大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

トウモロコシはバイオ燃料の原料に

2008年07月07日 | Weblog





バイオマス燃料では更新国の日本でも、堺でE3の

バイオガソリがテスト販売されていますが、首都圏でも

連休前には50のスタンドで発売が開始されました。

しかし、まだガソリンに混合するバイオエタノールの

ETBEは、全量をブラジルからの輸入に頼らざるを

得ません。

日本国内でもバイオエタノール生産に向けての取組が

始まっていますが、アメリカでは、すでに国策として

トウモロコシなどからのエタノールの大規模な生産が

始まっています。

ブッシュ大統領は、バイオエタノールの増産に備え

エネルギー政策法を制定し、2012年までに、バイオ

燃料にするバイオエタノールの使用量を、毎年、75億

ガロン(2850万キロリットル)と定めました。

更に、17年までには、使用量を350億ガロン(1億

3300万キロリットル)とした目標を掲げています。

このように急激な拡大方針を明確にして、生産農家に

対する補助金の額を大幅に増額しました。

05年では、49億ガロンのバイオエタノールの生産

に対して、70億ドルの補助金を拠出しています。

これは、1ガロン(3.8リットル)当り、51セント

(1リットル当り、約14.2円)になります。

トウモロコシ農家は競って、バイオエタノール生産用の

トウモロコシの作付けに走っているために、遺伝子

組換えでないトウモロコシの入手難となり、価格が高騰

しています。

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