入したのでTierポイントはそこそこ溜まり、いよいよサファイアの背中が見えてきたが、ゲーム資金がかなり削られてしまい、泣きそうになりながら寝る。

7日目終了時のステータス。Tierポイントは前日比80ポイントの626ポイント。                      

(つづく)


新ラスベガス半生中継2025(6):DAY 6/9

2025年04月27日 22時22分09秒 | 海外カジノ

今日はかつての同僚Gとそのお兄さんをHarrah’sで拾い上げ、3人でレッドロックキャニオンに行くことになっている。以前なら無料のセルフパーキングに車を停めて徒歩で迎えに行くところだが、今はセルフパーキングが有料になってしまい、ほんの少し停めただけで馬鹿にならない出費になってしまうので、事前に連絡を取り合い上手くタイミングを合わせて車寄せで合流する。Harrah’sの車寄せへの入り方は三日前のストリップエリア散策の時に確認しておいたが、やはりこの界隈の車での移動は複雑で、近寄らずに済むならなるべく近寄りたくない。

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2人を拾い上げた後、高速道路はなるべく使いたくないのでサハラ通りをひたすら西に進む。レッドロックキャニオンにはこれまで2回行ったことがあるが、最後に行ったのは20年くらい昔の話で、あまりの変わりように驚いた。

レッドロックキャニオンの玄関とも言えるビジターセンター。ワタシが最後に来た時は、こんなものは無かった。

ビジターセンターの周囲にある、レッドロックキャニオンで見られる生物や地形等の説明。これもビジターセンターができてからのものであろう。

レッドロックキャニオンの中にはドライブコースが整っており、訪れるものはこのドライブコースに沿って進み、ところどころにあるビューポイントで車を停めて景観を眺め、あるいは徒歩でクライミングやトレッキングを楽しむ。

途中のビューポイントに停まっていたカッコいい3輪車。その後何台も見かけたので、レッドロックキャニオン観光用のレンタカーなのかもしれない。

クライミングをしている人。注意して見てみると、結構あちこちでクライミングが行われていた。

我々も途中でトレッキングをして、約10kmを歩いた。

トレッキングの途中にあったクリークの水は澄んで、冷たい。どこから来るのだろうか。さらに西の、冬はスキーができるくらいの雪が降るチャールストン山だろうか。

トレッキング中は、リス、トカゲなど、野生生物にしばしば遭遇する。

トレッキングは、踏み分け道とも言えないような狭いところを行くので、戻ってくる人としばしばすれ違う。そのたびに互いにあいさつする山のマナーは共通のようだ。そうやって言葉を交わしていると、ある一団に、「この先に滝があるから見るといいよ」と教えられたが、途中で道を見失ってすごすご戻った。

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トレッキングから車に戻ると、そろそろ5時だった。しかし、今日からサマータイムが始まっているので、日の高さは本来なら4時で、まだまだ昼間である。

左がラスベガス時間での9日1時59分時点。右はその1分後。東京、上海、オタワの各都市は1分しか進んでいないが、ラスベガスは1時間1分進んでいる。

レッドロックキャニオンの後、少し早いが夕食を摂ろうということになり、ラスベガスに行ったら一度は行きたい店の一つ、中華街にあるベトナム・中華料理のPho Kim Longに行く。しばしば待ち行列ができる結構な人気店だが、この時間帯のせいか、すぐに席に着けた。

Pho Kim Longの店内。私が注文したのは「ビーフ・フォー」(手前)。そのほか、みんなでシェアするサイドとして春巻きを注文した。

この店はうまくて安いことで評判が高かったが、さすがに最近の物価高の流れには逆らえなかったようで結構値上がりしていた。さらに円安も重なっているので、少なくとも我々日本人にとっては安い店とは言い難くなってしまったのが何とも残念だ。

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かつての同僚G兄弟をHarrah’sに送り届け、自分はホテルに戻ってゲームをする。しかし、近来稀に見るツキのなさで、寝るまでにクワッズはたったの1回しか出ず、それもボーナの付かない6のクワッズだった。

Tierポイントは、トリプルプレイが「SCORE 4」の対象外なのでシングルプレイしかしていないこともあって、前日から僅か19ポイントしか増えていなかった。

6日目終了時のステータス。504ポイントは前日比僅かに+19ポイント。 ヒラクワッズの画像など自慢するほどのものでもないので、ゲームの画像は無し。                                   

(つづく)