日本は周囲を海に囲まれ、国土の70%は森林である
自然環境に恵まれた国です。
ここから得られる海草や植物の資源であるバイオマス
を利用しない手はありません。
当然国内では、石化燃料に替わりうるバイオ燃料の
研究は進められています。
海からは、海草を利用してメタンガスを抽出し、発電用
燃料とする、「海草バイオマス醗酵プランと」があります。
米国でも、アリゾナ州のエネルギー企業が、藻を利用
してバイオマスエネルギーを得る事業に乗り出しました。
この会社は、テキサス州の風光明媚な行楽地である
ハーリンジェンに近いテキサス湾の沿岸に、藻類から
バイオ燃料を製造する、海の農場を開設しています。
日本の企業では海外でのバイオエタノール生産の
拠点造りも進んでいます。
三井物産は、日本国名でのバイオエタノールの需要の
増大に備えて、ブラジルでブラジル国営石油会社の
ペトロプラス社と共同で、バイオエタノールの生産と
輸出の企画会社を設立すると発表しました。
計画ではブラジル各地にサトウキビを原料とするエタ
ノール製造工場を建設して、日本向けに輸出します。
また、エタノールを抽出した絞りかすを燃料にした発電
所の建設も検討しています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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