8月20日、広島で短時間に200mmを超える
豪雨で発生した土石流で大きな被害が出た。
その後、北上した前線で韓国南部でも豪雨が
あり、釜山地域では117.5mmを記録した。
釜山近郊にある古里原子力発電所2号機の
取水建屋とコントロールタワーとなる本部建物が
浸水・水没する全停電事故が発生した。
冷却水の取水用に備えられているポンプも使用
不能に陥る緊急事態となった。
翌26日午後3時過ぎ電力は復旧したが、運営
会社の韓国水力原子力(韓水原)は、取水建屋や
本部建物までが2日間に亘って、水没で全停電し
電話やコンピューターの使用も出来ない事態に
対し、「安全性には問題ない」と声明を出した。
この程度の事故はケンチャナよ、という訳だ。
その後の事故発生原因調査で、タービン建屋に
引き込まれているケーブルの導管が密封されて
いなかったため水が導管を伝って侵入していた
ことが判明したが、安全性維持に備えた検査で
30年間に亘り見過ごされていたことが判明。
ケーブル敷設工事が設計図通りに施工されて
いなかったことが原因だった。
運営開始の1983年当時の検査でも確認されて
いなかったことも明らかになっている。
日本では海からの津波に備えた安全性が問題
視されているが、韓国では裏山からの雨水侵入
防止の方が重要な課題だ。
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