中国の国内の経済指標はやや回復の兆しを
見せ始めており、一部には安堵感が広がる。
だが、主要な輸出先の欧米の景気回復の足取り
は重く、国内景気の活性化に備えた施策は
またもインフラ整備や不動産開発に偏重。
こうした中、人件費の上昇、生産技術向上や
管理部門の改善などのソフト面への取組みの
姿勢などに厭気した企業の脱出が加速している。
問題は、欧米の大手銀行の資本の引上げだ。
9月初め、バンク・オブ・アメリカが中国建設
銀行の持ち株全株を売却して撤退。
既に、ゴールドマン・サックスも中国工商銀行株を、
クレディ・スイス銀行と英ロイヤル・バンク・オブ・
スコットランドが中国銀行株の全株を売却済みだ。
更に、中国本土に巨額の投資をしている香港の
長江実業も事業再編に備えて中国事業の縮小
整理を進め、EU圏に投資先を移している。
中国の経済成長の減速がはっきりして来たことに
加え、習政権が毛沢東時代への回帰を思わせる
思想や言論に対する抑制を強め、改革派の封じ
込めの姿勢を鮮明にし始めたことも大きな要因だ。
中央規律検査委員会の調査報告では、2012
年に1兆ドルが不法に海外に持ち出され、今年は
1兆5000万ドルに達するだろうとされる。
中国経済を支配する党の指導者層自身が船の
沈没に備えて資金逃避を急いでいるのだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
W.ヒューストン DVD
マイケル DVD
Javari.jp レディース