ヨーロッパ諸国を束ねるEUの中心地は、人口が
約1000万人のベルギーのブリュッセルにある。
EUの政治や金融の心臓部の機能を備えた中核の
施設が存在する場所である。
1月中旬、ブリュッセルの中心地がデモ隊で溢れた。
昨年6月中旬に総選挙が行われたが、何と半年
余り経った現在も未だ新政府が誕生せず、国の
政治が機能しないという考えられない状況だ。
人口の約6割がオランダ語系、4割がフランス語
系の連邦国家で従来から対立を繰り返してきた。
この民族的な対立要因を備えている所へ、今回は
ベルギーの抱える財政不安が噴き出して混迷を
一段と深刻化させている。
GDP比での財政赤字率が3%未満であることが
基準のEU諸国の中で、表面を繕いながらも正常と
される基準を満たしてきた。
しかし、金融危機でギリシャ同様に統計操作の
繕いが綻びて、累積債務のGDP比が144%と
非常に異常な状況にあることが表面化。
ポルトガルやアイルランドどころではない、EUの
中心地の財政破綻が現実の問題としてクローズ
アップされる事態となり、ユーロの危機に発展。
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