ステップ日記☆

山登りの事、楽しかった事や好きな事を中心に綴っています♪

カミーノ'16etapa6

2017-01-25 | 巡礼の旅
…etapa5からのつづき

<6日目(11/4):プエンテ・ビジャレンテ~レオン>

8:25 オスタル出発。
9:40~10:35 アルカウエハArcahueja着。朝食。
12:40 レオンLeonの城壁入り口。
12:55 カテドラル到着。
13:30 パラドールにチェックイン。

歩き:14km  

<11/5 雨:レオン~ビルバオ>
<11/6~7 ビルバオ~日本> 
-----------------------------------------------------------------
今日が今回の巡礼旅の最後の歩き。
最終地点のレオン町には歩いて入りたいので、
頑張って14kmほどを歩きます



プエンテ・ビジャレンテのオスタルを出発するとすぐに、
が降り出した。。しかも寒い。。
この時期らしい天気に変わってきたようだ。



↑アルカウエハという村に到着。
幸いにも小さなバルが一軒だけあいていて朝食をとる



↑冷え切っていたので熱いカフェオレがありがたい



↑朝食後、霧雨が降る中、高速道路と並行した巡礼道を歩く。
上下の雨具でもいいけど、上の人のようにポンチョタイプの雨具でもいいかも。



↑この雨の中、空き地で何やら探し物をしている人を見かけた。



↑聞いてみると、キノコ採りをしていた
オジチャンが得意げに見せてくれた。
Setaというシイタケに似たキノコで、
後で調べてみたら癖もなく秋によく食べられているようだ。



↑キノコオジチャンと別れてほどなくして、
レオンの郊外に入っている。やはり大きい街だけに、
中心地に着くのに時間がかかる。
町も大きくなってきているので、
ホタテ貝のマークを見失わないように進む。



↑レオンの旧市街の城壁に到着。
中世はレオン王国の首都であった街。
この城壁はローマ帝国時代(3世紀頃?)に造られたそうだ。
時代を経て、修復・増築されながらも立派にその姿を残している。



↑途中で韓国人のコウ君と一緒にカテドラルに向かう。
気さくな青年で頑張ってコンポステーラまで歩き続けるとのこと。



↑小さな路地に建つ建物も可愛い。。
多くの人が行き交う町。



↑レオン大聖堂に到着!
嬉しい反面、今回の巡礼旅が終わってしまう寂しさも。。
とにかく、無事に到着できて一安心



↑13世紀に建てられたカテドラル。
ゴシック建築様式の美しい大聖堂。
中に入ると、見事なステンドグラスで埋め尽くされていた。



↑鮮やかな色彩のステンドグラス
外の光がステンドグラスを通して神秘的に見えた。



↑十字架の下で一休みをする巡礼者二人



↑レオンに来たら、せっかくなのでパラドールに泊まろうと決めていた。
パラドールはスペイン各地にある国営の歴史的建造物を利用したホテル。
前回はサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダで泊まった。
レオンのパラドールも歴史的建築物を利用したホテルで、
16世紀に建設が始まり、約2世紀かけて造られた、
修道院兼巡礼者のための病院であった。



↑ロビーも豪華。



↑部屋も広々。高級ホテルなんだけど3人部屋で一人60€。
部屋で一休みしてからレオンの旧市街へ繰り出す。



↑小腹がすいてきたので、スペイン名物のチュロスとチョコレートドリンク!
この組み合わせは定番。濃厚なチョコレートを付けながらいただく。



↑旧市街を歩いて回り、
夕飯がてら入ったバルで、今回の旅の成功をお祝いする



↑パラドールに戻りまた乾杯

外は冷たい雨だけど、こうやって暖かい宿にたどり着けて、
美味しいものを頂けることに感謝しなくてはいけませんね。
巡礼旅は感謝・感謝の連続。
人との出会いにも、歩いている時間にも、
自然の力にも、全てに感謝しながら、
これからも歩き続けます

今回、ブルゴス~レオンまで約180kmのうち、
約110kmを歩き、約70kmをバスで移動しました。
ちょうどメセタ地形の広大な高原地帯だったので、
少しワープをして次の巡礼旅に向けて進みました。
天気が崩れて寒い季節と言われていたけど、
幸いにもずっと晴れの天気が続き、
最後の二日間だけ雨に降られました。
ただひたすらに西へのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指して歩くだけですが、
毎回、違った風景、出会い、痛み、出来事などなどがあり、
とっても思い出深いものになります。
サンティアゴまで残り300kmちょっととなりました。
またバスなどの移動も取り入れながら、
歩いていきたいと思います。
次回はいつになるかなぁ。。お楽しみに

