青少年の喫煙の防止に備えて実施されたTaspoの
制度は、愛煙家にとっては迷惑でしかないとしながらも
定着してきているようです。
先日、JTの公表した利用率では、641万人の人が
登録し、その利用率は愛煙家全体の24%に当ると
報告されています。
逆算すると、JTが基準数として把握している愛煙家の
人数は、約2670万人と言うことになります。
残りの2000万人ほどの人たちは、Taspoの登録
カードを持たずに店頭で対面購入しているのでしょう。
この制度の導入で、たばこを止めた人は、どれ位の
人数になるのでしょうか。
国会議員の有志で組織されているタバコの増税問題
懇談会では、欧米並みの20本入り、一箱の価格を
1000円にする案が出ていました。
過去にも、財源の不足を埋めるためにタバコが増税
されたことがありますが、今回は、世界的な禁煙の
流れの中で、先進国の中では、日本が最も喫煙に
対しては寛容であり、単価も三分の一程度である
現実があります。
この世界的な「たばこは悪」とする流れには、日本
としても抗しきれないでしょうから、いずれ、愛煙家に
とっては厳しい判断を迫られる時がやってくることは
間違いがありません。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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