備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中国は、日本や欧米の銀行と投資会社に
とっては、投資さえすれば成長が確実で
利益が得られる[金城湯池]だった。
それが、不動産バブルの崩壊による経済
成長の沈滞化、対米通商関係悪化による
追加関税や経済制裁などに伴うデカップ
リングやデリスキングの動き。
更に反スパイ法の強化による人的往来の
困難化で対中直接投資が尋常でない激減。
国際収支統計(国家外為管理局)の報告では、
2023年の中国への流入から撤退などの流出を
差し引いたネットの対内直接投資は、前年比
81・7%減にまで激減。
ピークの2021年からは10分の1以下となった。
これは、投資を控えたレベルではなく、
大規模な投資資金の引上げや企業の撤退が
発生したことを示す。
欧米のメデアは、欧米系の投資銀銀行が
現地法人の人員削減や規模縮小を伝える。
また、欧米銀7行が発表した2023年の年次
報告書では、7社中5社が赤字転落か、大幅な
減益だったとする。
中國経済は、資金と経営ノウハウ、情報源の
急激な喪失で、貧血ショック状態に。
中國経済の内情の激変ぶりを如実に表す。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?