趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバの長所と欠点

2014-09-21 20:51:50 | サーバー

昨日の続きです。

 無料ブログは、アクセス数を増やしてできるだけ多くの人々に読んでほしいという意図や目的が第一義的であるならば、積極的に利用すべきです。特にこのgooブログやso-netブログ、Livedoorブログに投稿するのは、抜きん出てアクセス確保に効果的でお奨めです。運営会社の方では広告収入が最大の目的のブログですから、積極的にアクセス数確保に全力を尽くすわけです。これに対して、有料サーバーの場合は、そんな面倒は見てくれません。自力でアクセス数確保のためのブログ村とかフォーラムに加盟することになろうかと思います。当然、多くの場合は、アクセス数を短期間に飛躍的に伸ばすことは、無料ブログ並には出来ないでしょう。ですから、もっとはっきり言えば、個人のWEBサイト運営では、無料ブログを利用した方が労せずして多数のアクセス数確保が可能であり、これが励みになるので、おそらくこれに味をしめてより広範な多くの人々がブログ趣味に没頭することでしょう。(笑)

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  反対に欠点ですが、そういう無料ブログの利点を最大限に生かしてアクセス数が増えたとしても、やはり総論としては、おおやけのWEBサイトには無料ブログのように時系列で記事が下へ長く長く続いていくような、トイレットペーパー形式のWEBサイトは、閲覧する側に立ってみれば、過去の記事がなかなか出てこないので、かなり不便なものです。また、一般的に無料ブログはファイルサイズの制限がきつくてせいぜい3MB未満でしょうからファイルの圧縮が必要です。また、jpegやgif、pingなどの画像しか受け付けないこともあります。そうすると、こういう圧縮や変換作業には専門のソフトウェアが必要です。それに、回線の混雑も起こりやすいですから、その場合はPCの性能にもよりますが、能力の低いPCだと最悪アップロードやダウンロード時にフリーズすることがあります。結果、アクセスしにくいWEBサイトだというレッテルを貼られて敬遠されかねません。おおやけのWEBサイトに望まれるサーバーは、そういう難点のある無料サーバーではなくて、容量が大きくてどんな種類のファイルも自由に快適に転送出来て、しかも無宣伝の最新版の有料サーバーだと思うのであります。

 ですから、無料サーバーでもって、無償ボランティアの方がWEBサイトを運営するようなことでは、実際は担当者が大変だと思うのです。たとえば、先ほど言ったように、Wordの文書ファイル容量の制限をクリアするためには文書保存時の自動圧縮が必要ですが、そういう機能はマイクロソフトOfficeの最新版を購入しないとできませんから、そのために無償ボランティアが高額の個人負担を背負うことになるかも知れないのです。具体に言うと、word2003しかもっていないボランティアの人が、某団体の事務局から容量1MBのword2010文書を受け取って、それを読み込んで再度編集しなおしてリッチテキスト形式で保存すると10MB程度に膨れ上がる場合があります。旧版のword2003では、そのままDOC形式で保存するとレイアウトが崩れるのでそれしか保存方法がないのですから仕方がありません。しかし、こんなに巨大なサイズでは、このあとどのように圧縮・変換しても無料サーバーにアップロード出来るサイズまで縮小できないので、結局、自動文書圧縮機能を装備したマイクロソフトOFFICE最新版を購入して、例えばword文書を1MB以内に圧縮保存して、それをPDF変換して、さらに別のソフトでJPEG変換する必要があるのです。そうしてやっと無料サーバーに転送できるサイズに収まるのです。変な話ですが、サーバー代金をケチッて無料サーバーを採用してしまうと、本来買わなくてもいいOfficeなどの高額商品を買わされるような羽目に陥るかもしれないのです。

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でもこういう人がいるでしょう。 

  最新版のサーバー環境を装備した容量無制限の素晴らしい無料サーバーが結構存在するんだ・・・と。

 こういうものは海外の無料サーバーに多く見受けられるのですが、目的は、どうやらそのほとんどが新しい有料サーバー会社立ち上げのための動作確認用の試験運転やシステム開発のための調査研究用の当座の用途であって、2~3ヶ月から1年以内に消滅する場合が多いようです。サーバー会社名もHosting societyなどと銘打って、そういうことを予感させる名前です。消滅してからしばらくすると、そのURLは、新しく設立したIT関連会社のURLになっている場合が多いです。

