隕石に乗って飛来した宇宙生物に支配され、
聴覚の発達したエイリアンに捕食されないよう
音の出せなくなった世界を描くホラー第二弾。
長めの冒頭が、宇宙生物到来の瞬間、
まだ平和だった頃の話なので子供の野球の試合とかしている。
そこから徐々に恐怖のルールを学習していくところとか
大変良かった。
そして前作からの続きパート、
相変わらず音の出せないヒヤヒヤ感を楽しめました。
終盤までバレ
お前泳げなかったの!?まじ!?
面積狭いめの島国、セーフなのでは!?
あと相変わらず長女ちゃんの行く所、
流血とトラブルありなのだった…。
状況の根本解決も長女ちゃんがもたらすんだけど、
死と破壊の女神かよ…。
勝手に飛び出していった私の娘を命懸けで探しに行きなさいよ!!!!!
って言われる赤の他人のおじさん、かわいそうだったな。
あと長男くんはひとのおうちの中を勝手に探検するんじゃありません。
最近見た映画で、刺された夫とその犯人を目の前にした妻が
ピエエエエって赤ちゃんのように泣いているだけで「?」だったのですが、
この映画は、巨大な何かが数m先に降ってきたのを見た夫が
それが何かを視認も思考もせず、0.5秒で子供を引っ張って逆方向に猛ダッシュしたり、
車を運転中の妻が、まだ平凡な主婦だったにもかかわらず
エイリアンにハチャメチャにされる車道を走り抜け、
通常のスピードで逆走をやってのけるというハイスペックぶりを発揮し、
ストレスがなくてよかった。
瞬発力において我々はアメリカ人に永久に勝てないのではと思います。
他のおうちは子供さんが全員亡くなったりしてたので
やっぱり主役一家、凄腕のサバイバーだったんだよ。
興行成績が良いので、続編やスピンオフ企画があるみたいですね。