昨日のことですが、突然、JCOMのオンデマンドやYoutubeが見れなくなったので、サポート情報をググってSTBやモデム、WIFIルーターのリセット、設定のIPアドレスの手動設定を試みました。ところが、直りませんでしたので、ケーブル線端子やUSB端子、LAN端子などの抜き差しを何度も試みました。が、すべて徒労に終わりました。
そこで、やむなく本日の9時にJCOMサポートセンターに電話をして、待つこと10分間。対応に出た技術サポートの係員は、「お宅様の機器の調査を遠隔操作で行った結果、700時間前からSTBの不具合が起こっています。それで、ひょっとしてSTBの故障かも知れないので、30分後にお宅にお伺いして、もし故障ならば無償交換いたします。」という迅速な答えが返ってきました。30分後の9時30分ちょうどに2人の修理担当者が到着。いろいろと検査をして頂いたのですが、原因は、わたしが差し替えたケーブル線にあるということでした。つまり、ケーブル線が双方向の通信に対応しておらない細いケーブルを昨日、STBに挿し替えていたのでオンデマンドが映らなかったということでした。でも、太いケーブル線で昨日は不具合があったので自分が細いケーブルに差し替えたのですが・・・。結局は、元の太いケーブルに戻してSTBに接続すると、オンデマンドが見れるようになりました。一件落着です。
これは、700時間前からSTBの通信状態に一部不具合があったという電話での技術担当者の答えとは違いますから、その点は釈然としませんが、これは深く追究しません。多分、ケーブル線の接続状態がよくなかったのでしょうか?あるいは、オンデマンドに700時間前以降は全然接続していなかったので、そういう回路に不具合が生じていたのでしょうか?その点は、よくわかりませんので、勝手なあて推量の域を超えません。
でも、そもそも、なぜ自分がケーブル線の差し替えを行ったのか?というと、実はYoutubeが、2か月ほど前からだんだん映らなくなってきていたからです。それで、もともと2年前のJCOMテレビの契約時に1本のケーブル線を3分岐してモデム、WIFIルーター、STBに挿していたものを一部変更してしまったのです。つまり、3分岐することによる電流不足が原因してYoutube が見れないのだろうと早合点して、STBに配線していた太いケーブルを別口の細いケーブルに差し替えたのです。これが、間違いの元だったのです。差し替えても故障が直らなかった時点で、また元通りに太いケーブルに戻していたらよかったのです。
あとで、よくよく聞いてみると、Youtubeは最近、コンテンツの高画質化と大容量化によるところの運営会社の大幅な仕様変更によって、従来タイプのパイオニア製のSTB=BD-V320Jでは対応し切れなくなっていて、低解像度以外のコンテンツは再生できなくなっているということでした。自分としては、そういうアナウンスをJCOMから聞いていなかったので、てっきりSTBの機械的な故障かな?と勘違いして細いケーブル線に差し替えたのが間違いのもとだったのです。JCOMの修理担当者によれば、Youtubeを正常に鑑賞するために、新しいSTBをいつでも交換できますが、そうすると、過去に撮りためたHDD内の放送録画が著作権の関係で従来のSTB以外では読み書きできない仕様になっているために、HDDを初期化しないといけない・・・と説明されました。
これでは困るので、結局、オンデマンドが視聴できるようになっただけで十分だし、Youtubeについては、他社のGoogleの仕様変更が原因で見れなくなったのが明らかだし、またパソコンやタブレットでも鑑賞できることから、JCOMさんを深く追求すべき問題では無いと判断しました。
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修理が終わってからの感想ですが、さすがJCOMさんは、一流のテレビ会社だなと思いました。迅速な調査と訪問修理、それに的確な故障原因の説明・・・感服いたしました。