中国国家統計局は1月20日に、2013年の年間の
国内総生産(GDP)が物価変動を除く実質で安定
性を備えた成長の基準ベースとされた8%を2年
連続で割り込む7.7%だったと発表した。
国家統計局の説明では、13年の成長率では、
投資関連部門が寄与した割合は54.4%と半分
以上を占めた。
13年の春に減速した景気の回復に備え、夏には
鉄道建設などインフラ整備に重点を置く政策を
推し進めて成長の下支えを図った。
工業生産部門では9.7%増だったが、固定資産
関連投資は前年比19.6%増。
だが、消費を示す小売売上高総額は13.1%増で
前年比では1.2ポイント減に。
年初から鋼材価格なども下落傾向が続き、在庫
増に苦しみインフラ投資も足元では減速している。
2月20日に、英HSBCが発表した製造業の景況
感を示す2月の購買担当者指数(PMI)は48.3と
1月度の49.5から更に悪化し、2ヶ月連続で
50を割り込んでいる。
経済発展に備えた改革政策促進は頓挫し、政府
中央では汚職追放で加熱しているが、国民経済は
冷え込みが加速している。
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