簡単に綴りましたカミーノ'16、
読んでくれて

‐カミーノ'16おわり‐
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カミーノ'16etapa5

2017-01-19 | 巡礼の旅
…etapa4からのつづき

<5日目(11/3:カリオン・デ・ロス・コンデス~プエンテ・ビジャレンテ>

10:00 アパート出発。
10:30 バスチケット売り場。
12:45 バスが1時間遅れで到着。
14:10 マンシーヤ・デ・ラス・ムーラスMansilla de las Mulasで降りる。
15:00 ランチ後に歩き始める。
16:30 プエンテ・ビジャレンテPuente Villarente着。
17:00 宿着。

歩き: 6km
----------------------------------
帰りの日程が迫ってきているので、
日程調整のため今日はバスに乗り少し先までワープします



久しぶりにゆっくりした朝を過ごしてから出発。



カリオン・デ・ロス・コンデスという町はスーパーもあり、
そこそこ大きい街。歴史的な建造物も多く見どころが多そう。



↑12世紀半ばに建てられたサンタ・マリア教会。
町で最古の教会。残念ながら外観だけ見学。



↑カフェ・バル・エスパーニャでバス待ち。
右にいる人たちは韓国からの巡礼者。
バスは定刻に来るかと思いきや、なかなか来ない。
待っても待っても来ない。。
その間に、前日の宿で同じだった、
アイスランドのドラさんやアイルランドの二人組と再会する。



やっとバスが来てMansilla de las Mulasという町までワープ。



お昼もとっくに過ぎてしまったので急いでカフェで補給。

この町を出たところで、3人の自転車に乗った日本人と出会った。
沖縄からの男性陣で、私達が二日前に泊まった、
アルベルゲ「オリオン」で私達が先を歩いていることを聞いたとのこと。
なんだか嬉しい出会いでした



レオンの郊外になるせいか、
車の量も増え、国道沿いを歩くのが少し怖い

今日はたったの6kmだけの歩きだったんだけど、
待ち時間が多かったりして、意外と疲れてしまった。。



Puente Villarenteというレオンの一つ手前の街に入る手前に、
13世紀ごろに造られた橋を渡る。



空いているアルベルゲも少なく、
下がカフェになっているオスタル(ビジネスホテル?のような安宿)に泊まることに。



カフェのお姉さんが親切で、
長々とテーブル席でおしゃべりしてしまった

翌日は今回の巡礼旅の最後の歩き!
レオンの街までラストスパート

etapa6につづく…
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カミーノ'16etapa4

2017-01-17 | 巡礼の旅
…etapa3からのつづき

<4日目(11/2:ボアディーヤ・デル・カミーノ~カリオン・デ・ロス・コンデス>

6:30 起床。
7:20 朝食(2.7€ パンとコーヒー)
8:15 アルベルゲ出発。
10:00~35 フロミスタFromista着。観光案内所に寄る。
11:30~12:50 ポブラシオン・デ・カンポスPoblacion de Campos着。昼食。
16:00~16:45 ビヤルカーサル・デ・シルガVillalcazar de Sirga着。休憩。
18:00 カリオン・デ・ロス・コンデスCarrion de los Condes着。 

歩き: 25.3km
----------------------------------
大部屋だとまだ寝ている人もいるので、
気を遣いながら出発の準備。
朝食を頂き、一期一会の出会いに別れを告げる。



↑規模は様々だが、必ず村や町に教会がある。



↑「すぐに気持ちのいい道が出てくるよ~」と、
村の出口で会ったオジチャンが教えてくれた通り、
紅葉の木立の中を、朝日を浴びながら進む。



↑真っすぐな道で飽きそうだけど、
こんなに気持ちがいい道なので大丈夫。



↑カスティーヤ運河が出てきました。
この運河は、18世紀中頃~19世紀前半にかけて行われた、
土木事業を代表する建造物とのこと。



↑フロミスタの街の入り口にある運河に架かる水門。
段々に標高を下げる面白い造り。



↑フロミスタの街に到着。
ここの観光案内所に寄り、
この先の行程を調整するために、
バスの時刻表などについて聞く。



↑星と巡礼者。



↑次の街までまたま~っすぐな道を行く。



↑ポブラシオン・デ・カンポスという町に到着。



↑疲れや足の痛みが出てきて、
小さなカフェで1時間半も休憩をとる。



↑ボカディーヨだけでは物足りなくて、
オリーブもおつまみに追加(^^)



