厚生労働省は、5都府県の1万5000人を対象に
2020年12月に行った抗体検査の結果を公表。
検査結果では、高い順に東京都が1・35で、
次いで愛知県で0・71%、大阪府で0・69%、
福岡県は0・42%、宮城県が0・14%だった。
厚労省は、複数の地域で速報値よりも保有率が
上がったが、欧米と比べると、依然として
多くの人が免疫を持っていなかったとしている。
今後は、感染の広がりだけでなく、ワクチン
接種によって抗体を保有する人がどれだけ
増えて、集団免疫が獲得できるかが問題。
日本国内では、変異株による感染拡大が
第4波の引き金になると懸念されており、
低い抗体保有率からみれば、爆発的感染拡大も
予測される。
英国型の変異株では、致死率が約2倍になって
いるとされている。
また、ブラジルでは、現在感染者の半数が
ブラジル起源の変異株[P・1]で占められている。
特に、懸念されるのが致死率の高さだ。
ブラジルでの新規感染者数は、年初から増加
傾向を強めており、3月21日までの1週間の
新規感染者は50万人を超え、死者数は1万
5000人超と、1日に2000以上の死者がでている。
3月に入ってからの死者数増が顕著だ。
最近の特色として、第1波は高齢者が中心で
あったのが、最近では重篤化や死亡する人の
割合が、30~49歳で5~6倍になっている。
このため、医療制度は既に崩壊状態にある。
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