世界の政府系の投資機関の中で、トップクラスの
資金を保有している、アブダビ投資庁(ADIV)は、戦略
的な投資をすることで知られています。
約170億ドル(1兆8000億円)の資産を持っていて
エネルギー関連や情報・通信分野などの戦略的産業
への投資を積極的に進めています。
この程、神戸市の先端的な医療技術や設備を備える
専門病院の「神戸国際フロンテイアメデイカルセンター」
への100億円規模の投資も、その投資方針の一つです。
投資姿勢は、短期的な利ざやを得る目的ではなくて
3~5年単位で見直しはするものの、長期間の投資を
通じて、世界の一流の高度な技術や知識の習得を目的
としています。
投資先は、受入が開放的なアメリカ向けの投資が多く
日本へは、400億ドルほどであり、その70%が金融
商品への分散投資だとされています。
株式が50~60%、債権が20~25%程度と推定
されています。
最近では、先進国への投資だけでなく、新興国向けへの
投資を目的とした部局も創設されました。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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