↑お腹を満たしたら、また歩く。



↑時々このようなアルベルゲの案内看板を見かける。



↑ビヤルカーサル・デ・シルガに到着。
着いた!今日はここまで~と思ったら、
アルベルゲが10月いっぱいで休みに入っていた。
ショック。。ほんとにショック。。
他にも数名の巡礼者がこの町に泊まろうとしていたけど、
皆、宿が閉まっていて落胆していた。



↑しょうがないので、カテドラルを見ながらビールを一杯。



↑巡礼者とコーヒーも一杯



↑最後のひと踏ん張りで次の街まで5.8kmを歩く。



↑カリオン・デ・ロス・コンデスに到着。
なんとか日が暮れる前に着けた。もうクタクタ。。



↑アルベルゲでもよかったんだけど、
時間も遅かったので、近くの案内所で紹介された、
アパートタイプの宿に決めた。



↑2LDKの綺麗なアパートで、
ゆっくりと疲れが取れた。
夕飯も紹介されたレストランへ行ったんだけど、
ちょっと注文に失敗して、
苦手な臓物の煮込みが出てきてしまった。。
アパートに戻ってワインを飲みなおして就寝。



↑朝食はピザとフルーツ。

日程が詰まっているので、
この日はバスでだいぶワープしてから歩きます。

etapa5につづく…
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カミーノ'16etapa3

2016-12-22 | 巡礼の旅
…etapa2からのつづき

<3日目(11/1:カストロヘリス~ボアディーヤ・デル・カミーノ>

6:40 アルベルゲ「オリオン」出発。
8:15~40 モストラレスの丘着。軽い朝食。
10:30~45 フィテロ橋。県境。
11:05~12:25 イテロ・デ・ラ・ベガItero de la Vegaで昼食。
14:45 ボアディーヤ・デル・カミーノBoadilla del Camino着。 

歩き: 18.7km
----------------------------------
今日も早起きして、まだ暗い中を出発。



↑洗濯物が乾かなかったのでザックの外に付けて歩く(^^;)
西に向かって歩いているので、
ちょうど背中が東向きだから、
太陽が上がってくるとよく乾くのよねぇ



↑写真では明るいけど、まだ日の出前。
前方の丘を越えていきます。



↑振り返ってカストロヘリスの街を見る。



↑陽が上がってキタ~~!



↑お腹がすいてるけど、頑張るよ!



↑モストラレスの丘の上に建つモニュメント。



↑丘の上に到着。ほどなくしてMTBの巡礼者が通る。



↑あまりにも幻想的でしばし言葉を失う。



↑広大なメセタの台地。
至る所に風力発電の風車が見える。



↑丘を下って、畑の中の一本道をひたすら進む。



↑フィテロ橋に到着。
ピステルガ川に架かる、ブルゴス県とパレンシア県の県境。
橋の向こう側が16世紀、手前側が18世紀に造られたとのこと。



↑川面が鏡のようで、石橋が綺麗に映っていた。



↑橋を渡ってパレンシア県に入りました。



↑大きな巡礼マップ



↑イテロ・デ・ラ・ベガの村に入ったところで朝食&昼食。
他の巡礼者たちも続々と休憩しに入ってくる。



↑いつもサラダを3人でシェア。
あとはボカディーヨと、この日は目玉焼き付き。



↑お腹を満たしたところで再出発
Buen Camino!(よい巡礼旅を!)と励ましてくれる



↑またひたすら真っすぐで単調な道が続く。



↑あんな道や、



↑こんな道、



↑いつまでたっても村が見えてこないと、
足や腰が痛いから、だんだんめげてくる。。



↑自分との闘い。頑張れ



↑ボアディーヤ・デル・カミーの村に到着。
やっと着いたぁ



↑アルベルゲ「エン・エル・カミーノ」を見つけたのでここにする。



↑中庭があって落ち着ける。
主人も陽気な方で日本語の単語を少し知っていた。
壁にあった写真から、大勢泊まりに来てるのが分かる。



↑2段ベッドが並ぶ部屋。こういう部屋が典型的なアルベルゲ。
シーツもきれいでシャワーもお湯が出るし、
快適に過ごせました。
確か一人7€で、食事が朝・昼合わせて10€くらいだったかな??
洗濯は乾燥までしてくれて7€。