 日本でも、そういう豪華版の無料サーバーは存在しますが、いつまでもその質の高いサービスを維持している無料サーバーは少ないです。A社の場合は、一定の期間が過ぎれば当初はMYSQLデータベースが装備されていたのに仕様を変更して無しになったり、B社では、機能・性能は以前と変わりませんが、当初宣伝がテキスト文字だけで目立たなかったものがある日突然大きく目立つものになったり、C社では、スパマーの被害が解決するまでは・・・といってもう2年以上も新規登録を中止してアクセス速度も低下してきたりしています。無料だから仕方がないのですが、設立当初ははすばらしい性能の無料サーバーに見えていても、時間がたつとやがてこういう中途半端で使いにくいサーバーに変身してしまう例がほとんどです。ですから、こういうものを個人のサーバー運営の学習用や練習用に使うのはいいとしても、おおやけのWEBサイト用に使うのは不適当です。

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結論として、公共の利益のために多くの住民の皆さんに閲覧して戴こうとすれば、税金からの支出ですので贅沢はいけませんが、必要最低限度の品質をクリアする程度のサーバーを確保するように予算計上を怠らないようにすべきだと思うのです。

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無料サーバーは公的なHPにはお奨めしない

2014-09-20 01:04:26 | サーバー

 公的なHPの用途で無料サーバーを使うのはお奨めしないです。なぜならば、突然の廃止や停止があるからです。たとえば、A社のブログは今年6月30日に廃止になりました。B社のwordpressもいつか忘れましたが、昨年中に廃止になりました。C社のブログも今年5月ごろ廃止でした。新規登録が中止であるのは、D社,E社、F社、G社、そして、回線が不安定で繋がらないわけではないが、wordpressなどのデータベースを使うブログの読み込みにかなり時間がかかるのが海外ではH社、I社、J社、K社、L社、国内ではM社です。1ヶ月に1度もアクセスしなかったとか月間トラフィック量が規定量を越えたとかいう規約違反の通知がメールで送付されて一時停止処分を受けたのが、O社、P社、Q社、R社、接続契約そのものを連絡や予告なしに、なぜか理由がよく分からないのですが、一方的に破棄されたのがS社、T社、U社です。もっとも悲惨なのが、サイトごと突然消滅してしまったものが、V社、W社,X社、Y社です。こうみてくると、全部で25社に不具合が出ています。

 反対に、まともに稼動しているのが、このgooブログ、Googleのブロガー、wordpress.com、@pages、so-netブログ、ウェブリブログ、yahooブログ、シーサーブログ、LIVRDOORブログ、エキサイトブログ、忍者ブログ、ジオシティーズ、WEBCROW、FC2ブログ、XREA、Xdomainサーバーなどです。合計16社です。

上記のように、データとしては、私の過去4年間の個人的な経験の範囲でしかないのでデータ量が少なすぎて申し訳ないのですが、無料サーバーが実用に耐えると考えられるものは、上記の数字から導き出すと、おそらく全体の40%未満ではないでしょうか?この私の経験から推測される数字を妥当と見るか、そうでないと見るか、或いは多いと見るか少ないと見るかは読者諸賢のご判断にお任せするとしましょう。世界的な規模で膨大なデータを収集して分析しているわけではなくて、個人的な狭い範囲の任意のサンプリング抽出を行っているので、信憑性が限りなく低いといわれればそれまでですので、何も断言するものでは決してありません。いうまでもなく、これは、個人的なブログ記事なので、その点は限界なので、何かの参考の100分の1にでもなれば幸いです。

 ただし、無料サーバーにはかなり満足するものが存在していて、PCはもちろんタブレットやスマホ、ガラケーなどすべての端末に対応していて、多くの人々に是非奨めたいほど抜きん出て優秀なものは、少数だけれどもあることはある・・・ということだけは言えるでしょう。その反対に、PCではまともに正しく見やすく表示されていても、タブレット対応になっていない場合は、拡大すると宣伝のロゴも一緒に大きくなって、最悪画面の半分以上を覆ってしまい、とても使い物にならない場合もあります。何やかや、そういう諸々の条件を勘案すると、すべての端末でまともに使えてお奨めできる無料サーバーは、これまた勝手な粗い推定ですが、全体の20%未満・・・ということになりそうです。(この際20%という数字自体には、先ほども言ったように世界的な規模でスパコンで分析した結果ではないので、それほど意味がありません。)

