ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

Mozart 弦楽四重奏曲 No.4は芸大の室内楽課題曲

2014年11月08日 23時07分40秒 | 室内管弦楽団
11月29日(土)に行われる室内管弦楽団の定期演奏会へ向けて,ただいま練習中.
今回の定演は思いっきり人数不足.

Vaさんだけは,なぜか2名いる.
ほかのパートは一人づつ.
Vnは1stも2ndも1人づつ.
Vcやベースも1人づつ.
まいったね.

この編成でできる曲は弦楽四重奏曲くらい?
と言うわけで,ちょい不良ゴーシュの大好きなMozartのQuartetから第四番を選曲.

11月8日(土)に大久保先生にこの曲をみていただきました.
この曲は東京芸大の一年生の室内楽の課題曲であるらしい.
この曲を学生が弾いて,クラス分けをするとか.

一般的にはあまりメジャーな曲ではないと思うが,芸大出身の音楽家の間では,実はちょっとした有名曲だったわけデス.
そんなこと,全然知らなかった.

SimpleだけれもMozartらしい美しいメロディー.
特別に高度な技巧は必要ではないが,深い音楽性が要求される.
どれだけ深く音楽を理解しているかが問われる曲.
こういう曲を演奏会で取り上げる楽団も珍しい,と大久保先生が言っていました.

人前で聞かせるだけの音楽に仕上げなければ・・・.


学祭の次は・・・

2014年10月13日 22時48分54秒 | 室内管弦楽団
学園祭が終わったら,次はいよいよ定期演奏会.
今年は11月29日(土)に文教会館で行います.



定演では,Mozartの弦楽四重奏曲第4番を弦楽合奏で演奏.
カルテットはアンサンブルの原点.
小さな編成で最大の効果が出るように書かれている.

今年も部員の人数が少ないので,こういう曲がぴったりお似合い.
少年モーツアルトの作品ですが,いかにもモーツアルトらしい旋律がふんだんに出てきます.
本当にいい曲で,特に第二楽章はメランコリックでたまらんデス.

お楽しみに.

追伸:室管のOB,OGの皆様のエキストラ参加を随時お待ちしています.

きれいな花が咲きました@中夜祭・二胡の夕べ

2014年10月12日 14時07分38秒 | 室内管弦楽団
今年の学園祭の中夜祭のスペシャル企画.
留学生の陳辛子さんの「二胡の夕べ」.

陳さんは子供のころから二胡をはじめ,16歳の時に国家の二胡の最高級証明書を獲得.
その後も中国各地のコンテストに入賞し,積極的に演奏活動を行っている.



二胡の超絶技巧をライブで聴きました.
曲芸のような高度な演奏技術.
そして,感情の起伏が切ない弦の調べでうねるように表現されている.
中国大陸の生命の抑揚.
四千年の歴史の響きが,会場いっぱいに広がっていました.

幻想的な照明効果も抜群で,この世のものとは思えない美しさ.
ステージの袖で待機しながら,見とれてしまいました.



さて,「二胡の夕べ」のしめくくりは,二胡の名人と室管,ピアノの伴奏で学生有志による合唱.
東北復興支援ソングの「花は咲く」をみんなで歌う企画.
本番前の数日でバタバタとかけこみ練習してきた曲.
果たして,練習の成果が発揮できるのか?

室管部員はステージ慣れしているので,本番でも力量をある程度発揮できる.
でも,学生有志による臨時合唱団は,練習の成果をどれだけ発揮できるのか,まったくの未知数.
正直言って,始まる前はちょっと不安.
なるようにしかならないと,清水の舞台から飛び降りるような気持ちで本番の演奏が始まりました.

イントロに続いて臨時合唱団が歌いだす.

むむむ?

いい意味で期待に反して,意外といいかも.
全然ビビっていない.
声がバッチリ出ている.
リズムも音程もそろっているし,元気いっぱいで堂々と歌い上げている.
これ,とってもいい.

みんな,やるときはやるなぁ~!
素晴らしいぃぃぃ~!
きれいな花が見事に咲きました.

留学生と日本人学生の気持ちが歌でつながった夜.
会場に散りばめられたキャンドルライトの明かりは,若者たちの明るい未来への無限の可能性を照らしているように思えました.




ジブリの衣装で演奏会@室管の学園祭ミニコンサート

2014年10月11日 23時40分24秒 | 室内管弦楽団
10月11日(土)は北陸大学の学園祭.
太陽丘キャンパスは模擬店などが並び,とても賑やか.



室内管弦楽団の今年の企画は「ジブリの衣装で演奏会」.
キキら千尋やらアリエッティやら宮崎監督やら・・・・.





なかでも,千と千尋の神隠しの顔なしは傑作.



この姿でコントラバス弾いていた.
あんたは偉い!



みんなジブリになりきって演奏.
音楽もいいけれど,コスプレを楽しんで演奏している.
こんな姿を見ているだけでも笑えてしまう.

曲目紹介もジブリの登場人物になりきって解説していた.
楽器紹介などは,ちょっとしたコント.
最高でした.



プログラム

1.アラジン,ホールニューワールド
2.主よ,人の望みのよろこびを
3.メモリー
4.パッヘルベルのカノン
5.水上の音楽より
















あなはさく

2014年10月09日 23時47分40秒 | 室内管弦楽団
学園祭の「二胡の夕べ」で歌う「花は咲く」の合唱練習.
昨日はコミュニティーハウスのカフェで練習.
2回目の練習の今日は,本番で使うステージで響き方の確認を含めて音出し.

屋外の照明がなぜか使えず.
スタジオの水銀灯からこぼれた光を頼りに,楽譜に首っ引き.

めったに歌を歌わないちょい不良ゴーシュも,チェロをわきに置いて,久々に声を出してみた.
秋の夜の静かで冷たい空気の中で声を出すのは,なかなか気持ちがいい.
室内とは全然違う感覚.



特別編成の学園祭合唱団は,最初は虫のようなか細い声.
普段,あまり歌を歌っていないので,ステージで声を出すのが恥ずかしい?
だったら,本番も暗いほうが,合唱団の顔が見えなくていいかも.
顔が見えても見えなくても,照れくさいのはかわらんかぁ~?



外で歌うと,音が拡散するので,母音は響くけれど子音は響かない.
この曲の聞かせどころは,こう聞こえるらしい.

♪あな~は あ~なは あなが咲く♪

おもしろすぎ!

ハヒフヘホの子音の練習をしっかり,と石井先生に言われた.
また,歌を歌う前には歌詞をしっかりと読み込む,ということも教わる.

いずれも,言葉を声にする合唱ならではの指導ポイント.
弦楽器奏者には新鮮でした.

あとは本番を残すのみ.
頑張りましょう.