↑夕飯は皆一緒に。お豆のスープを飲んでいるところ。
アイスランド、アイルランド、ブラジル、イタリア、スイス、
韓国、ドイツ、日本、8か国の巡礼者が集まって巡礼話に花が咲く。
アルベルゲに泊まると、こういう交流ができるので楽しい

今日も頑張って到着できたことに感謝して、
明日もまた頑張ろう

etapa4につづく…
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カミーノ'16etapa2

2016-12-12 | 巡礼の旅
etapa1からのつづき…

<2日目(10/31:タルダホス~カストロヘリス>

6:40 Tardajosタルダホス発。
10:00 Hornillos del Caminoオルニーヨス・デル・カミーノで朝食。
10:30 オルニーヨス・デル・カミーノ出発。
13:30 Hontanasオンターナスで休憩。
14:15 オンターナス発。
16:30 Castrojerizカストロヘリス着。

歩き: 33.0km
----------------------------------
今日は今までで一番長い距離を歩きます。
未知の距離なので果たして歩きとおせるかちょっと不安だけど、
何とかなるでしょうという気分で出発

まだ眠りの中にいる村を後にして、
ヘッドランプを付けながら歩きます。



↑2kmほど進んだところの小さな村を通過。



↑噴水の水の音だけが聞こえるほど静か。



↑暗くても、壁に道しるべがあるから大丈夫。



↑東の空がだんだん明るくなってきました!
朝焼けが綺麗なんだけど、実はこの時とっても寒くて、
早く陽が出ないかと待ち遠しい気持ちでした。



↑朝日が上がってきた!気持ちがいい~



↑足長三人組。陽の光が背中からパワーをくれる。



↑ただただ広い小麦畑が続く道を進む。



↑Y子チャンが持ってきてくれた素晴らしいアイテム!
このBluetoothスピーカーがどんなに単調な歩きを楽しいものにしてくれたか!
大好きな1Dの曲を流してくれたから、
テンションupでどんどん歩が進みました



↑村が見えてきました。少しホッとします。



↑オルニーヨス・デル・カミーノに到着。



↑カフェで朝食
生ハムがたっぷり入ったボカディーヨ。



↑村の教会。



↑また畑の続く道を歩いていると、
ルナという3か月の犬がついてきました。
やんちゃで遊びたくてしょうがないといった感じ。
飛びついてくるはじゃれてくるは、
飼い主が呼んでも言うことを聞かない



↑ルナちゃん、とうとう捕獲



↑またまたひたすらメセタの大地を歩き進みます。



↑すごい格好だけど、日差しも強くなってきて、
この手ぬぐいほっかむりが便利なんだな



↑こんな道。



↑あんな道。焼き畑中。



↑盆地になっている小さな村オンターナスに到着。



↑ご老人しか見かけない。。静かな村。
しばし休憩。もうだいぶ足が痛くなってきた。。
前日の宿でホンザさんというチェコ人と知り会ったんだけど、
ここで少しお話して仲良くなり、
次の宿で一緒になれたらいいねと話して先を進む。



↑またこんな道。



↑舗装路に出たので車に注意。



↑時々このような中世の遺構が残っている。
ここはサン・アントン修道院跡で14世紀?頃まで、
巡礼者に食事を提供したり、病を治したりしていたらしいです。



↑ひたすらまっすぐに次の街を目指します。



↑巡礼影。



↑カストロヘリスの村に到着!
遠くの小高い丘の上には城の遺跡がある。
その丘の麓に町が広がっている感じ。



↑聖マリア・デル・マンサーノの修道院と教会。13世紀に建設。

町の中を少し歩いてアルベルゲを探す。
そのうちに、途中で会ったホンザさんから連絡が入り、
町の入り口にある新しいアルベルゲにいるとのことなので、
私達もそちらへ向かう。
アルベルゲの名前は「オリオン」。

