趣味の電脳

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一体型PCのバックライトが消耗して色バランスが崩れたら?

2019-09-11 09:40:17 | 機器について

古くて使い物にならないPCを引き取りました

 知人より昨年末にジャンク品として譲り受けた9年ほど前の一体型PC(NECのVN77/C)は、経年変化でかなりバックライトが消耗して色バランスが完全に崩れていました。特に最適な「明るさ」や「ガンマ」の数値が初期値よりも大きくずれてしまっているようであり、初期値のままでは画面全体が真っ白で使いものにならないので明度を極端に下げた状態でした。一体型PCなので外付けのディスプレーは接続不可、その上日頃の更新作業やメンテができておらずトロイの木馬が侵入したり不要ファイルが累積したりして処理が重たくて非常に使い辛い状態だったので知人は修理か処分をしたかったのでしょうが、いずれにしても専門的な技術や手間や費用がかかることから自力解決は諦めて、PCに堪能な私にその処理を依頼したような形で引き取った次第であります。

消耗した液晶ディスプレーは色調整をマイナス方向に大幅に調整し直すと最適化できる

 まず、液晶画面の右下の物理的な明度調節の可変ロータリースイッチは最も明るい設定にしないとチラツキが酷いので最大にしました。この機種は、グラフィックプロパティが標準装備されており、ソフトウェア的に各設定項目の+-が調整できるので、バックライトが消耗した場合でも、以下のような数値の変更で何とか実用的な範囲内で使用が可能になっていることがわかりました。

明るさ 初期値0→調整後-24   コントラスト50→40  ガンマ10→0.7  色合い0→0    彩度0→-3 

 消耗したバックライトの最適な値をどのようにしてはじき出したのか?というと、下記のような自然風景の壁紙を無料サイトからダウンロードして、虹や遠方の雨雲、山々の微妙な色合いを出せるまで目視で時間をかけて調整したわけです。そうすると、試行錯誤の甲斐あって、完全じゃないですが何とか実用的な範囲まで色調整ができました。万々歳です。

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