私は、子どものころからクラシックファンです。ですから、趣味が嵩じて、就職してからは自分の給料の大半を充ててレコードプレーヤーやプリメインアンプ、グラフィックイコライザーアンプ、チューナー、テープデッキ、スピーカー、CDプレーヤーなどを買い揃えて、今のお金に換算すると100万円ぐらいは優に投資してきました。聴く音楽は、Beethovenとヨハンシュトラウスが主体でした。アナログレコードを演奏する場合は、MM型のカートリッジを7個~8個持っていましたから、取り替えるたびごとに違った音色が聞けました。これがCD音楽には無い楽しさでしたが、いちいち取り替える手間が大変でした。つまり、大きさや重さが全部違いますから、針圧を微妙に調整しないと駄目で、軽すぎると音とびが起こったり、重過ぎると音溝を傷めたりする原因になるのでいけません。それに、ハム音などの雑音を防止するために必ず接地しなければなりませんし、冬場は静電気に気をつけないと、帯電した手でアンプなどを触るとバチッと音が入るので、これも細心の注意が必要でした。また、子供が部屋でドンドンと飛び跳ねると、もう針が飛んで音楽が台無しになってしまいます。
そんなこんなで、アナログレコードで最高の音質を出すためには、お金が際限も無くかかりましたので、つくづくお金持ち向きだなと思いました。それに、取り扱いが非常に面倒で難しい代物ですから、活発で元気な子どものいる家庭では、専用のオーディオルームを確保しないことには、音とびしないで聞くのは容易ではないでしょう。ということは、広大な居住空間や敷地が要りますから、ごく普通の家庭である3DKの4畳半に一式オーディオ機器を置くのでは、寝る場所が確実に少なくなりますので、一般庶民にとっては非現実的な贅沢な趣味ということになるのかな?と思いました。
住宅環境は、やはり、最低でも4LDKの広さが確保されなくてはならないし、特にオーディオルームは6畳の間が必要です。
こう考えてくると、CDの方が非常に安価で狭い居住空間でも、そこそこのクリアーな音質で音とびもせず安定した演奏を続けてくれます。 つまり、CD音楽というものは、まさに一般庶民が音楽を趣味として楽しむための大きな味方というかアイテムなのです。
そんなこんなで、アナログレコードで最高の音質を出すためには、お金が際限も無くかかりましたので、つくづくお金持ち向きだなと思いました。それに、取り扱いが非常に面倒で難しい代物ですから、活発で元気な子どものいる家庭では、専用のオーディオルームを確保しないことには、音とびしないで聞くのは容易ではないでしょう。ということは、広大な居住空間や敷地が要りますから、ごく普通の家庭である3DKの4畳半に一式オーディオ機器を置くのでは、寝る場所が確実に少なくなりますので、一般庶民にとっては非現実的な贅沢な趣味ということになるのかな?と思いました。
住宅環境は、やはり、最低でも4LDKの広さが確保されなくてはならないし、特にオーディオルームは6畳の間が必要です。
こう考えてくると、CDの方が非常に安価で狭い居住空間でも、そこそこのクリアーな音質で音とびもせず安定した演奏を続けてくれます。 つまり、CD音楽というものは、まさに一般庶民が音楽を趣味として楽しむための大きな味方というかアイテムなのです。