  ともかく、20%もあるということならば、個人的なwebサイトには、その優秀な無料サーバーを経費節減の意味でぜひとも積極的に活用しない手はない・・・というように考えますが、・・・・しかし、おおやけのWEBページ用で実用に耐えられるのかどうか?となると、事情は一変します。

  言うまでも無く、無料サーバーは、スーパーマーケットの試食品、試供品の類であって、食べてみておいしければ、或いは使ってみてよければ料金を払って買ってくださいというものです。ですから、その場で食べるもので、賞味期限はその日限りですし、サーバーはいつ消滅されるかまったく予測が付かないものなのです。また、データーが全部消失しても、一言も文句がいえないものです。いわば完全にユーザーが無権利の状況に追い込まれたサーバーですから、たとえば某団体の広報担当の無償ボランティアA氏がこの無料サーバーを運営して何か被害が出た場合でも、運営会社は一切の責任を回避できますから、A氏個人の自己責任にされて仕舞うのです。つまり、A氏は、厚意で無償ボランティアでWEBページを運営しているのに、苦情処理を一手に引き受けて背負わなければならない苦境に立たされることがあり得るわけです。万一、こういう事態になってしまうと、これは、まったく理不尽で割に合わない仕事です。

 たとえば、自分の無料サイトがスパマーやハッカーの標的になっったり、踏み台にされたりした結果、月間トラフィックが規定以上に増加してサーバー運営会社に迷惑を掛けたとします。その場合は、無料ユーザーがサーバー管理を怠ったということで規約違反となりますから、強制的に登録解除される場合があります。本当はハッカーが悪いのにずいぶん理不尽な話に聞こえますが、実は、そういうような責任が無料ユーザーにはあるということを忘れてはなりません。 つまり、たとえばWordpressのコメントやトラックバックがスパマーに狙われないように、wordpress本体はもちろんのことプラグインも常に既に自己責任で最新版にアップデートしておかなければならないのですが、悲しいかな無料サーバーの場合はPHPのバージョンが古いサーバー環境の場合が往々にしてありますので、アップデートが不可能に近い状態なのです。ひどい話ですが、無料版はそれなりの低品質のサーバー環境でしかない場合が多いようです。まったく不可能ということはないでしょうが、古いバージョンの場合は、古いプラグインが必要なのです。現在はこの古いプラグインの入手が不可能に近いほど入手困難だったり、かなり過去の専門的な知識がネット上で得られなかったりして、今となってはかなり無理っぽい話なのです。

 幸いにして、その古いプラグインが手に入ったとしても、それに自分で改良の手を加えない限り、最近のスパマー対策が不十分になるのです。まあ、今のところは、わたしも、そういったスパマーには悩まされ続けておりますが、打つ手なしです。

有料版の場合は、Wordpressの最新版へのアップデートの通知が届いた場合は、いつでもだれでも簡単にアップデート出来る環境ですので、そういった問題はクリア出来るのです。

 

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複数の写真の貼り付けや文章の回り込みはホームページビルダーで

2014-09-17 19:01:10 | webコンテンツ
 

 昨日は、京都の南丹市美山町の民家集落をわが町の住民委員会の一員として見学しましたが、そういった視察旅行の写真などを複数枚このgooブログに掲示したい場合、そのまま貼り付けると、縦に10個の写真が連なって長過ぎて見難いでしょう。また、左の写真のように、1枚の写真の右側に文章を回りこんで表示したい場合、このブログのエディタ機能だけでは写真と文章の位置関係ががずれたり、ブラウザによって、たとえばIEでは正しく見えてもクロームではずれて見えるとかいった不具合が生じることがあります。

 そこで、その解決策のひとつとして、ホームページビルダーで表枠を横3ます×縦6ます分作成しておいて、このブログに貼り付けて、その空枠の中にあらかじめアップロードしておいた10枚の写真を貼り付けるような方法があります。

 ※左の写真は、市役所にて観光・町おこしの担当課長のお話を聞く住民委員会委員。

 

 駐車場は無料。かなり広くて白線がない

 植林された北山杉の前に民家集落が広がる

  ゆるやかな傾斜の道を登っていく
     
    村の中に入ると、ほとんどずべて茅葺の民家  庭が広くお花畑や植栽のあるのどかな田園風景  団体観光客がガイドの説明に耳を傾ける
     
 民家博物館を見学 丸い木製のお風呂発見!

