ステップ日記☆

山登りの事、楽しかった事や好きな事を中心に綴っています♪

オフen青森1

2009-11-18 | 日記
やってきました初の青森県
どかっと雪が降る前に、
八甲田山と岩木山を登ろうと思って計画したのだけど、
お天気が悪くなってしまったので、残念ながら登山は中止。
無理に登ると、雪中行軍と同じ運命をたどる事になっちゃうしね

ということで、2泊3日、楽しい観光旅行となりました

八甲田山といえば、映画や小説で有名になった、
明治35年、旧陸軍の雪中行軍遭難事件。(詳しくはこちら→

悲惨な事件です まずその資料館に行きました↓
(松コンサンが喜ぶ資料がたくさんありました



↓神成文吉大尉率いる青森第5連隊、総勢210名の中隊編成。
青森~田代元湯の往復を2泊3日で行軍する予定だったが、



大寒波の影響でほとんどの隊員が凍死。
指揮系統、装備の不備など、様々な問題点が遭難の要因となった。

↓やむなく露営することとなり、雪濠を掘って寒さをしのいだ。



↓一方、福島泰蔵大尉率いる、弘前第31連隊は、
総勢たったの38名の編成で、弘前を出発して十和田湖の南を通り、
八甲田山の麓をぐるっと回る、10泊11日約240kmの行軍を成功させた。



↓中隊を指揮した神成大尉も最後は力尽き、
大尉の命を受けた後藤伍長が帰営に向けて進んだが、
とうとう雪の中に直立状態の仮死状態で発見され、救助された。



↓福島大尉は、10泊11日の雪中行軍の成功を称えられることなく、
日露戦争にて戦死。



↓資料館の横に皆が眠る墓苑がある。



↓桜並木に囲まれていた



↓後藤房之助伍長の銅像。



↓背後に八甲田山がそびえているはず・・・
雲に覆われていて見えなかったが。



昔、小説を読んで映画も見てから、
一度は実際に歩いた地を見てみたいと思っていたので、
なかなか興味深く、感動しましたねぇ。

この日も冷たい風が強くて、こんな吹きっさらしの所で、
ましてや真冬の大寒波の時だったかとも思うと、
遭難した方々が気の毒でなりませんでした。

近くに行かれる時は、ちょっと足を運んでみてください。
コメント (4)
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