大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

落ち込む個人消費

2008年07月31日 | Weblog




原油価格の上昇は、ガソリン代の高騰だけに止まらず

間接的な影響が消費者物価の上昇となって、家計に

大きな影響を及ぼし始めました。

3月の消費者物価指数が、前年比1.2%と、2月の

1.0%より更に上昇を続けています。

ガソリン価格が180円台になっている昨今では、更に

相次ぐ生活必需品の値上げが加わり、備えの乏しい
低所得者の家計を圧迫しています。

家電製品なども、輸入原材料の上昇や海外での加工

コスト、流通コストなどのコストアップの要因を吸収する

限界を越えてしまって、値上げに踏み切らざるを得ない

例も出始めています。

2008年度は、前年度比で1.7%にまで上昇すると

予測されています。

物価の上昇に見合う収入増が期待できる経済環境で

あればよいのですが、現状は企業業績は悪化傾向に

あり、賃金などの所得は伸び悩びが続きます。

物価の上昇は、一般のサラリーマン家庭では前年度に

比べて、4851円と5000円近くも支出増になります。

特に、低所得者層にとっては、生活必需品の占める

割合が大きいために、負担増は重くのしかかってきます。

更に、家計を直撃しているものに、社会保険料などの

負担増があり、一段と消費支出が抑制されるために、

商品やサービスなどの消費市場への影響は悪化傾向

が続きます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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