備えよ常に! 備えあれば憂いなし
広州恒大は、2021年末現在、100兆円を
超える債務を抱えているが、債務返済は
政府も手をこまねいたままで、返済実行は
遅々として進まない。
青田売りで未だ住宅の引き渡しを受けて
いない契約者も放置されたままの状況だ。
引き渡しを求めて抗議運動をすれば、拘束
されたり、挙句はブラックリスト入りに。
中央政府も放置はできず、時間はかかっても
引き渡しを急ぐよう地方政府へ圧力はかける。
他方、再々の海外の投資家からの返済要求に
対して回答を先送りしてきた広州恒大から、
3月22日に海外投資家に対する債務、およそ
2兆4800億円に対して返済計画が発表された。
内容は、保有債券を新たに発行する10~
12年債と交換、借換えを受け入れるか、
或いは、恒大と香港の関連会社の株式での
返済を受け入れるか、二つの選択肢を示した。
ドル建てで借り入れた債務は、ドルで返済
するのは大原則だが、国際慣行をも無視した
うえに、受け入れられるはずもない選択肢を
示してどちらを取る、では拒否されて当然。
こうした返済方法を、国際社会に開示する
ことを許している中国政府は面目丸つぶれ。
今後、こんな国への投資は危なくて出来ない
として、中国離れを加速させることは必至。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?