滝吟行句会5月の山形県立博物館での吟行句である。この
土偶の姿を見て唄を歌っている姿と表現したことが面白い。
土偶の形体の口、お尻、胸、目鼻、背中等の体を詠んだ句は
多かったが、一歩進めて土偶の活動状態まで詠んだ句に新鮮
さとユーモラスな面も感じる。
国内で縄文の土器で国宝に指定されているのは、函館市の
中空土偶、八戸市の合掌土偶、茅野市の縄文のビーナス、そ
れにこの山形県舟形町の縄文の女神の4体だけであるが、こ
の女神は現代アート作品かと思うほど、素人の私から見ても
異質に感じられる。我々は国宝と言うレッテルが貼られて初
めてその価値を認めることになるが、国宝と判定するまでの
関係者の識見と判断能力には頭が下がる思いだ。(梅森 翔)
土偶の姿を見て唄を歌っている姿と表現したことが面白い。
土偶の形体の口、お尻、胸、目鼻、背中等の体を詠んだ句は
多かったが、一歩進めて土偶の活動状態まで詠んだ句に新鮮
さとユーモラスな面も感じる。
国内で縄文の土器で国宝に指定されているのは、函館市の
中空土偶、八戸市の合掌土偶、茅野市の縄文のビーナス、そ
れにこの山形県舟形町の縄文の女神の4体だけであるが、こ
の女神は現代アート作品かと思うほど、素人の私から見ても
異質に感じられる。我々は国宝と言うレッテルが貼られて初
めてその価値を認めることになるが、国宝と判定するまでの
関係者の識見と判断能力には頭が下がる思いだ。(梅森 翔)