ホンザさんとめでたくまた会えて、3人部屋にも入れて、
33kmの歩きの疲れを癒す。



ここの宿のオーナーは、
昔巡礼中に仲良くなったというスペイン人と韓国人のカップル。
奥さんが韓国人で、この日の夕食はビビンバ!
ずっとパン食だったからご飯が美味しかったぁ
味噌汁のようなスープもあり温まりました。



↑ちょうど奥さんの誕生日だったので、
皆でバースデーソングを歌ってお祝いしました



洗濯物を干しながら就寝。

この日はほんとによく歩きました。
痛い足ではあるけれど、皆で歩けばめげない、
仲間がいてほんとに心強い気持ちでした。

etapa3へつづく…
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カミーノ'16etapa1

2016-11-24 | 巡礼の旅
…プロローグからのつづき

2016年のカミーノ歩き1日目のスタートです!
今回もメンバーはS子チャンとY子チャンの美女三人よ

<1日目(10/30:ブルゴス~タルダホス>

11:00 ブルゴス大聖堂からスタート。
14:10 Tardajosタルダホス着。

歩き: 9.8km
----------------------------------
ビルバオからバスでブルゴスに入り、
いよいよここから巡礼歩きの続きがスタートします。



↑大聖堂をバックに、ホタテマークの道しるべに導かれて進みます。



↑10月も終わりになると街路樹も秋の色に。
秋も深まっているので寒いという情報がありましたが、
とっても暖かくて、例年にない暖秋だったようです。



↑分かりやすい道しるべがあるのでめったに迷いません。



↑日本でいうイチョウみたいな木々の間を通る。



↑この門、確か映画「星の旅人たちThe Way」(巡礼を題材にした映画)
の中で町を出るシーンに使われた所です。
実際は門を出て右折して、
大通りを左折してしばらく住宅街を通り町を出ます。



↑矢印が心強い。



↑足元にもホタテ(巡礼のシンボル)が(^^)



↑町を出ると、車の多い街道などは避け、
非舗装の巡礼路となるので安心だし静かな道が多い。



↑今日のお泊りポイントのタルダホスに到着。
炎天下の歩きは時差ボケもあって辛かったぁ
10kmほどしか歩いていないのに足に水ぶくれができてしまい、
先が思いやられる。。



↑Barで冷たいものを一気飲みして体を冷やしてから、
アルベルゲ(巡礼宿)で受付けをすます。10€/一人。
アルベルゲの名前「La casa de Beli」

巡礼手帳を持っていると「アルベルゲAlberge」に泊まれます。
原則1泊。公営と私営があり10~15€で泊まることができます。
通り沿いに建っていてBarも併設されていたのですぐにここに決めました。



↑中は小部屋に分かれていて6人ずつ。
すいてたので私達だけで使わせてもらっちゃった。
新しくてきれいで快適でした。
でもこの二段ベッド、ものすごいきしむ音がして、
壊れるかと思った



↑シャワーを浴びて洗濯物をこのテラスで干して、



↑中庭で一杯飲みながら夕飯までを過ごす。



↑夕飯は併設されているBarで巡礼メニュー。
一人10€でサラダ、スープ、メイン(魚か肉)デザート、ワイン、水がついてくる。



↑シェフお手製のガスパチョがとーっても美味しかった

翌日は長距離を歩くので食べたらすぐに就寝

etapa2につづく…
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カミーノ’16プロローグ

2016-11-14 | 巡礼の旅
巡礼旅から無事に帰ってきました。
ぼちぼち写真の整理をしつつアップしていきたいと思います。

聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼旅も3回目。
なかなかゴールにたどり着けませんが、
一歩一歩近づいていることは確かです(^^)



↑早朝に羽田空港を出発して
パリでビルバオ行きの飛行機に乗り換えます。



↑ビルバオに着いて市内のバスターミナルから歩いて7分ほどにある、
「Hotel Zenit Bilbao」に泊まる。
霧雨が降っていて寒い。。



↑近くのBarで前途を祝して乾杯!
Barのベテラン風なオジチャンが優しくて気さくな方でした。



↑おつまみ。オリーブがたっぷりで嬉しい



↑朝8時のバスで、前回の終了地点であるブルゴスへ向かうため、
ホテルを早めに出てカフェで朝食
ボカディーヨ(サンドウィッチ)にたっぷりの生ハムが挟んであるなんて、
日本にはないメニューだよね。
なのでスペインへ来た時は生ハムを率先して食べます!



