趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバーは有料と同等のWEbサイト運営が可能だが落とし穴に嵌らないように!

2014-09-27 19:17:59 | サーバー

 私は、標記について、自分の現在置かれた立場で標記について論述したいと思います。これは、お断りしておきますが、必ずしも一般的な話ではなくて、ごく小規模なWEBサイトの運営に関する話であることを前提に論を進めていきたいと思います。

  自分は、現在、公的な立場で4つのホームページの運営をアシスタントする立場でボランティア活動を行っております。ひとつは、公立幼稚園のWEBサイト(ザックのブログ)、二番目が公立小学校のPTA関連の外郭団体のWEBサイト(xドメインサーバ^ー)、三番目が人権協会のWEBサイト(ザックのブログ)、4番目が教育センターのWEBサイト(ザックのホームページ)です。いずれも、小規模なWEBサイトであり、掲示板や金銭の授受を伴う窓口は開いておりません。

 これらに共通しているのが、すべて無料サーバーで問題なく運営できているという点です。ですから、これらに共通する大きな優位点が何で、それよりも相対的に少ない難点というものが何かということを明らかにすることによって、無料サーバーを設置することのメリットがより鮮明に出てくると思います。

 ただ、より本格的で大規模な商取引がメインのWEBサイトを運営するとなると、そこは有料サーバーがどうしても必要だということは、かなりはっきりしていることで、今回は、そういうような筋立てではないことを、お断りして述べていきたいと存じます。

  無料サーバーの第一番目のメリットは無料だということであり、アクセス解析が充実していて、登録後すぐにアクセスされやすいので励みになるということです。しかもスマホやタブレットにも対応している点です。難点は、その裏返しで、無料ゆえに登録者が多くて混雑がひどいし、アクセスが多いのは宣伝のリンクが多いためであり目立ち過ぎるし、多機種対応はいいのですがそのために多くの機種からスパムコメントが非常に多く届く結果になっていることなどが挙げられます。

 第二番目のメリットは、自前で管理しなくても無料サーバー会社の監視が行き届いていて違反行為は厳しく取り締まってくれていることです。これは、反面、規制が多くて自由にアップロードできない面があり、総容量や一度に転送できるファイル容量が少ないし、ファイルの種類も少ないということです。

 第三番目のメリットは、無料のwebサイトはたいていの場合、いろんなソーシャルネットワーク、たとえばMixy,facebook、dropbox、Lineなどと簡単に連携が出来るようになっていて、これらを利用すれば、お友達といつも無料で連絡を取り合えて至極便利だということです。反面、個人情報が漏洩したり、ネット詐欺に遭ったり、ネット中毒や依存症になったりする危険性が高まるのは周知の事実ですから気をつけないといけません。

 第四番目のメリットは、良く言えばお試し程度に気軽に、悪く言えば無責任にWEBサイトを運営できることです。1ヶ月以上全然使っていなくて管理していない、或いは炎上するような原因を作ってしまった場合(著作権法違反、特定の個人・団体への非難中傷等)には、容赦なく会社から削除されるので、図らずも、その時点で結果的に不始末の全責任を回避できることです。反面、これはいうまでもなく無責任なWEBサイト運営を助長しますから、ネット上のエチケットに反しており道徳的な退廃につながりますので大きなデメリットでもあるわけです。有料サーバーの場合にも、もちろん上記のような規約がありますが、本名で住所・電話番号・クレジット番号まで登録していますから逃げ隠れが出来ず、すべて自己責任で謝罪や損害賠償を行わないと社会的責任がまっとうできない仕組みになっています。一方、無料サーバーを借りている場合は、そういった不始末が発覚したとしても、IDが名無しの権兵衛でパスワードがhogehogeですから、責任逃れが出来てしまうケースが多いでしょう。いくら善良な人間でも、こういったネット上の匿名性を利用しつづけると、ややもすれば落とし穴に嵌ってしまう危険性が無しとしないわけであります。」

コメント
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