 酪農盛ん 美山牛乳は京都市の小学校に出荷

アイスクリームやソフトクリームの販売も開始

 消火栓が64箇所設置済み

     

 以上のように、文字用にも一行分のマトリックス(表)を使いますので、整然としています。

ただし、まあ、こんな操作は普通のHTML文でホームページを制作するのと大差のない面倒さですから、個人的なWEBサイトでは本来のgooブログの手軽さや便利さとは相容れなませんので興味も起こらないし即却下でしょう。

 しかし、公式な、たとえば住民委員会のホームページを複数の広報委員で運営したい・・・というような使い方であれば、十分ありうることです。すなわち、ホームページビルダーの使い方についてまったく経験のない広報委員は、無体裁であっても一応は写真をそのままブログに複数貼り付けて、文章もべた打ちすればいいのです。それを、ホームページビルダーに精通した委員が手直しすればいいのです。ただし、たとえばこのgooブログの場合は、有料版で月々500円程度の出費は必要だと思います。でないと、バックアップが取れないからです。

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古いPCにはPS2マウスが適しているようで・・・

2014-09-17 06:58:56 | 機器について

 先日、マウスが故障してピーピーと異音を発していましたので交換しましたが、コンピュータの裏側の接点が壊れていたことが原因のようで、前のUSB端子からアダプターを介してこの旧式のPS2端子式のマウスを接続すれば、なんと・・・復活したのです。しかも、マウスのほうも接触が悪いので右側にセロテープを貼って修理をしていますから、今は正常に使えます。

 

 なぜここまでして故障したマウスを使い続けるのかというと、何も節約のための節約をしているのではないのです。私は、いまだにXPを使っていますが、それはもっぱら動画編集用でインターネットにはつないでいません。で、いつもはムービーメーカーで60MB程度の動画を編集して、これを内部ランでwindows8.1のPCに転送してからWIMAXでアップロードするのですが、XPのPCはメモリが500MB程度しかないせいか、USBマウスを使っていると固まったり動画の保存に失敗したりと・・要するに動画編集自体がほとんど無理なのです。昔のPS2マウスの方がムービーメーカーと心持ち相性がいいのです。XP版のムービーメーカーはもともとwindowsに付属する無料版ですから、不安定でも仕方がないのですが・・・。PS2マウスというものが現在は生産されておらないのですが、それを使い続けることによって、古いPCでの動画編集が無料版でも可能になっているようなのです。

 もちろん、新しいPC=windows8.1で動画編集をするとなると、こういった妥協の産物みたいなものではなくて、カメラも少なくとも10万円以上のちょっと高級なものや動画変換やエンコーディングに有料で高価なソフトウェアを買い揃えて、それなりのハイビジョン品質の動画作品を作りたいという願望が出てきます。しかし、今使っているXp用のFREEソフトはWIN8.1では動作しませんから、出費が半端ではなくなるのです。それで、現在はまだDVD画質のビデオカメラの動画をXPで編集している次第です。

 

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アンドロイド機器の便利さ

2014-09-14 00:09:16 | 機器について

 昨晩は、Androidタブレットでの映像音声端子(HDMI)をモニタテレビの端子に接続しました。すると、驚くほど解像度がよかったのです。おそらく横が1280×768程度ではなかったのか?とおもわれます。たいして優れた解像度でもないのですが、日ごろは小さな画面で見ているものですから、びっくりするというか新鮮さがあるのです。こんなことは、ipadではLightning - Digital AVアダプタ を購入しないことには、そのままでは出来ません。そういうHDMI端子が本体についていないからです。アアプターが5000円もしますから、やはり、金銭的にあまり余裕のない人はAndroud機器とテレビをHDMIケーブルで直接つないだほうがよさそうです。私は、ipad miniも所有していますが、これにLightning - Digital AVアダプタ を接続するような無駄な出費はご免です。

 

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