メタボリックシンドロームの状態にある人に起こる
血糖値の異常については、糖尿病との関連で考えらる
ことが多いですが、免疫細胞が関係していることが
明らかになりました。
東京大学の医学系の研究チームが、肥満になって
血糖値が高いマウスを調べたところ、「Tリンパ球」とい
う細胞が多くなっていることが判りました。
「Tリンパ球」は身体に入ってくる外敵に備えるための
免疫の働きをしている細胞ですが、別の免疫の細胞を
呼び集めていたのです。
このために肥満の人の脂肪に炎症を起こさせて、
これが原因で血糖値の異常のコントロールが出来なく
なっていたのです。
肥満体の人のメタボリックシンドロームの症状で起き
やすい血糖値の異常に、免疫細胞の「Tリンパ球」が
関与していることが判ったのです。
このことは、逆に「Tリンパ球」の免疫の働きを抑制し、
また、脂肪に起こる炎症を抑制することができる方法を
見つければ、血糖値の異常の治療に新しい道が開ける
可能性があると期待されています。
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