備えよ常に! 備えあれば憂いなし
韓国の家計債務は、2022年末には対GDP比で
108.1%に達し、世界でワースト2位に。
2021年度のワースト4位から2ランクも上昇。
好きなランク争いで喜んでおられぬ事態に。
消費の伸びを示す指標の小売販売額指数で
8月の小売販売額指数は、8月に102.6.と、
前年同月の108.2から5.2ポイントの大幅下落。
7月でも3.3ポイントの下落を見せており、
2ヶ月連続の落ち込みだが、専門家は9月
以降も不振が続くと予測している。
発表されている9月の消費者物価上昇率は
3.7%で、5ヶ月ぶりの最大値を記録。
原乳、砂糖、コメなどの[白物]を中心とした
飲食品の価格上昇が中心で、[ホワイトフレー
ション]と呼ばれている。
特に、コメは1年前より14.5%の大幅上昇。
増えない可処分所得の環境下では、消費量を
削るしかないのが現状。
方や、家計債務額の主座には住宅ローが
デンと座っていて、ローン金利は上昇一途。
借金返済のために新たの借入を繰返さざるを
得ない月々の流れが固定化。
既に、GDP成長率のマイナスが口にされる
状況にあり、経済成長の勢いは大幅に鈍化。
このため、家計債務の増加幅が成長率を
上回る状態となっている。
今後3年間は家計債務は毎年、4~6%程度の
増加が予測されている。
このため、家計債務の対GDP比110%超えは
近いとされる。
可処分所得の減少による消費の抑制に関して
いえば、日本も同様で、他国のことをあれこれ
言える立場ではなく、腹いせにしているだけ。
進む4万円減税論議も、不足している穴を
埋める程度で消費の一時回復はあっても、
将来に向けた伸びを期待できるものではない。
将来の経済成長を見通した腹デカの大黒さんは
出てこないものかと人材貧亡国を嘆くばかり。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?