↑大きなターミナル発着のバスは時間通りに運航しています
チケットも3年前にはなかった券売機が設置されていて買いやすいです。



↑1時間45分ほどでブルゴスに到着!
3年前にハイタッチしたお巡りさんにまた会えました



↑今回はじゃんけんにしてみました



↑前回、焼き栗売りのおばさんも、



↑今回は肩揉みしてあげました



↑とくだらない事をしながらブルゴスの大聖堂方面へ向かっていると、
美味しそうな匂いにつられてチュロスをいただくことに。
注文するとその場で揚げてくれます。



↑揚げたてはうまい!
サクサクしてて生地が重くなくて、
ペロッと2本食べられちゃいました
チュロスがこんなに食べやすいとは、
イメージがちょっと変わりました



↑旧市街へ入るサンタ・マリア門。



↑門をくぐると大きな大きなブルゴス大聖堂。
3年前の朝、ここを出発する時も快晴でした。
また戻ってこられたなんて感慨深い。。
しばし身支度を整えたり写真撮影したりしたのち、
大聖堂の西側へ回り、いよいよ今年のカミーノのスタートです

etapa2へつづく…
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3年ぶりの巡礼旅

2016-10-28 | 巡礼の旅
3年ぶりに、カミーノ・デ・サンティアゴ巡礼路を歩きに行きます!
いくつかあるヨーロッパの巡礼道のうち、
世界遺産でもあることからポピュラーで、
歩きやすいと言われている、
「フランス人の道」約780kmを何回かに分けて歩いています。



1回目(2006年)約163km
Saint Jean Pied de Port サン・ジャン・ピエー・ド・ポー ~ Logroño ログローニョ

2回目(2013年)約124.5km
Logroño ログローニョ ~ Burgos ブルゴス

今回は3回目(2016年)約180km
Burgos ブルゴス ~ Leon レオン

バスなども使ってチビチビと進んでおります。
今回も一部バスで移動することを予定しています。
今回が無事に終わると、残り約312km!
どんな旅になるか楽しみです
帰国したらまた記録を書きますね

Buen Camino
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カミーノ'13etapa8

2013-08-25 | 巡礼の旅
・・etapa7からのつづき。番外編です。

<8日目(7/20):ブルゴス~ビルバオ>

8:15発 バスでログローニョへ。
12:10発 電車でビルバオへ。

-------------------------------------
カミーノ歩きが終わり、後ろ髪ひかれながら、
帰国のためにビルバオへ戻ります。



↑朝日を浴びるブルゴスの大聖堂に別れを告げます。



↑朝一番のバスでブルゴスを出て、
まずはログローニョまで行き、そこからレンフェ(国鉄)に乗りました
ログローニョの駅舎はとってもモダンで素敵でした。



↑30分以上遅れて到着
バスのほうが本数も多いし、ほぼ時間通りに運行するので、
どうやらバスのほうが人気があるらしい??



↑中は明るくてわりと綺麗。
それにしても揺れました



↑ビルバオに到着。旧市街の中のホテルに落ち着いてから、
市内観光へ。



↑ビルバオは鉄鋼業と金融の町として知られています。
近年は観光にも力を入れていて、
町の再開発も進められています。
このトラムも2002年に開業したもの。
せっかくなので乗ってみました



↑そして、グッゲンハイム美術館に到着!
時間がなくて外だけ見学
もうこのパピー君だけでも見られたから満足なのです



↑お花で飾られています



↑ビルバオ市内もこうやって自転車専用道路が整備されていました。
つい自転車関係のネタに目がいってしまうわ



↑ビルバオの教会。怪しい雲が背景に見えますねぇ。
この後、ゲリラ豪雨に遭いましたが、
幸い事前に察知したので、お店に避難しました



↑市内で美味しいと言われているお肉屋さん。
ハモン・セラーノ(生ハム)などがたくさん並べられています。
ぶら下がっているのは生ハムです。



↑これが、何度もカミーノで口にした、
ボカディージョです!
ただ無造作に生ハムが挟んであるだけなのです
でも美味しいのです
この日の夕食はこれとオリーブとビールを、
ホテル部屋で荷造りをしながら頂きました



