後を絶たない「毒」事件が続いている中、食肉加工品
の加工工程の使用水から猛毒のシアンが検出された
という、とんでもない事件が起こり、年末商戦を目前に
して食品大手企業を揺るがす事件が発生しています。
いま、東京では築地の市場の移転計画が東京都の
主導で進められています。
しかし、この移転先の土壌汚染が大きなネックとなって
計画の進展に待ったが掛かっています。
有害な物質を分離し、除去する備えのない工場から
垂れ流された有毒成分が、地下に浸透して、
地下水を通じて、食品に入り込んでしまったのです。
国内だけでなく、中国でも、またまた、大変な問題が
発生しています。
蛋白質の含有率を上げる(表示の数値を上げる)ために
メラミンが、養鶏飼料にも添加されていたのです。
ただ、乳牛だけでなく鶏の餌にも加えられていたのです。
この結果、鶏卵からメラミンが検出されて、回収騒動が
起こっていますが、卵、単品で消費されるだけでなく
広く加工食品として利用されているだけに、牛乳事件に
劣らず影響は深刻です。
焼き鳥などとして鶏肉の多くの加工食品が日本の食卓に
上がっています。
飼料のメラミン汚染問題は、牛乳から鶏卵、鶏肉だけ
でなく、まだまだ広がりを見せそうです。
食の安全を守る防波堤をしっかりと固めて欲しいものです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?