沢山の杉の木が伐採され、視野が広がり、切株が香を放っ
ている。昨日までしていたチェーンソーの音がしなくなり、
見れば「皮はがさるる杉丸太」である。樹ではなく、木材と
なった杉は、手際よく皮を剥がれ、つるつるの白い木肌との
色のコントラストが美しいが、そこにもの淋しさを感じた作
者。「秋深し」の心理的な季語が良く効いています。(H)
ている。昨日までしていたチェーンソーの音がしなくなり、
見れば「皮はがさるる杉丸太」である。樹ではなく、木材と
なった杉は、手際よく皮を剥がれ、つるつるの白い木肌との
色のコントラストが美しいが、そこにもの淋しさを感じた作
者。「秋深し」の心理的な季語が良く効いています。(H)