国立感染症研究所によると、感染・発症すると
半数ほどの人が死亡する「劇症型溶血性レンサ
球菌感染症」患者が急増している。
調査を始めた1999~2010年の患者数は多くても
年間100人前後だったのが、12年以降は毎年
200人以上になり、2014年は273人、それが今年は
8月9日までで279人と昨年度の患者数を超えた。
都道府県別では、東京44人、大阪28人、神奈川
20人、千葉、兵庫各15人とほぼ人口に比例。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症を発症すると
手足の壊死や意識障害から半日程度で死亡する
ケースがあり、「人食いバクテリア」と呼ばれる。
溶血性レンサ球菌は血清学的性状から13種類
(A~O)のタイプに分類され、ヒトの感染症から
分離されるタイプの90%以上がA型。
A型レンサ球菌は、どこにでもいるバクテリアで、
小児の風邪の50~60%の原因になっている。
のどの痛みなど咽頭炎を起すタイプのA型レンサ
球菌はペニシリンで容易に治療が出来る。
だが、このA型レンサ球菌が手足の傷口などから
侵入して、何らかの原因で劇症タイプのA型レンサ
球菌に突然変異するが、遺伝子構造は変わらない。
劇症型に変異すると短時間に壊死や意識障害を
引起し、4~5割の患者は死亡する。
特に、ガンや糖尿病で免疫力が落ちている人が
劇症型を発症し易く、死亡年齢の中間値は72歳。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
W.ヒューストン DVD
マイケル DVD
Javari.jp レディース