↑ウガンダ君(神父様)から頂いたロザリオと、
巡礼僧からから頂いたマリア様のペンダントヘッド。
カミーノでは巡礼仲間との出会いがあったり、
アルベルゲ、バル、地元の人たちの温かい励ましやもてなしがあったり、
短い期間だったけど、人とのふれあいも心に響くものがありました
ありがとう!また次回のカミーノで会いましょう

カミーノ'13を簡単に綴りました。
読んでいただき

-カミーノ'13おわり-
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カミーノ'13etapa7

2013-08-24 | 巡礼の旅

・・・etapa6からのつづき

<7日目(7/19)
ガルデニュエラ・リオ・ピコ~ブルゴス>

6:00 起床
7:45 出発
8:50 途中の村で朝食。
12:00 Burgosブルゴス到着!

歩き:15.0km
-------------------------------------
いよいよ今回のカミーノの最終日。
あっという間だったなぁ…



↑アルベルゲのテラスからご来光。
最後の歩きをお守りください



↑宿を出ると、たくさんの巡礼者がブルゴスへ向かっていました。
抜きつ抜かれつ(抜かれることのほうが多いけど)して、
同じ道を同じ目的地を目指して歩きます。
なので、顔見知りじゃなくても、
同じ巡礼者という意味でお互いに親近感が生まれます。
そして笑顔で挨拶するだけで、すぐに次の会話が始まります。
これってとっても大事なことだと思う



↑道沿いの家には巡礼マークがたくさんありました。



↑巡礼者よ、そのまま進め!



↑ブルゴズで10㎞!
しかし、ここからが結構長かった



↑ブルゴス空港の横を通る。



↑この辺りからブルゴス近郊に入る。
気持ちの良い散歩道が長々と続く。



↑サイクリングコースも充実している感じで、
たくさんのMTB,ロードが走っていました。



↑市内には自転車用パーキングも整備されていて、
自転車文化の水準が高いなと思いました



↑人も多くなりだいぶ都会らしくなってきました。
アートな国なのか、至る所にオブジェがあり楽しませてくれます



↑川を眺めていた女性を発見!
私「まぁ、元気出せよ



↑いつもここで新聞を読んでいる人を発見!
私「どれどれ、私にも見せて



↑栗を炒っているおばちゃんを発見!
私「あの~、一つください



↑疲れ切った巡礼者を発見!
私「うんうん、よく頑張ったねぇ



↑お仕事中の警官を発見!
私「ハイタ~ッチ!イエ~イ!



↑大きなご夫婦を発見!
私「こんなに大きくなっちゃってぇ



↑と、色々な人に会いながら進むと、
ブルゴスのカテドラルの先端が見えてきた



↑到着ですお疲れ様でした。
13世紀~16世紀にかけて作られたゴシック建築のカテドラル。
スペイン三大聖堂の一つで世界遺産にも登録されています。



↑裏から見たカテドラル。



↑正面入り口。見学の入り口はここではなくて南口から。



↑中はとにかく広くて大きい!
カテドラルの中にさらにいくつもの教会が入っている感じ。



↑ステンドグラスも彫刻も見事です。



↑回廊も素敵。タイムスリップした感覚に襲われます。



↑一通りカテドラルを見学したら、
サンタ・マリア門を見に行った。
16世紀に凱旋門として改築された門。
大きなレゴの世界にいるみたい(^^;)



↑この日はちょっとしたお祭りをやっていて、
民族衣装をまとった数か国のダンサーたちが町を練り歩いていた。



↑サン・ジャン通り。次回はここからスタートだ!
次回はいつ来られるかわからないけど、
その日を夢見て、最後の町に別れを告げました。
コンポステーラへのカミーノ(道)はまだまだ続く。
前へ進まないとたどり着けない。
後ろではなく、前へ、前へ
一歩一歩を大切に、楽しんで、感謝して、
これからの日々を過ごしていこうと改めて思った。



↑夜の12時近くだったけど、
ホテルの近くのバルで、無事に歩き終えたお祝いと、
一緒に素敵なカミーノ時間を共にした、
ラブリーなS子チャンとY子チャンに感謝の気持ちを込めて、
Salud!(乾杯!)
そして、Buen Camino

etapa8(番外編)へつづく…
コメント (2)
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