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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バロンドール、最終候補3人が発表される

2012-12-05 00:02:14 | 日記
 今年のバロンドール最終候補の3選手は、いずれもリーガから選出されました。

 メッシにイニエスタ、そしてロナウドになりますが、以前お話したように僕はアンドレア・ピルロにも受賞の可能性
があると思っていたのですが。

 数年前までは

 「イニエスタはその実力を正当に評価されていない。」

 と語られていましたが、ピルロも彼と同様なのかもしれません。

 視野の広さと性格な技術、勿論警告を受けないクリーンなプレイでありながら、ミランとユヴェントスで優勝を経験
した持ち主であるピルロ。

 彼自身は受賞にはそれほど興味がない様子ですが。

 この3選手がいずれにしても受賞するわけですが、この受賞は

 「罵声と批判という土台の上に成り立っている代物」

 だと思います。

 彼らはいずれも称賛される実力の持ち主であり、メッシは以前のように代表で活躍できない姿が陰を潜め、イニエス
タもスペイン代表として欧州選手権で優勝しています。

 しかし、いかに二人が名手だとしても、批判から逃れることは出来ません。

 またレアルのファンは当然リーガ制覇の原動力となったロナウドを推すでしょうし、逆に彼もその尊大な態度を批判
されながら生きています。

 選手にとって称賛と罵声は表裏一体であり、サッカーに限らず名手はその対象となってきました。

 マイケル・ジョーダンやアイルトン・セナですら、常に世論が味方だったわけではありませんし、マラドーナにしても
同様ですね。

 大リーグの投手として活躍したジム・アボットは、引退試合のスピーチで

 「称賛と批判をありがとう。」

 と述べたはずですが、サッカー選手も彼の気持ちが痛いほどわかるはずです。

 特にロナウドはこの言葉の重みを痛感しているはずです。
 
コメント
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