映画の豆

映画の感想をだらだらと。
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「モンスーン」

2022年01月17日 | 人情系

ベトナム戦争後に難民となり、イギリスに移住した男の子が
30年後に両親の遺灰を散骨すべく祖国を訪れる話。
ヘンリー・ゴールディング 主演。
余談ですが「GIジョー 漆黒のスネークアイズ」を見たばかりなので
「嵐影のプリンセスT三郎にあやまれ……」という気持ちがまだ少し残っています。
他の男と乳繰り合うとはどういうつもりだこのやろう。

ベトナムの風景をゆっくり見られる、ロードムービーのようでもあります。

内容ばれ

バイクのカオス、最初はこんな道路渡れない!ホテルから出られない!
ってなるんですけど数日後にはひょいひょい歩けるんですよね。

鳥瞰が多用されている。
あと、1階をうろうろしている主人公が次のシーンで2階にいるのも。
(あの廻廊型のマンション、雰囲気ありますね)

移動に疲れた。ふう…休憩…→ベトナムの風景→身の上話
が何回かループする。
他国に逃れた人と逃れられなかった人は、
同じ世代の血族であっても、もう別の国の人間なのだなと思った。
(お土産の浄水器のエピソードとか、絶妙ですね)
お母さんが英国を亡命先に選んだ理由の話とか好きです。

この監督は確実に食べ物に興味がないひとで、
おいしそうな食べ物が出てきて「おいしそうだ」ってセリフがあるのに
つつきまわして食べないし、ビールも一口飲んで放置されている。
あとビールを手に持っていて、少し移動してまたビールを注文して、でも飲まないってシーンがあって
私が代わりに飲んでやるからそのグラス4つ分寄こせよ!!!!!!!って思いました。



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