実写ロビンフッドを見るのもこれで3作目。(1991年版、2010年版)
レギュラーキャラクターの中でもマリアンとタック、
ウィル・スカーレット、リトル・ジョンは登場率高いですが
他はまちまちですね。
今回は時流なのか、アメコミ映画っぽさがあります。
特訓シーンとか、工作シーンとか。
ポリコレも意識されてて、ジョンがイスラム教徒設定です。
しかしながらキリスト教VSイスラム教という図式はふんわり回避されてて、
理はジョンのほうにあり、悪人たちはキリスト教の教えに背く守銭奴です。
特筆すべきはベン・メンデルソーンで、
私がSWでのベン・メンデルソーンはこういう役になるんだろうなと思ってた、
そういうベン・メンデルソーンがたくさん見られました。
みんなの夢のベン・メンデルソーンを煮詰めた、
スーパーベン・メンデルソーンタイム満載の、
「ベン・メンデルソーン ビギニング」というタイトルにしてもいい感じだった。
内容ばれ
なんせ少年の頃に年寄り連中から、若干ヤバいニュアンスの虐待を受けて、
精神がねじまがったサディストのベン・メンデルソーンがロングコートを翻し、
民衆を弾圧しつつ枢機卿には雌伏しているというやつですぞ。
仮想敵が攻めてくるから軍備が必要で、
税金をいっぱいとるぞー!!!っていう演説、とても輝いてました。
しかし全体の流れ、特に後半はやや推敲不足で、
特にフッドさんの元に一致団結して、徹底抗戦が始まってすぐ、
状況の悲惨さに過去の戦争体験がフラッシュバックして投降してしまうフッドさんの流れは
あきらかにおかしかった…。
ジョンの活躍シーンを入れたかったんだろうけど。
続編を意識した当て馬くんの扱い…。
というか当て馬くんがウィル・スカーレットだったのか…
最後まで全く気付かなかった。
あ、ちょっとだけ馬が負傷するシーンがあります。