備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中國は景気の減速で、企業倒産や閉鎖が
相次ぎ、ITなど先端産業の中心地だった
深圳や広州、東莞などの広東省内の企業は
特に大きな打撃を受けているとされる。
地方政府は、土地利用権の販売による収入が
財政収入の4割、所によれば半分ほども占めて
いたのが激減して、役人の給料が払えず、
給料が半分に減給になったとか、半年間も
給料の支払いが滞っているなど厳しい状況に。
そうした中、中国の医療保険制度に異変が
起こっているという。
中国政府が費用を補助する公的医療保険制度には
複数のプログラムがあり、加入者は合計で
13億人を超えるとされる。
2022年に、加入者が1900万人減少する異例の
事態となり、23年も減少気候が続いている。
更に、公的医療保険の解約者、脱退者数が
数年間増加傾向にあったのが、直近で急増し
その減少人数が数千万人に及ぶという。
その理由の根本に在るのは、医療保険による
負担率が40%以下という低さ、即ち自己
負担率が高いため、給料が減れば負担に
耐えられなくなることだ。
主要な医療保険制度の最低保険料は、2018年
以降、最低保険料が2倍以上も上昇したが、
出稼ぎ労働者の平均賃金の伸び率は同期間中で
24%にとどまることからも伺える。
政府当局者は、医療保険からの脱退者増加を
受け、高齢化が進む開発が遅れている地域では
[深刻な健康リスク]が生じかねないと懸念
するが、何より日々の食費、生活費が優先だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?