1917年、西部戦線において作戦指揮を執るエリンモア将軍は、
ドイツの巧妙な後退偽装を察知する。
前線のデヴォンシャー連隊がこの戦略に乗って総攻撃をかけると
多数の犠牲者がでるため、攻撃中止を伝える必要があったが、
断線により連絡手段はなかった。
将軍は二人の若い兵士を選び、伝令に立てる。
彼らの命がけの行軍が始まる、というあらすじ。
命令を受ける直前から、最後の場面までがワンカット風に撮られてます。
臨場感がすごい。
あと塹壕も。塹壕すごい長い。
調べたら700キロ以上掘ったらしい。
なな…ひゃ…?(白目)
様々な死因の死体が映りました。人間や他の動物。
あとネズミ。こんなにたくさんネズミの映る映画は珍しい。
ドラえもんと二階堂くんは見ないほうがよろしい。
英国俳優大集結です。
内容ばれ
これ「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」がモチーフにになっていて、
二人とも辿り着いた先でマッケンジー大佐に射殺されたらどうしようと思ってました…
違って良かった。
(あの不吉きわまりないマーク・ストロングさんの助言はなんだったのか)
まさかポッチャリくんがあんな事になるとは…。
大事な伝令をたった二人に、ろくな装備も与えずやらせるとか、
本気で前線を救う意思はあるの?と思ったけど、
ああいう伝令は一つの指示に対して複数派遣する、とあとで読んで納得しました。
エクーストの夜の、照明弾が次々と放たれ影が生き物のように動く光景は美しかった。
「地獄の黙示録」の川のシーンを思い出しました。
蛇足ながら言わせていただくと、
コリン・ファースさんとマークス・トロングさんの転生もの映画がまたひとつ増えた。