或る教育関係の学習ボランティアの教育講習会の録画を私は任されておりましたが、下記のように320×240ピクセルの低画質で1時間30分ほど撮影しておりました。というのは、会場の電灯をすべて消してパワーポイントの説明を聞くような講演会のスタイルでしたから、これで十分だったのです。現在、この録画を編集してDVDビデオ形式にして主催者の某氏にお渡しする段取りになっておりますが、1枚のDVDにきちんと焼き付けてQVGA画質で1.5時間録画になっております。もし、これを、ハイビジョンの1920×1280ピクセルなんて緻密な解像度で撮っていたならば、なんとこの36倍の画質になる訳ですから、DVDで36枚組なんてことになっていたでしょう。(笑) でも、ほとんど消灯の場面でハイビジョン画質はまったく必要のないことですから、このように低画質でTPOをよく考えて録画したのが正解だったと思いました。
でも、そうは云っても、私はこの講演会を念のために別のビデオカメラで録画していました。こちらの方は1440×960ピクセルで2時間程度撮ってDVD画質に落として(1/4の画質に)、DVD2枚分に焼きましたが、いずれも4GBの容量は超えていたために、ファイナライズはできませんでした。で、これは当然、他の機器では再生できません。しかしながら、こちらの方は、分割して4枚組にしてからファイナライズするとか、そういうことは面倒なので、バックアップ用としてそのまま保存してあります。右下のDVD-Rは、QVGA画質の1.5時間記録のもので、外枠から1.5cmほど内側で終わっていますから余裕でファイナライズできます。まったくもって、これで十分です。
結論としては、自分だけの保存用は、1280×900または1440×960で撮っておいてファイナライズも何もしなくていいと思います。事務局用はQVGAでDVDビデオ形式でどのような機器でも読み込めるようにしておけばいいのではないかと思いました。