今年のインフルエンザの流行は、10月下旬
時点では、「平年並み」のようで、沖縄県だけ
1・00を少し上回る状態になっている。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに
感染して起こる感染症で、ウイルスには A型、
B型、C型があり、ヒトに流行を起こすのは
A型とB型だけである。
A型ウィルスは、ヒト以外にもブタやウマ
などの哺乳類やカモ、ニワトリなどの鳥類
などにも感染する。
一方、B型ウィルスの流行が確認されている
のはヒトだけである。
A型・B型インフルエンザの流行には季節性が
あり、国内では例年12月~3月に流行して、
短期間で多くの人に感染が拡がる。
例年の季節性インフルエンザの感染者数は
国内でおよそ1,000万人前後とされている。
インフルエンザに感染した場合の症状は、咳や
咽喉の痛みなどの呼吸器の症状だけでなく、
高熱、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振などの
全身症状が強く、しばしば、頭痛や関節痛・
筋肉痛など呼吸器以外の症状を伴う。
合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎などが
みられ、重大な合併症には急性脳症(インフル
エンザ脳症)や重症肺炎がある。
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