医療体制
最初に[帰国者・接触者相談センター]で連絡を
受け、感染が疑われる場合には専用の外来
窓口[帰国者・接触者外来]を紹介する。
そしてウイルス検査を行ったうえで必要に
応じて入院させる。
また、医療機関で感染症に対応したベッドや
人工呼吸器などの確保を進めるとともに
治療法やワクチンなどの開発に取り組む。
今後、地域で患者の数が大幅に増えた場合は
一般の医療機関でも診療時間や動線を分ける
などの感染防止策を行ったうえで感染が
疑われる患者を受け入れる。
それに合せて重症の患者を多く受け入れる
見込みの感染症指定医療機関から順に
「帰国者・接触者外来」を段階的に縮小する。
また、症状が軽度である場合には自宅での
安静・療養を原則とし、状態が変化した時に
かかりつけ医などに相談したうえで受診。
高齢者や持病がある人は感染すると重症化
しやすいことからより早期・適切な受診に
つなげるが、症状がない高齢者や持病が
ある人の継続的な医療・投薬については
感染防止の観点から電話による診療で処方
箋を発行するなどできるだけ医療機関を受診
しなくてもよい体制をあらかじめ構築する。
そのうえで重症者を優先的に受け入れる医療
機関を決めるなど適切な体制を整備する。
また高齢者が利用する介護施設などで感染が
疑われる人が出た場合には感染防止策を
徹底するとともに重症化のおそれがある人を
円滑に入院治療につなげる。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?