嘉永7年(1855年)から万延元年(1860年)までの
安政の年は、5年余りの短い時代ではあったが
日本の歴史上では、黒船の来航に始まる日米
和親条約締結から安政の大獄など、現在NHKで
放映中の西郷どんの舞台の時代だが、歴史に
遺る大地震の頻発した時代でもある。
安政元年(1854年)には、東海地震(M8・4)、
南海地震(M8・4)、豊予海峡地震(M7・4)と
南海トラフを震源とする巨大地震が連鎖した。
都が平城京から平安京に移った直後の9世紀も
地震や火山噴火が相次いで発生した時代だ。
記録に残る大地震などは、
818年 北関東地震
827年 京都群発地震
830年 出羽国地震
832年 伊豆国で火山噴火
837年 陸奥国の鳴子で火山噴火
838年 伊豆国の神津島で噴火
839年 出羽国の鳥海山が噴火
841年 信濃国地震と北伊豆地震
850年 出羽庄内地震
863年 越中・越後地震
864年 富士山と阿蘇山が噴火
868年 播磨地震と京都群発地震
871年 出羽国の鳥海山が噴火
874年 薩摩国の開聞岳が噴火
869年 貞観地震(M8・3~8・6)
878年 相模・武蔵地震(M7・4)
887年 仁和地震(M8・3以上)
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